【お酒】761.沖正宗 オキカップ

浜田株式会社 山形県米沢市窪田町藤泉943-1 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール・糖類(・酸味料?) アルコール分15.0度以上16.0度未満 180ml詰 (以上、ラベルより転記) もういいじゃないですか! ってのは、沖正宗じゃなくて沖雅也、 じゃなくて、日景忠男でした。 (ていうか、むしろそのマネをするビートたけしのイメージじゃねえか?) このお酒ですが、フタには糖類と共に、酸味料が添加されている旨が表示されています。 しかし、ラベルを見ると、そこには酸味料の文字がありません。 いったい、どちらが正しいのでしょうか。 これはもしかして、酸味料添加の有無を自分の舌で利きわけてみよ!という、蔵元さんの飲み手に対する挑戦なのではないでしょうか! (そんなわけねぇだろ!) だったら、利きわけてやろうじゃありませんか! 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ちょっとはっきりしていますね。 うまみはやや淡めですが、はっきりしています。 クドさはないものの、苦みがややはっきりしています。 酸味はややひかえめです。 スーッとした感じが少しあるとともに、すっぱさをわずかに感じます。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはやっぱりはっきりしています。 ですが、それほど甘ったるくはないですね。 糖添酒にありがちなとろみのような舌触りは、ちょ…

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【お酒】760.東豊国 カップ

豊国酒造合資会社 福島県石川郡古殿町大字竹貫字竹貫114 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール・糖類・酸味料 アルコール分 15.0度以上16.0度未満 180ml詰 (以上、フタより転記) 古殿町の豊国酒造さんのお酒は、かつて東豊国の純米酒(「ふくしま美酒めぐり」180ml飲みくらべシリーズ)をいただいております。 今日いただくこのお酒は、普通酒のカップ酒です。 残念ながらこのお酒は、糖類酸味料添加の三増酒でした。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ちょっと着いているのがわかる程度でした。 うまみはやや濃いめです。 でも、これは醸された味とはちょっとちがうと思います。 苦みや雑味はないですね。 酸味はややひかえめです。 すっぱさちょっと、スーッとしたさわやかさがちょっとです。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはやっぱりはっきりしています。 とろみのような舌触りをちょっと感じます。 やや濃淳で甘口のお酒でした。 ま、三増酒ですからね。

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【お酒】759.辛口特別純米酒 天鷹スパークリング生 300ml

天鷹酒造株式会社 栃木県大田原市蛭畑2166 原材料名 米(国産)米こうじ(国産米) 精米歩合60% アルコール分16度 300ml詰 (以上、ラベルより転記) 先日、福島県中通り南部で酒集めをした帰りに、宇都宮へ立ち寄って入手したお酒です。 天鷹酒造さんのお酒は、かつて青松天鷹のカップ酒と、辛口純米酒瑞穂の郷、そして普通酒の旨辛天鷹をいただいております。 今日いただくこのお酒は、辛口スパークリングと銘打たれた特別純米酒の生酒です。 発泡性のお酒って、甘かったり、アルコール度数が低かったりするものが多いですね。 しかし、今日いただくこのお酒は辛口と銘打たれておりますし、アルコール度数も16度と一般的な清酒と変わりません。 瓶の底には、オリが少しあるみたいです。 早速いただいてみたいところですが、ラベルには、噴き出すぞと脅かす文言が多用されています。 それに、キャップを見ると、ちょっと盛り上がっているのがわかります。 こりゃ気をつけて開けないと、ひどい目にあいそうです。 キャップをちょっとひねると、シュワっと噴き出しそうな勢いでしたぞ!。 開ける/閉めるを3回繰り返して、ようやく落ち着いてきました。 開けてー閉めてー、開けてー閉めてー、開けてー閉めたら、入れなーい! バカなことを言うのはこのくらいにして、そろそろいただいてみたいと思います。 生酒ですし、スパークリン…

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【お酒】758.四季桜 特別本醸造 生の酒 冬のかおり 300ml

