【お酒】4.純米 賀茂鶴 300ml

賀茂鶴酒造株式会社ト アルコール分/14度以上15度未満 現在両名/米(国産)・米こうじ(国産米) 精米歩合/65% 日本酒度/+4 (以上、ラベルより転記) ラベルに「◎常温 ◎冷やして」とありましたので、冷蔵庫で冷やしてからいただきました。 アルコールの刺激はほとんどありません。 酸味も感じません。 かすかな吟醸香と、生貯蔵酒のようなフレッシュな味がします。 暑いときにはおいしいお酒だと思います。 料理との相性については、先日いただいた普通酒(上等酒)のほうがよいと思います。 ところで、このお酒のラベルにかかれた社名の後には、“ト”と書かれていました。 これはいったい何を指しているのでしょうか。 製造工場か、あるいは桶売元を示す記号でしょうか。 (2013/12/7) この部分を訂正削除します。 詳細はコメント欄をご覧ください。

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木曽福島の冷やし中華

木曽福島へ行きました。 木曽福島は、かつて中山道福島宿のあったところです。 今でも長野県木曽郡木曽町の中心地で、中央本線の特急が停車する木曽福島駅があります。 (街中を流れる木曽川) 木曽福島にあるスーパー「イオン木曽福島店」を物色すると、お目当ての地酒コーナーがありました。 木曽福島駅の周辺には、「七笑」の七笑酒造株式会社と、「中乗さん」の株式会社中善酒造店との2つの蔵元があります。 地酒コーナーには、この2社の製品がたくさん並んでおりました。 (写真では七笑が絶対多数のようですが、中乗さんの製品もけっこうありました。写真がまずくてスミマセン…)。 きっと、木曽の酒が地元の人たちに愛されているからこそ、地元スーパーでこれだけ地酒コーナーが充実しているのではないかと思います。 私は、旅行や仕事で地方へ出かけたときには、必ずその場所のスーパーの酒コーナーを物色することにしています。 そうすると、その地域の地酒や、その地酒がその地域で支持されている度合いなどがわかります。 そこで、数種類のカップ酒を購入します。 カップ酒は、普通酒や定番酒を詰めてあることが一般的です。それを飲んでおいしければ、その蔵元の、もっと上位のお酒の味も期待できるのではないかと思っています。 かつてカップ酒の楽しみ方を紹介してくれた本(※)を読んでから、カップ酒にはまってしまいました。 昼時だったので、おなかがすいて来ました。 いまや、入るのに一時間以上待たな…

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大甚本店訪問記

名古屋の名店「大甚本店」へ行ってきました。 開店時刻と言われている午後4時に入りましたが、中はすでにほぼ満員で、みなさん盛り上がっていました。 いったい、何時から入れるのでしょうか。 入口に一番近い席に座らせていただきました。 今日まで何度も拭かれてよい風合いを見せている一枚板の卓が、この店の歴史を物語っているように思いました。 このあと食事の予定があったので、お酒と、おつまみは枝豆だけをいただきました(合計660円也)。 お酒は、賀茂鶴を一合。名古屋の夏は暑いので、常温でいただきました。 とてもおいしいお酒でした。 一口いただくと、お酒の甘みとうまみが口いっぱいに広がりました。 うまみたっぷりなのですが、上品かつまろやかなうまみで、くどさはありません。 アルコールの香りや刺激は、ほとんど感じません。 樽酒なので木香がありますが、ほんのり香る程度の、ちょうどいい感じでした。これは良質の甲付樽を使っているからでしょうか。 賀茂鶴について私は、普通酒のカップ酒を飲んだことをこのブログに書いております。 それもおいしかったのですが、大甚本店のお酒は、それとはまったくちがう、上品でまろやかな味でした。 やはり「特別本醸造 超特撰 特等」であるからなのでしょうか。 大甚本店では、賀茂鶴のほかに、「菊正宗 特選」を扱っていらっしゃいました。 「菊正宗 特選」も、とてもおいしいお酒ですから、今度行ったときには飲み比べてみたいと思います。 また、おつまみも…

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【お酒】3.七笑 カップ

七笑酒造株式会社 180ml アルコール分:15度 原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール (以上、カップ記載より) 長野県木曽郡木曽町の中心地、木曽福島にある蔵元のお酒です。 地元のスーパーを物色して購入しました。 酸味はあまり感じられません。 わずかな甘みがありますが、アルコールの味のほうが強く感じます。 やや辛めのお酒だと思いました。 七笑の紙カップには、180mlのものと200mlのものがありました 200mlのほうは、アルコール度数が14度でした。 原材料表記は同じでしたので、おそらく、加水割合の差ではないかと思います。 なお、七笑の直営店には、グラスに入ったカップ酒もありましたが、これは購入していません。 七笑酒造直営店

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【お酒】2.賀茂鶴 上等酒 カップ酒

広島県東広島市、酒の町で有名な西条にある蔵元のお酒です。 今日も猛暑で、夜になってもまだ暑いのですが、エアコンをつけてビールで体を冷やしたあとで、ぬる燗でいただくことにいたします。 口に含むと、まず先にアルコールの香りを感じます。 うまみはほどほど、酸味はうっすらの、中口のお味です。 甘みはあまり感じません。 料理の味をひきたたせてくれます。 食中酒としていただくのがよいと思います。 「上等酒」というお酒は、賀茂鶴では普通酒の範疇に含まれているようです(賀茂鶴websiteより)。 近所のスーパーでは248円でした。 しかし、隣に置いてあった「賀茂鶴 純米酒」のカップ酒は218円でした。 普通酒のほうが純米酒よりも高いのはなぜでしょうか。 アルコール度数が、上等酒は15度以上16度以下であるのに対して、純米酒は14度以上15度以下とのこと。 酒税額の違いも値段の差に影響しているのかもしれません。 賀茂鶴といえば、酒場めぐりで有名なある方が絶賛されている酒場「大甚本店」(名古屋市中区)で供されるお酒です。 もっとも、大甚本店の賀茂鶴は、特別本醸造超特撰特等という、かなり上のランクのもののようです(賀茂鶴websiteより)。

