《焼酎》91.田苑 芋 黒麹仕込み 200ml【追記あり】

田苑酒造株式会社 鹿児島工場 鹿児島県薩摩川内市樋脇町塔之原11356番地1 本格焼酎 原材料/さつまいも・米麹(国産米) アルコール分/25度 容量/200ml (以上、ラベルより転記) 田苑酒造さんの焼酎は、麦焼酎の田苑 金ラベル 12度と、同じく麦焼酎の田苑 金ラベル 20度 200ml、そして芋焼酎の田苑 芋 200mlとをいただいております。 今日いただくこの田苑も芋焼酎ですが、こちらは黒麹仕込みなのだとか。 25度の芋焼酎ですからね、今日は半分だけいただきます。 残りの半分は明日、別の飲み方で試してみて、その感想はこの記事に追記します。 いつもならば“まずは生(き)で”とはじめるところですけれども、今日はどうか勘弁して下さいな。 だってこう暑いとね、冷たいやつをキュッとやりたいじゃあ~りませんか! ということで、今日は最初から水割りでいただいちゃいますよ。 最初に重さが来ますね。 でも、けっしてクセのない重さですよ。 その次に、黒麹らしい香ばしさをふわっと感じます。 軽い苦みもちょっとあるかな。 甘みも少し感じます。 翌日。 ロックでいただきます。 ロックだと、トロッとした口当たりがありますね。 それに香ばしさが先に来て、その後で重さがじんわりと来るみたいです。 ロックでありがちな苦みも少し感じます。 甘みもありますね。 水割りでさっぱりと、そし…

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【お酒】1442.沢の鶴 生酛造り 純米 カップ 200ml

沢の鶴株式会社 神戸市灘区新在家南町5丁目1番2号 (フタより転記) 原材料名/米(日本産)・米麹(日本産米) 精米歩合/麹米65%・掛米75% アルコール分/14.5度 200ml (ラベルより転記) 灘五郷の最も西側の地域である“西郷”に蔵を置く沢の鶴さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。 沢の鶴 特撰 吟醸 瑞兆 180ml 沢の鶴 樽酒(酒道粋人)300ml(普通酒) 沢の鶴 本醸造 上撰 お燗瓶 沢の鶴 本醸造 上撰 生酒 300ml 沢の鶴 山田錦 特別純米酒 生酛造り 生貯蔵酒 沢の鶴 純米樽酒 180ml 今日いただくこのお酒は、生酛造りの純米酒でした。 このカップ酒は、桑名の市街地にあった“一号舘”なるスーパーで入手しました。 桑名の市街地にはこのスーパーがいくつか存在したのですが、そのうち複数のお店でこのカップ酒を見かけました(置いていない店もありました)。 沢の鶴さんのお酒は少なからずいただいてきたつもりでしたが、桑名でこれに出会うまで、あたしゃこのカップ酒の存在すら知りませんでしたよ。 この趣味を始めてから5年くらい経ちますが、探せばまだまだ未知のお酒が見つかるみたいですね。 それではいただいてみたいと思います。 純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。 うまみは濃くはないみたいですが、しっかりしてい…

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《焼酎》90.おやっとさあ 黒麹造り 12% 220ml

岩川醸造株式会社+Ⅰ 鹿児島県曽於市大隅町岩川6557-6 品目:本格焼酎 原材料:さつまいも・米こうじ アルコール分:12% 内容量:220ml (以上、ラベルより転記) 岩川醸造さんの芋焼酎は、先週におやっとさあ 12% 220mlをいただいております。 今日いただくこのおやっとさあも12度の“前割り”の芋焼酎ですが、こちらは“黒麹造り”なのだとか。 それではいただいてみたいと思います。 まずは半分だけ。 冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 黒麹らしい香ばしさがありますが、穏やかです。 芋のふっくら感と重さとをちょっとだけ感じます。 甘みはかすかかな。 苦みや雑味はありません。 次に、残りの半分を燗にしてみましたよ。 お湯割り(前割りですから、燗にすればお湯割りと同じことでしょう)で出がちな酸味はあるものの、それほど強くはないみたいです。 一方で黒麹の香ばしさとともに、芋のふっくら感も少しふわっと広がってきましたね。 さっぱりしていて風味が穏やかな、おいしい前割り芋焼酎でした。 さっぱりしているので、暑いときに冷やしていただけけば暑気払いにピッタリだと思います。 ただ燗にしたほうが、風味は映えるのではないでしょうか。