宇都宮酒造株式会社 栃木県宇都宮市柳田町248 アルコール分16度以上17度未満 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール 精米歩合60% 300ml (以上、フタより転記) 宇都宮酒造さんのお酒は、かつて四季桜の特別本醸造黄ぶなと、四季桜の純米生貯蔵酒とをいただいております。 今日いただくこのお酒は、特別本醸造の生酒です。 特別本醸造の意味についてはこちらを、そして生酒についてはこちらを、それぞれご参照下さい。 瓶には、なにやら能書きが書いてありますよ。 持味のそこなわれぬうちに飲めと書いてありますので、さっさといただいてみたいと思います。 生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ほとんどわからないくらいです。 たしかに生酒らしいフレッシュな風味がありますが、それほど強くありません。 それに、フルーティな香りをわずかに感じます。 うまみは淡めですが、淡いなりにしっかりしています。 これはお米のうまみそのものでしょう。 それに、苦みや雑味は全くありません。 酸味はややひかえめです。 おだやかで角のないすっぱさをちょっと感じる程度です。 刺激やピリピリ感は全くありません。 甘みはややはっきりしています。 さらっとした甘みが少しあって、お酒の味にコクを添えています。 全体的におだやかな味わいの、淡麗旨口のおいしいお酒でした。 香りや生…

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【お酒】757.雪雀 上撰 カップ

雪雀酒造株式会社 愛媛県松山市柳原123 原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール アルコール分15.0度以上16.0度未満 180ml詰 (以上、フタより転記) カップには道後温泉の本館らしき建物が印刷されていますが、蔵元さんがあるのは旧北条市(平成17年に松山市と合併)の市域のようです。 かつては雀正宗の酒銘を用いていたようですが、「初代と親交の深かった首相犬養毅が「雪は豊年の瑞兆、酒のきよらかさにも通じる」とアドバイスをしたこと」(※1)によって雪雀と改銘したのだとか。 ということは、今日いただくこのお酒もきよらかな味わいのお酒なのでしょうか。 それを確かめるべく、さっそくいただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ちょっとわかる程度でした。 うまみはしっかりしてはいるものの、淡いというか薄い感じがします。 醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみとともに、熟成感と香ばしさとがあるようですが、かなり淡いですね。 それに、ほんのわずかですが、苦みもあるみたいです。 酸味はややはっきりしています。 スーッとさわやかな酸味を感じます。 それに、ほんのかすかにピリッとするようです。 甘みもややはっきりでしょうか。 さらっとした甘みを少し感じます。 しっかりしているものの淡めの味わいの、淡麗旨薄口のお酒でした。 これは完全に私の予想ですが、…

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【お酒】756.金陵 マイルドカップ

西野金陵株式会社T 香川県仲多度郡琴平町623 アルコール分14.0度以上15.0度未満 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール・糖類・酸味料 180ml (以上、カップの印刷事項より転記) 西野金陵さんのお酒は、かつて本醸造の金陵ハンディグラスと、普通酒の金陵超辛口カップとをいただいております。 今日いただくこのお酒は普通酒ですが、残念ながら糖類酸味料フル添加の三増酒でした。 さっさといただいてみたいと思います。 今日もぬる燗でいただきますが、この容器のままレンジで燗をするなと書いてありますので、別の器に移してから燗にいたします。 お酒の色は、ほぼ無色でした。 ほんの少しですが、アルコールの香りを感じました。 うまみは淡めです。 酒臭さはなくて、むしろやわらかいうまみをほんのりと感じます。 苦みや雑味はまったくありません。 酸味はややはっきりしています。 やや鋭さのあるすっぱさを少し感じます。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはあるものの、意外にもそれほど強くはありません。 それに、糖添三増酒にありがちなとろみのような舌触りもほとんど感じません。 やわらかいうまみに、酸味が味を引き締める、淡麗やや甘口のお酒でした。 糖添三増酒にしては、甘みがおだやかなほうでしょう。 それに酸味料のクドさも感じませんでした。 もしかして、糖類や酸味料の添加量が比較的少ない…

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【お酒】755.杉勇(すぎいさみ) 本醸造 出羽きらり 300ml

合資会社杉勇蕨岡酒造場 山形県飽海郡遊佐町上蕨岡字御備田47の1 アルコール分 15度以上16度未満 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール 精米歩合65% 300ml詰 (以上、ラベルより転記) 杉勇蕨岡酒造場さんのお酒は、かつて杉勇の普通酒カップ酒と、杉勇の純米酒 出羽の里とをいただいております。 今日いただくこのお酒は、本醸造です。 純米酒よりも、精米歩合がやや高めですね。 ところで、このお酒のラベルには、“出羽きらり”と表記されています。 純米酒をいただいた際には“出羽の里”と書かれていましたが、それはどうやら使用されている酒米の名称のようでした。 ということは、“出羽きらり”というのもお米の名称なのでしょうか? ところが、手元の文献をいくつか当たっても、出羽きらりというお米に関する記述は全く出てきませんでした。 そこで、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構の作物研究所が開設している“イネ品種・特性データベース”の検索システムで、品種名検索を使って出羽きらりを検索してみたところ、 出羽きらりはもともと“山形100号”という名称で育成されてきたお米であることがわかりました。 この山形100号について紹介した文献によれば「2010年に山形県の奨励品種(認定品種)に採用され」(※1)た比較的新しい品種なのだとか。 新しい酒米であることから、私の手元にある文献には紹介されていなかったのですね…

