【お酒】1043.王紋カップ

市島酒造株式会社 新潟県新発田市諏訪町3丁目1-17 アルコール度 15度 原材料名 米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール 容量180ml詰 (以上、ラベルより転記) “AUMONT”と書いて、オウモン(王紋)って読むんだってさ。 これってフランス語?、それともドイツ語?。 それにこういうデザインって、何て言うんでしたっけ? ロココ調?、それともビクトリア調?。 よくはわからないのですが、“欧米か!”って言いたくなりますね。 (欧かもしれないが、米ではないだろ。) それもそのはず。 文献によると「 市島酒造の王紋ブランドは、四代目が欧州留学のときに王室の紋章に魅せられて名付けたもの。」(※1)なんだってさ。 ということは、味わいも欧風なのでしょうか? (そんなわけないだろ!) くだらないことを言うのはこのくらいにして、そろそろいただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ほぼ透明でした。 うまみは淡めです。 かなり淡いですね。 醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをほんのかすかに感じる程度です。 苦みがちょっとだけあるみたいですが、淡い味わいのせいか少し目立ちます。 酸味はややひかえめです。 すっぱさが弱めではあるものの、ちょっと鋭いみたいです。 それに、かすかにピリッと感じます。 甘みはややはっきりしています。 さらっとした甘み…

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【お酒】1042.一本義 上撰 本醸造 カップ

株式会社一本義久保本店 福井県勝山市沢町一丁目3番1号 原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール アルコール分15.0度以上16.0度未満 精米歩合 68% 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 昨日いただいた一本義の金印カップ(普通酒)に引きつづき、今日も一本義久保本店さんのお酒をいただきます。 今日いただくこのお酒は、上撰の小印が付けられた本醸造です。 本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、金印よりもちょっとだけはっきりしているようでした。 うまみはやや淡めです。 一応ですが、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを感じますね。 それに、軽い苦みがすこしあるみたいです。 酸味はややはっきりしています。 すっぱさがやや強めで、しかも鋭さをちょっと感じます。 それにちょっとだけピリッときますね。 甘みはややひかえめです。 かなり弱めですがその存在はわかります。 やや淡麗でちょいすっぱやや辛口のお酒でした。 金印(普通酒)に味わいは似ていますが、本醸造のほうがうまみがはっきりしていて、薄さを感じません。 また甘みは強くはないものの、コクに影響していることがわかりました。 これは私の予想ですが、金印(普通酒)とのちがいは、単に醸造アルコールの添加量の差だけではないかと思いました。 本醸造のほうがアル添量が少ないことから、うまみがややはっきりしていた…

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【お酒】1041.一本義 金印 カップ

株式会社一本義久保本店 福井県勝山市沢町一丁目3番1号 原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール アルコール分15.0度以上16.0度未満 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 「 一本義とは「最高の真理、優れた悟りと智慧を究めた境地の意」の禅語に由来する。「一」にはじまり、原点であり、本流を貫く造りと品質への精神を追求する言葉でもある。」(※1)というお酒です。 私はまだ、福井県では敦賀駅の周辺でしか酒集めをしたことがありません。 しかしその際に、立ち寄ったスーパーやコンビニでこの一本義を見なかったところはないくらい、このお酒に頻繁に出会うことができました。 かといって、この蔵元さんがある勝山市は福井県の北東部、石川県との県境に近い場所であって、南西部に位置する敦賀市とは決して近くはないみたいですね。 ということは、もしかしたらこのお酒は、福井県内の他所でも広く普及しているのでしょうか? そんな敦賀市内で頻繁に見かけたこのお酒をいただきます。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ほぼ無色でした。 うまみは淡めです。 醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみをかすかに感じます。 軽い苦みもかすかにあるみたいですが、ほとんどわからないくらいです。 酸味はややはっきりしています。 すっぱさは強くはないですが、鋭さがありますね。 それに、ちょっとピリッと感じ…

