【お酒】966.雪鶴 お燗純米酒 180ml

田原酒造株式会社 新潟県糸魚川市押上1-1-25 アルコール分14度以上15度未満 原材料名/米(新潟県産)、米こうじ(新潟県産米) 精米歩合65% 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 田原酒造さんのお酒は、かつて雪鶴の純米吟醸カップをいただいております。 今日いただくこのお酒は、“お燗純米酒”と銘打たれた純米酒です。 このお酒は、先週末に新潟県の中越地方にて酒集めをした際に入手したものです。 手元には他地域で入手したお酒の在庫がありますが、その中でもこれが最も製造年月が古いお酒だったことから、さっそくいただくことにした次第です。 アルコール分が14-15度と、ちょっと低めに設定されているようです。 加水量が多めなのでしょうか? “お燗純米酒”と銘打たれた純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少し茶色がかっているようです。 うまみは濃くはないですが、しっかりしています。 醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを感じますが、クドさはないみたいです。 それに、軽い苦みを少し感じます。 キレはそれほどでもないみたいです。 酸味ははっきりしています。 強くはないものの、すっぱさが鋭いですね。 さわやかさも少しあるみたいです。 ほんのわずかにピリッと感じるかもしれません。 甘みはややひかえめです。 ゼロではないですが、かすかに感じるくらいです。 すっぱ旨や…

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【お酒】965.白笹鼓(しらささつづみ) ササカップ

製造者 有限会社金井酒造店 神奈川県秦野市堀山下182-1 原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類 アルコール分 15.0度以上16.0度未満 180ml詰 (以上、フタに貼られたラベルより転記) このお酒ですが、残念ながら、糖類添加の三増酒でした。 ただし、酸味料は添加されていないみたいです。 特に披露できるようなネタもないことですので、さっそくいただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ちょっと着いていることがわかる程度でした。 アルコールの香りが強めです。 それとともに、ラムネのような香りがかすかにあるみたいです。 うまみは淡めです。 かなり淡く、うまみらしきものはほとんど感じません。 ですが、苦みはけっこうはっきりしています。 それに、香ばしさもちょっとあるみたいです。 酸味はひかえめです。 かすかに感じる程度です。 甘みはややはっきりしています。 糖添三増酒にありがちなとろみのような舌触りはありますが、べとついた感じはしないみたいです。 アルコール香と苦みとを感じる、淡麗苦やや甘口のお酒でした。 醸造アルコールの添加量が多めのように感じました。 以上です、編集長!

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新潟県中越地方内陸部での酒集め

これは私の手元にある夏の青春18きっぷですが、あと二回分残っております。 今回はこれを使って、新潟県の中越地方の内陸部で酒集めをしてみました。 中越地方は、このブログの草創期から最近まで、越後湯沢と十日町とへ青春18きっぷのシーズン毎に足を運んで酒集めをしておりました。 今回は、それらよりも北側の街を攻めてみることにしましたよ。 まずは、上野駅から。 5:43発、高崎線の普通電車高崎行に乗りました。 あーあ。 群馬県内に入ったとたん、雨が降ってきやがった! 川なんか、濁っちゃったりなんかしちゃったりして。 上越線の群馬県と新潟県との県境付近って、夏は大雨が降ったりして、それに冬は大雪の影響で、電車が遅れたり止まってしまったりするすることが少なからずあるように思います。 かつて私は、夏の快速マリンブルーくじらなみ号の上りが大雨で大幅に遅延して帰宅が真夜中になってしまったり、あるいは冬の快速シーハイル上越号が行きの下りはなんとかたどりついたものの、帰りの上りが大雪で運休してしまったり(スキー客のための電車が雪で運休するのですよ!)したことがありました。 (それはオマエのおこないが悪いせいじゃないのか!) 今回も、なーんかいやな予感がしておりましたよ、この時は。 上野駅から2時間弱乗って、高崎駅で上越線の普通電車水上行に乗り換え。 おなじみの115系でした。 でも今後、211系リニューアル車の投入が進むことでしょうから…