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【お酒】754.鳩正宗 青ラベル カップ

鳩正宗株式会社 青森県十和田市大字三本木字稲吉176ノ2 アルコール分 15度 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール・糖類 200ml詰 (以上、ラベルより転記) 鳩正宗さんのお酒は、かつて大吟醸の八甲田おろしカップと、糖添三増酒の八甲田カップとをいただいております。 残念ながら、今日いただくこのお酒も八甲田カップと同じ糖添三増酒でした。 糖類三増酒の意味については、かつてこちらでまとめております。 糖添ですのでいささか気が重いものの、せっかく入手したお酒ですのでいただいてみたいと思います。 (イヤなら飲まなきゃいいじゃないか!) 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、おいしそうな感じなんですけれどね。 ああ、やっぱり甘いわ。 アルコール発酵しきれなかった残存糖類の影響でしょうか、甘みがはっきりしています。 それに、糖添酒にありがちなとろみのような舌触りも少し感じます。 うまみはやや濃いめ、いや、そうでもないかな。 (どっちなんだよ!) うまみとともに、苦みがはっきりしています。 酸味はややひかえめです。 すっぱさとともに、スーッとした感じが少しありました。 苦甘口のお酒でした。 以上です、編集長!。

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【お酒】753.上喜元 特別純米酒 180ml

酒田酒造株式会社 山形県酒田市日吉町2-3-25 アルコール分/15度 原材料名/米(国産)・米麹(国産米) 精米歩合/55% 容量/180ml (以上、ラベルより転記) 先日いただいた山形正宗の純米酒とともに、東京駅のエキナカにある“はせがわ酒店”さん(東京駅グランスタ店)にて入手したお酒です。 酒田酒造さんの上喜元は、かつて普通酒のカップ酒と、“要冷蔵”の純米吟醸酒カップ酒とをいただいております。 今日いただくこのお酒は、精米歩合55%の特別純米酒です。 いささかくどいようではありますが、特別純米酒の意味についてはこちらをご参照下さい。 特別純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ほぼ無色でした。 ほんの少しですが、吟醸香のようなフルーティな香りを感じます。 うまみは濃くはないですが、しっかりしています。 お米のうまみを感じますが、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみもわかります。 それに、ほんのわずかですが、熟成感もあるみたいです。 それでいてキレがよく、スッと引いていきます。 刺激やピリピリ感はありません。 酸味はややはっきりしています。 おだやかで深みのある酸味です。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはひかえめで、かなり弱めです。 ほのかな香りに、キレのよいうまみと深みのある酸味との、旨辛口のおいしいお酒でした。 キレがよくて甘みがひかえ…

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福島県中通り南部での酒集め

冬の青春18きっぷシーズンがやってまいりました。 今回は、これを使って、福島県中通りの南側で酒集めをしてみました。 (福島県は、太平洋側を浜通り、猪苗代湖より西の新潟県側を会津、そしてそれらに挟まれた真ん中を中通りと、3つの地域に区分されます。) まずはこちら。 日本一有名なトリオが駅前に鎮座まします水戸駅から。 水戸駅では、エキナカでこの2つを入手。 菊盛は、かつて純米樽酒をいただいております。 水戸駅からは、水郡線に乗りました。 水郡線は、久慈川沿いをさかのぼって福島県の郡山駅を目指しています。 茨城県内の駅はすっ飛ばして、最初に降りたのは磐城塙駅。 駅舎には、塙町の図書館とコミュニティセンター、それになぜか、お笑いマンガ道場でおなじみの富永一朗のギャラリーが入っていましたよ。 塙町の街中を歩いていると、こんな建物がありました。 代官所の跡なのだとか。 このお方が、お代官様のようです。 なんとなくではありますが、神田隆か菅貫太郎かに似ているような気がするのは私だけでしょうか。 目抜き通り沿いには、こんな鳥居がありました。 ちょっと進んでみると、参道が水郡線の線路と交差しており、4種踏切(警報機なし、遮断機なし)が設置されておりました。 踏切の先には、さらに参道が続いていました。 しかし、行けども行…

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