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《焼酎》89.さつま国分 15度 200ml

国分酒造株式会社 鹿児島県霧島市国分川原1750 本格焼酎 原材料:さつまいも 米麹(国産米) アルコール分:15度 容量:200ml詰 (以上、ラベルより転記) 「70年、鹿児島県国分市と姶良郡の焼酎メーカー10社が加治木酒造協業組合を設立し、共同ビン詰め工場を建設。この時点で一部協業化事業だったが、86年、製造免許の一本化に賛同した6社により、国分酒造協業組合が設立。」(※1)という国分酒造さん。 株式会社化されたのは、平成27年と最近のことなのだとか。 今日いただくのは、アルコール度数15度の芋焼酎でした。 ということは、きっとこれも“前割り”なのでしょうね。 前割りでしょうからね、そのままいただきますよ。 まずは半分だけ、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 (不覚にも、写真を撮ることを忘れてしまいました。) これは穏やかだね。 まず最初に水の味が来ますよ。 その後、芋のふっくら感がふわっと広がります。 甘みはかすかに感じる程度です。 それでいて重さはゼロ、華やかさもなく、苦みや雑味もありませんよ。 次に、残り半分を燗にしてみました。 ああ! これは酸味が出るね。 しかもけっこう鋭いよ。 そのほかの味わいは冷やしたものと同じです。 ふっくら感が穏やかで、重さはなく、華やかさも雑味もありません。 芋のふっくら感が穏やかに効いていて軽快な、飲みやすい芋焼酎で…

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【お酒】1441.愛友 純米酒 300ml

愛友酒造株式会社 茨城県潮来市辻205 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米) 精米歩合60% アルコール分 15度以上16度未満 300ml詰 (以上、ラベルより転記) 愛友酒造さんのお酒は、かつて普通酒(糖添三増酒)のあやめの里カップをいただいております。 今日いただくこのお酒は純米酒です。 純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、わずかに茶色がかっておりました。 これは酒臭い(←ほめ言葉です)風味がしっかりしていますね。 口に含むと広がって、それが鼻へと抜けていきますよ。 ですがうまみ自体はやや淡めです。 苦みや雑味はなく、純米なのにキレがよいですね。 酸味ははっきりしています。 すっぱさが強めで鋭さを感じるものの、刺激のようには感じませんよ。 ただ、ちょっとだけピリッとくるかも。 甘みはややひかえめです。 ゼロではないものの、ほんのりと感じる程度です。 酒臭い(←あくまでもほめ言葉です)風味が豊かで酸味が効いている、やや淡麗でちょいすっぱちょいピりやや辛口のおいしいお酒でした。 この酒臭い(←くどいようですが、ほめ言葉です)風味がいいね! 酸味は鋭めですが、あたかも孫子の兵法を熟知しているが如く、攻めすぎず引き際を心得ているようでした。 それに純米なのにキレがよく、風味豊かなのに軽めの口当たりでした。 やや淡めではあるものの、飲み応えを感じるおいし…

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とうとうやって来やがった

数か月くらい前からだったかな。 目が変だなと思いはじめたのは。 普段はまったく問題はないのですが、手元で本や書類を読むときになんとなく字がぼんやりと見えるようになってきたのです。 (イメージです。) これはきっと疲れ目だろうと軽く思い、目薬をさしたり、冷やしたりしておりました。 でもね、いっこうに治る気配がなかったのですよ。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ ある日の郵便局でのできこと。 あたしゃ酒集めで使う資金を確保するために、普段から財布の中の小銭をインスタントコーヒーの空き瓶へ移して貯金しているのです。 それが貯まったことから、郵便局へ持っていって自分の口座へ入れてもらおうとしたのでした。 記載台で預入の伝票を書いていたときに、ふと脇を見ると、そこに老眼鏡が置いてあったのですよ。 「そういえば最近、字がぼんやりと見えるようになったな。」 「まさか老眼だなんて・・・、そんなはずはないだろ!」 「でも、もし老眼だったら、これを使えばはっきりと見えるようになるのかな?」 そう思って、これらのうち一番弱いやつをかけてみたのです。 すると、どうでしょう! ものすごくはっきりと見えるじゃあ~りませんか!! (イメージです。) おいおい! まさか老眼だなんて。 だってね、あたしゃ頭も顔も性格も精神も最悪なのですが、なぜか不思議なことに目だけはとてもよかったのですよ。 メガネをかけた経験は一度も…

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《焼酎》88.おやっとさあ 12% 220ml

岩川醸造株式会社+Ⅰ 鹿児島県曽於市大隅町岩川6557-6 品目:本格焼酎 原材料:さつまいも・米こうじ アルコール分:12% 内容量:220ml (以上、ラベルより転記) 鹿児島市内を徘徊した際に、とあるコンビニで入手した芋焼酎をいただきます。 その際にはコンビニを少なからず訪問しましたが、この芋焼酎はその先々で頻繁に見かけましたよ。 この芋焼酎は、アルコール度数12%のいわゆる“前割り”ってやつでした。 12%ですからね、割らずにそのまま飲めるってわけですよ。 コンビニで販売されている商品ですからね、割らずにサッといただけるお手軽さが一つの“売り”になるのでしょうね。 というか、カップ酒やビール、缶チューハイなどに対抗するためには、いちいち割らなければ飲めないような焼酎では太刀打ちできないのでしょうよ。 では、まずは半分だけ。 びんちょうまぐろのづけをつまみにして、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 ピリピリ感はありませんよ。 芋のふっくら感が穏やかに効いていますね。 重さや華やかさもわずかにあることがわかります。 また、軽い苦みもかすかにありますよ。 一方で、甘みはそれほど感じません。 次に、残りの半分を燗にしていただきます。 おお! これはふっくら感が際立ちますね! 口に含むとふわっと広がって、鼻へと抜けて行きますよ。 それに、甘みも少しはっきりしてくる…