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【お酒】964.若戎 忍者 純米酒 辛口 カップ

若戎酒造株式会社 三重県伊賀市阿保1317 原材料名/米(国産)米こうじ(国産米) 精米歩合/60% アルコール分/15度 内容量/180ml (以上、ラベルより転記) 若戎酒造さんのお酒は、かつて吟醸酒のわかえびすカップと、純米吟醸酒の義左衛門アルミ缶とをいただいております。 今日いただくこのお酒は、伊賀の蔵元さんだからでしょうか、“忍者”と銘打たれた純米酒です。 純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少しはっきりしておりました。 うまみはやや濃いめで、しっかりしています。 これは醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみがかなりしっかりしていますね。 軽い苦みもほんのわずかにあるみたいですが、気にはなりません。 それでいてキレがとてもよく、うまみが口の中でパッと広がってスッと引いていくような感じです。 酸味はけっこうはっきりしています。 すっぱさが強めで、しかも鋭さを感じます。 これが耳の下辺りを軽く突いてくるようです。 でも、ピリピリ感はありません。 甘みはややはっきりしています。 べとつかない、さらっとした甘みです。 でも、甘みはすっぱさの裏に隠れているようです。 醸し出された酒臭い(←あくまでもほめ言葉です)うまみと鋭い酸味との、やや濃醇ですっぱ口のおいしいお酒でした。 酸味が少し気になるものの、この豊かな酒臭い(←くどいようですが、ほめ言葉です)うまみは、私…

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【お酒】963.関西 カップ

片山酒造株式会社 福井県越前市余田町51-18 アルコール分 15度以上16度未満 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール 内容量180ml (以上、ラベルより転記) 片山酒造さんのお酒は、かつて関西の本醸造ひやおろしカップをいただいております。 今日いただくこのお酒は、普通酒のカップ酒です。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、わずかに茶色がかっておりました。 一口含むと、アルコールの香りが花へ抜けていくのがわかります。 うまみはやや淡めです。 うまみよりも、香ばしさと苦みとのほうがはっきりしているようです。 苦みは強くはないものの、鋭さを感じます。 酸味はややはっきりしています。 これも強くはないものの、少し角のあるすっぱさのようです。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはややはっきりしています。 べとつかない、さらっとした甘みをちょっとだけ感じます。 やや淡麗で苦やや甘口のお酒でした。 軽めだがしっかりしている味わいでした。 それに、アルコールの香りが少し気になりました。 これはあくまでも私の予想ですが、しっかり造ってアル添の量を多めに設定しているのでしょうか?

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【お酒】962.平勇(ひらいさみ) カップ

渡辺酒造株式会社 愛知県愛西市草平町道下83番地 原材料名 米・米麹・醸造アルコール アルコール分 15度以上16度未満 容量 180ミリリットル (以上、ラベルより転記) (米の産地表示なし) 愛知県愛西市ってどこだよ! オレはかつて愛知県に住んでいたことがあったけれども、そんな市は知らんぞ! って思ったのですが、どうやら佐屋町や佐織町などが合併してできた市のようでした。 その名のとおり愛知県の西側で、三重県との県境に位置しておりましたよ。 このお酒は、“平勇”と書いて、“ひらいさみ”と読むのだとか。 これについて、ラベルには、伝説の力士の名をいただいた旨の以下のような説明がありました。 なお、このお酒のラベルは、書家がプロデュースして制作されたのたとか。 私が知らないだけかもしれませんが、デザインではなくて“プロデュース”って、いったいどんなことをなさったのでしょうね? お酒を世に広めるためにラベルのデザインを工夫することは、これは大いにありかと思います。 かの有名なワンカップ大関も、若者に受け容れてもらうことを狙って、青地にアルファベット文字のラベルを考案したのだとか。 しかし、いくらラベルを工夫しても、中身がおいしくなければまったく意味がありません。 中身もラベルに負けないくらい、さぞやおいしいお酒であろうと予想しつつ、そろそろいただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬ…

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【お酒】961.諏訪娘 上撰 カップ

諏訪酒造株式会社 鳥取県八頭郡智頭町大字智頭451 原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール アルコール分:15度 180ml詰 (以上、カップの印刷事項より転記) 鳥取県の蔵元さんなのになぜ諏訪を名乗っているのかと不思議に思ったのですが、文献ではこのことを以下のように紹介しておりました。 「諏訪酒造の名の由来になったのが、町内宮前に鎮座する諏訪神社。祭神は建御名方神と木花咲耶姫命。諏訪神社といえば、長野の諏訪神社の「御柱祭」が勇壮な祭りとして有名だが、当地の諏訪神社も、七年に一度、四月の第一酉の日に「四柱祭」が行われる。本殿の四隅にある杉の柱を建て替える神事で、全国でも「御柱祭」を行うのは、長野とここだけ。当日は見物人でにぎわう。」(※1) 私は全く知らなかったのですが、鳥取県の智頭にも諏訪神社があって、長野のそれに次ぐ(匹敵する?)ほどの由緒正しき格式なのですね。 今日は、そんな由緒正しき諏訪神社の名をいただくこの上撰普通酒をいただきます。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少しわかる程度でした。 うまみは濃くはないですが、しっかりしています。 醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを感じます。 苦みもあって、軽めですがけっこうはっきりしています。 酸味はややはっきりしています。 鋭くはないものの、ずっしりと来るようなすっぱさを感じます。 刺激やピリピリ…

