【お酒】838.十旭日(じゅうじあさひ) 上撰 カップ
旭日酒造有限会社
島根県出雲市今市町662
アルコール分15.0度以上16.0度未満
原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール
180ml詰
(以上、カップに貼られたシールとフタとより転記)
島根県で酒集めをした際に仕入れてきたものから、最初にこのお酒を選びました。
このお酒の酒銘は、矢筈十字に旭日と書いて、“じゅうじあさひ”と読むそうです。
これについて、蔵元さんのWebsiteではその由来が詳しく紹介されておりました(“十旭日について”のページをご覧下さい)。
簡単に紹介すると、明治40年に皇太子の侍従長から旭日の名をもらい、また七代目が能勢の妙見山を信仰していたことから、その紋章である矢筈十字を旭日に付けたのだとか。
また旭日酒造さんは、近年では「平成25年(2013)より出雲大社の御神酒「八千矛(やちほこ)」」を造っている」そうです(※1)。
その旭日酒造さんの酒造りについて、手元にあった文献には以下のような記述がありました。
「旭日酒造の醸す八百五十石の酒の八割五分は、地元で消費される。それらはアルコールで増量している普通酒だ。純米酒は僅か数本の仕込みを行うだけ。地元では高い酒は売れないと言う。その僅かな量の純米酒が熟成に向くいい造りをしている。これだけの酒質のものなら、もっと仕込み本数を増やしてほしいのだが、現在はこれで手一杯という。」(※2)
10年以上も前に書かれた文献ですので、現在も普通酒の…