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ウマノスズクサとジャコウアゲハ、そしてアゲハモドキの不思議な関係

ウマノスズクサの若葉 ある日、黒いアゲハチョウが飛んでいるのを見た。 クロアゲハか?、あるいはカラスアゲハか?。 そのアゲハチョウは、ツツジの木に絡まっていたつる草にとまった。 そのつる草をよく見ると、葉の裏に、チョウが産んだと思われる卵がついていた。 何日かして、そのつる草に芋虫がついているのに気づいた。 その芋虫は鳥の糞のような色をしていた。 つる草は、葉だけでなく茎まで芋虫に食べられて、日ごとに小さくなっていった。 芋虫は、鳥の糞のような色のまま、どんどん大きくなっていった。 何かおかしい気がする。 子どもの頃住んでいたところに、カラタチの木があった。その木には、アゲハチョウの幼虫がたくさんついていた。そうだ、クロアゲハやカラスアゲハは、カラタチやサンショウなど、柑橘系の植物を好むのではなかったか?。 このつる草は、はたして柑橘系なのか。 それに、たしかアゲハチョウの幼虫は、最初は鳥のフンのような色をしているが、成長するにつれて脱皮し、緑色になるのではなかったか。 このことについて、ネットで検索して調べてみた結果、以下のことがわかった。 “このチョウは、ジャコウアゲハというらしい。つまり、クロアゲハでもカラスアゲハでもない。” “ジャコウアゲハは、ウマノスズクサ(上記写真)というつる植物に卵を産み、幼虫はそれを食べて成長する。” “ジャコウアゲハの幼虫は、鳥の糞のような色のまま成長する。” さらに、もっと興味深いこ…

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【お酒】1.木戸泉 醍醐 特別純米酒

原材料 米・米こうじ(国産米100%使用) 精米歩合60% アルコール分16.5% (以上、ラベルより転記) 千葉県の外房、いすみ市大原にある蔵元のお酒です。 今日は猛暑で、夜もまだ暑いので、ひやでいただきます。 とても濃厚で、お酒本来のうまみと、ヨーグルトを思わせるような酸味とがしっかりしています。 おそらく酸味は、乳酸由来のものだと思います。 醍醐とは昔のチーズのようなものであると記憶しておりますが、もしかしてこの乳酸由来の酸味の強さを醍醐に例えて付けた名称なのでしょうか。 酸味と同時に、舌に軽くピリピリと刺激を感じました。 アルコール度数が若干高めの16.5%だからでしょうか。 吟醸香のするすっきりした酒とは対極的な味です。 まさに、濃醇辛口のお酒でした。 このお酒は「高温山廃仕込み」で造ってあり、「高温(55℃)で酒母を仕込む」とのこと(ラベルより転記)。 「生酛系酒母の仕込みは通常、6~8℃という低温で行われ」るようで、これは「有用乳酸菌は7℃前後の低温でも生えるのに対して、悪玉乳酸菌は10℃以上でないと生えない」からとのことらしいようです。(※1)。 高温で仕込むことで、乳酸菌の活動が活発になって、乳酸をたくさん出して酵母の増殖を促進させるので、低温で仕込んだ酒よりも濃厚な味になるのでしょうか。 しかし、一方で、悪玉乳酸菌や他の雑菌が増殖しやすい環境を作ることになるので、きっと難しいのだろうと思います。 木戸泉の酒は…

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ブログ開設の辞

ブログをはじめるにあたって、開設の辞を述べたいと思います。 といっても、これを書いている時点では、読者の方はまだゼロだと思います。 そこで、この開設の辞では、今後、私がブログを書くにあたって立ち返るべき初心や、守るべき方針・ルールを記します。 今後、迷ったときには、再度この開設の辞を読んで、考え直したいと思います。 なぜ、ブログをはじめようと思ったのか(初心) しょっちゅうではありませんが、仕事で文章を書くことがあります。 不特定多数に対する原稿ではなく、特定の個人に対して、こちらの思いを伝える手紙です。 その手紙を書くとき、私は、いつも、以下のようなことを考えます。 「どう書けば、相手に“正確に”伝わるか。」 「相手は何を知りたがっているだろうか。」 「自分が相手の立場だったら、この文章から書き手の真意を読み取れるだろうか。」 ブログを書くことで、こういったことを考えながら文章を書く訓練になるのではないかと思いました。 また、私は、仕事でも、プライベートでも、ごく限られた人としか交流がありません。 ですから、ブログを書くことで、より多くの人とつながるきっかけができればよいと思っています。 このブログの方針・ルール このブログでは、以下のことを守ります。 1.ブログの内容は、感想を主とする。情報の提供は、感想を述べる上で必要最小限とする 情報は、私なんかよりはるかに詳しい人たちがたくさんいて、Web上で披露してくださっていま…

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