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【お酒】1040.森泉 特別純米原酒 300ml

森民酒造店 森民典 宮城県大崎市岩出山字上川原町15番地 アルコール分17.0度以上18.0度未満 原材料名/米・米こうじ 精米歩合60% 300ml詰 (以上、ラベルより転記) (米の産地表示なし) 昨日いただいた森泉の特別本醸造に引き続き、今日も森民酒造店さんのお酒をいただきます。 今日いただくこのお酒は、アル添なし、加水なしの特別純米原酒です。 特別純米酒についてはこちらを、そして原酒についてはこちらをご参照下さい。 アル添あり加水ありの特別本醸造でさえけっこうすっぱかったわけですから、このお酒はよりいっそうすっぱいのではないかと、容易に予想することができますよね。 それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。 特別純米酒ですし、原酒ですので、冷や(常温)でいただきます。 お酒の色は、特別本醸造と同じく、かすかに茶色がかっているようでした。 特別本醸造とちがって、こちらは香りはないみたいです。 香りを引き出していたのは、やはりアル添だったのでしょうか? ああ、やっぱりすっぱいね。 すっぱさが強めで鋭さを感じますが、特別本醸造よりも酸味自体に深みがあるみたいです。 刺激やピリピリ感はありません。 うまみはやや濃いめです。 これは米のうまみかな? 苦みや雑味はないですが、キレはそれほどでもないみたいです。 甘みはややはっきりしています。 べとつかないさらっとした甘みを少し感…

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【お酒】1039.森泉 特別本醸造 300ml

森民酒造店 森民典 宮城県大崎市岩出山字上川原町15番地 アルコール分15度 原材料名/米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール 精米歩合60% 内容量300ml (以上、ラベルより転記) 宮城県大崎市岩出山、陸羽東線の有備館駅近くに蔵を構える森民酒造店さんは、仙台市内で“森乃菊川”を造る森民酒造本家さんから明治の頃に分家なさった蔵元さんなのだとか。 このことについて、文献に以下のような記述がありました。 「 森民酒造店は、明治時代に仙台市中心部にある森民酒造本家が分工場として大崎市岩出山に建てた蔵。当時は本工場・分工場合わせて、東北地方で一、二の生産量を誇ったという。」(※1) そんな森民酒造店さんですが、今では地元向けのお酒造りに徹していらっしゃるそうです。 「 「森泉」は伊達家ゆかりの城下町、大崎市岩出山の地酒。生産量は年に100石(18kl)ほどという、ごく小さな蔵だ。蔵の主人である森民典(もり みんてん)さんが一人で造っており、そのほとんどが地元で消費されている。」(※2) ネタも尽きたところで、そろそろいただいてみたいと思います。 これまでの私の経験からして、特別本醸造には香りがあって冷やに向いているものが少なからずありましたので、今日は冷や(常温)でいただきます。 写真では判りにくいかもしれませんが、お酒の色はかすかに茶色がかっておりました。 やっぱり、かすかではありますが、吟…

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【お酒】1038.冨玲 180ml

梅津酒造有限会社 鳥取県東伯郡北栄町大谷1350 原材料名 米(日本産)こうじ(日本産米) アルコール分15度以上16度未満 内容量180ml (以上、ラベルより転記) 梅津酒造さんのお酒は、かつて冨玲の純米酒カップと、冨玲の原酒一合瓶とをいただいております。 今日いただくこのお酒ですが、ラベルには純米酒の表示がないのみならず、精米歩合や醸造アルコールが添加されている旨の表示もありません。 たとえ純米酒の基準に合致しているお酒であっても、純米酒の特定名称を名乗るかどうかはあくまでも任意です(※1)。 一方、たとえ醸造アルコールを添加していないお酒であっても、他の基準(精米歩合や使用する米の等級、麹の使用割合など)を満たさないことによって純米酒を名乗ることができない場合もあります。 細かいことをいちいち指摘するのはこのくらいにして、そろそろいただいてみたいと思います。 今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、けっこうはっきりしておりました。 あれ? なんかアルコール香がしっかりしているようですよ。 うまみはやや濃いめで、しっかりしています。 醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみとともに、熟成感を少し感じます。 それでいて、苦みや雑味はありません。 それにキレがよく、スッと引いていきます。 酸味はややはっきりしています。 すっぱさは強くはないですが、やや鋭さを感じます。 またさわやかさもちょっとだ…

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【お酒】1037.ふじの井 純米吟醸 めぞん一刻 ビギナーズパック

ふじの井酒造株式会社 新潟県新発田市藤塚浜1335番地 アルコール分15度 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米) 精米歩合60% 180ml詰 (以上、ラベルより転記) ふじの井酒造さんのお酒は、かつてふじの井の本醸造らんま1/2カップをいただいております。 今日いただくこのお酒は、同じく漫画家の高橋留美子さんがラベルをデザインした、純米吟醸酒です。 “めぞん一刻”は、“らんま1/2”と同様に、高橋さんの作品の名前ですね。 ということは、このラベルのキャラクターは、その主人公であるアパート“一刻館”の管理人さん(音無響子)でしょうね、 このお酒ですが、“ビギナーズパック”という名で販売されておりました。 容量が一合ですし、ラベルが親しみやすいもので、それにおちょこもついているので、比較的手を出しやすそうですね。 これは私の予想ですが、この商品には、普段日本のお酒を飲まない人でもにも試しに飲んでもらいたいという蔵元さんの願いが込められているのかもしれません。 そのおちょこには、“PIYO PIYO”のデザインが施されておりました。 これはおそらく、管理人さんが着けていたエプロンにデザインされていた絵柄ですね。 そろそろいただいてみたいと思います。 純米吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ほぼ無色でした。 吟醸香はかすかで、ほとんど感じ…