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【お酒】960.冨玲(フレー) 原酒 180ml

梅津酒造(有) 鳥取県東伯郡北栄町大谷1350 アルコール分 20度 原材料名 米(鳥取県産)、米麹(鳥取県産米) 内容量180ml (以上、ラベルより転記) (精米歩合の表示なし) 梅津酒造さんのお酒は、かつて冨玲(フレー)の純米酒カップをいただいております。 今日いただくこのお酒ですが、醸造アルコールが添加されている旨の表示がないのみならず、精米歩合も表示されておりません。 もちろんこのお酒には“純米酒”である旨は表示されておりません。 (というのも、純米酒の特定名称を名乗るためには精米歩合を表示しなければならないからです。(※1)) これは私の予想ですが、このお酒は純米造りではあるものの、何らかの理由(使用している米が三等米以下のものであるとか、あるいは麹米の使用量が白米全体の15%以下であるとか(※2))によって純米酒の特定名称を名乗ることができないのではないでしょうか? 一方で、このお酒は原酒です。 しかも、醸造アルコールが添加されていないにもかかわらず、アルコール度数が20度とかなり高めです。 これはもしかして、アルコール発酵を途中で意図的に止めることなく、限界まで進めた結果でしょうか? もしそうであれば、糖分がほどんどなくて、かなりの辛口に仕上がっていると思います。 いろいろと予想をするのはこのくらいにして、そろそろいただいてみたいと思います。 おそらく普通酒でしょうが、原酒ですので、まずは冷蔵…

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【お酒】959.ほまれ麒麟 別撰辛口 300ml

下越酒造株式会社 新潟県東蒲原郡阿賀町津川3644番地 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール アルコール分15度以上16度未満 300ml詰 (以上、ラベルより転記) このお酒は、麒麟山の伝統辛口とともに、蔵元さんの地元である新潟県阿賀町の津川で入手しました。 このお酒ですが、実はかつて一度カップ酒でいただいております。 同じ中身の普通酒ですが、久しぶりにいただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、無色でした。 うまみは淡めですが、淡いなりにしっかりしています。 お米のうまみが、濃くはないものの舌をピンと突いてきます。 苦みや雑味はありません。 酸味はややはっきりしています。 軽めのすっぱさですが、鋭さがあってこれも舌を突いてきます。 かすかにピリッと感じますが、ほとんど気にはなりません。 甘みはややひかえめですが、ゼロではありません。 わずかにあって、コクを添えているようです。 淡めのうまみと軽い酸味との、淡麗旨やや辛口のおいしいお酒でした。 淡めで軽快な口当たりですが、物足りなさはありませんね。 それに、軽いけれども鋭さのある酸味が魚の臭みや油っぽさなんかをさっと流して、かつ料理の味を引き立ててくれそうです。 これは完全に食中酒でしょう。

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【お酒】958.純米吟醸酒 四万十川 180ml

菊水酒造株式会社 高知県安芸市本町四丁目6-25 アルコール分 14.0度以上15.0度未満 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米) 精米歩合 60% 内容量180ml (以上、ラベルより転記) 今日は、小田急線渋沢駅(神奈川県秦野市)に併設されたスーパーで入手した、高知県産の純米吟醸酒をいただきます。 純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ほぼ無色でした。 吟醸香はちょっとだけありますね。 フルーティーな風味を感じます。 うまみは淡めです。 お米のうまみが口の中でパッと広がって、すぐにスッと引きます。 吟醸酒にありがちな苦みも少しあるみたいです。 酸味はややひかえめです。 すっぱさをわずかに感じる程度です。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはひかえめです。 ほとんど感じないくらいです。 軽い口当たりの、淡麗辛口のお酒でした。 純米で、しかも吟醸造りのお酒ですが、軽いので食事と合わせやすいと思います。 一方で、純米らしさはそれほど感じませんでした。

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