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【お酒】1036.澤正宗 吟醸生酒 300ml

古澤酒造株式会社 山形県寒河江市丸内3-5-7 原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール 精米歩合60% アルコール分14度 国産米100%使用 300ml詰 (以上、ラベルより転記) 古澤酒造さんのお酒は、かつて澤正宗の純米カップと、普通酒の澤正宗ヤングカップとをいただいております。 今日いただくこのお酒は、吟醸酒の生酒です。 吟醸酒ですし、生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、あれ? けっこう茶色がかっていますね。 なんじゃこりゃ! 一口含むと、香ばしさというか、古い木の香りのような風味が口の中に広がりますね。 それにちょっとですが、バニラのような風味もありますね。 それらが後味が悪く、口の中でかなりしつこく残ります。 一方でお米のうまみも、それに吟醸香やフレッシュな風味も全く感じません。 酸味はないものの、甘みはけっこうはっきりしています。 その甘みが、お酒の風味のしつこさを助長促進しているように感じます。 吟醸酒なのにこんな味わいのお酒ってあるのかと不思議に思い、ラベルを確認したところ、驚愕の事実を発見してしまいました。 購入した際に、10月製造分であることにばかり気をとられてしまい、2015年の表示を完全に見落としておりました。 すなわち私は、1年も前に造られた生酒を、今年の10月に造られた新鮮なものだろうと思い込んで買ってしまったのです。 しかもその…

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【お酒】1035.秀峰アルプス正宗 純米大吟醸 180ml

合名会社亀田屋酒造店 長野県松本市島立2748 原材料名●米、米こうじ アルコール分●15% 精米歩合●49% 長野県産美山錦全量使用 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 亀田屋酒造店さんのお酒は、これまでに秀峰アルプス正宗の純米カップと、同じく秀峰アルプス正宗の普通酒カップとをいただいております。 今日いただくこのお酒は、純米大吟醸です。 このお酒ですが、長野県産の美山錦を全量しているのだとか。 美山錦についてはかつてこちらで簡単に触れておりますが、「なめらかでさっぱりとキレのよい酒質」(※1)になるとのこと。 果たしてこのお酒も、そういう味わいなのでしょうか? 純米大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。 吟醸香ありますね。 フルーティーな香りを感じますが、それほどしつこくはないですね。 うまみはやや淡めですが、淡いなりにしっかりしています。 お米のうまみそのものでしょう。 うまみが舌の上で広がりますが、後味はさっぱりしています。 また、苦みや雑味はまったくありません。 酸味はややはっきりしています。 すっぱさは少しはっきりしていますが、すっぱさに角はないみたいです。 さわやかさも少しあるみたいです。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはややはっきりしています。 さらっとしたべとつかない甘みですが、しっかりした…

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岡山県での酒集め

今回は、岡山県内で酒集めをしてみましたよ。 まずは、人生初利用のバスタ新宿から。 広くて、しかも明るいね。 ルミナス号に乗りましたよ。 カーテン開けっぴろげのまま発車。 前面展望し放題でした。 高速に乗っかると、すぐ渋滞。 大橋ジャンクションを過ぎた辺りから、だんだんと流れて行きました。 無音で放映されている栗山千明の整形ドラマが気になって寝られやしない。 (音声は座席に設置されているイヤホンで聞くみたいでした。) しかも電波がしょっちゅう途切れて、話がまったく読めやしないところが余計気になる。 足柄SAで休憩。 休憩中に、無事カーテンが閉められました。 ドラマも終わり、消灯されて眠ることができましたとさ。 翌朝6時に、ルミナス号は津山駅前に到着。 酒集めで出かける度に、毎回毎回、どうして雨が降るのかな? 誰かが嫌がらせで降らせているとしか思えないぜ。 (徘徊癖だけじゃなくて、被害妄想癖もあるんだな。) 歩いていると、津山城跡の石垣が見えてまいりましたよ。 庭園もありました。 晴れていれば、きっと絶景だったんだろうな。 城跡の石垣には、櫓が乗っかっているところもありましたよ。 スーパーの店先に、大きな甕が台車に載せられて置いてありました。 この備前焼の甕は、売り物でした。…

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