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【お酒】1440.日之出加茂川 180ml

加茂川酒造株式会社 山形県西置賜郡白鷹町鮎貝3258番地 原材料名/米・/米麹 醸造アルコール/酸味料・糖類 アルコール分/15度 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 加茂川酒造さんのお酒は、加茂川 純米吟醸酒 白鷹産直市場どりいむ農園直売所 300mlと、加茂川 素ろ過純米 300mlとをいただいております。 今日いただくこのお酒は、普通酒です。 加茂川ではなくて、“日之出加茂川(ヒノデカモガワ)”という酒銘なんだってさ。 よく見ると、加茂川の文字のすぐ横に、小さく“日之出”と書いてありました。 この普通酒は三倍増醸酒(三増酒)でしたが、品質表示を見ると、なんと糖類の前に酸味料が表示されておりましたよ。 清酒の品質表示は、「使用した原材料を使用量の多い順に記載する。」(※1)ことと定められております。 ということは、このお酒には糖類よりも酸味料のほうがたくさん使われているということになるわけですよ。 かつて糖類を使わずに酸味料だけを使用しているお酒や、酸味料は未使用で醸造アルコールよりも糖類のほうが先に表示されているお酒をいただいたことがありましたが、糖類よりも酸味料のほうが先に表示されているお酒ってのはこれが初めてですよ。 いったいどんな味がするのでしょうか? それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ややはっきりし…

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【お酒】1439.上撰 ワンカップ大関 瀬戸内仕立て

大関株式会社 兵庫県西宮市今津出在家町4-9 原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール アルコール分:15度以上16度未満 180ml (以上、ラベルより転記) 大関さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 266.オダキュー 天下の険 上撰 カップ 386.大関 超特撰 大坂屋長兵衛 大吟醸 180ml 695.本醸造 上撰 辛丹波 300ml 1000.ワンカップ大関 上撰 1013.Vセレクト 淡麗辛口 灘の鬼ころし カップ 1303.上撰 ワンカップ大関 千葉仕立て 1336.ワンカップ大関 上撰 新米新酒 1342.大関 上撰 お燗瓶 180ml 1368.上撰ワンカップ大関 期間限定 せごどん 1401.ワンカップ大関 純米にごり酒 今日いただくこのお酒はワンカップ大関の上撰ですが、“瀬戸内仕立て”なんだってさ。 品質表示は、一般的なワンカップ大関上撰と同じでした。 “瀬戸内の魚にあう、旨味のある甘口”とのことでした。 しかし今日は瀬戸内の魚を用意することがかないませんでしたので、拙宅の粗末なエサとともに冷や(常温)でいただきますよ。 お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。 一口含むと、アルコールの風味が強めであることがわかります。 うまみは淡めです。 やわらかいうまみをほんのりと感じる程度です。 酒臭さはなく、熟成感…

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【お酒】1438.副将軍 カップ

明利酒類株式会社 水戸市元吉田町338 原材料名/米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール アルコール分/15度 容量 180ml (以上、ラベルより転記) 「昭和27年に小川らによって東北6県の酒造場のもろみから分離された酵母のうち、とくに性質の勝れたものを昭和33年頃から茨城県食品試験場ならびに明利酒類株式会社で製造販売してきたが、昭和52年よりきょうかい10号酵母(明利小川酵母:めいりおがわこうぼ)として頒布され現在に至っている。」(※1)や、「小川酵母は、河童(かっぱ)の絵で知られる小川芋銭の三男、故小川知可良博士が一九五一年ごろ分離培養し、水戸の酒蔵から世に送り出した醸造用酵母。酸が少なく、香りもほのかでさらっとした酒ができるのが特徴で、低温でよく発酵するため高級酒に適した酵母として全国でもてはやされた。(※2)」という記述にあるとおり、きょうかい10号酵母を世に送り出した明利酒類さん。 なお、きょうかい酵母についてはかつてこちらで触れておりますので、適宜ご参照下さい。 今日いただくこのカップ酒は、“副将軍”という銘でした。 昭和世代の皆さまにおかれましては、かの有名な時代劇でおなじみのとおり「徳川御三家の一つ水戸家の二代藩主光圀公に由来した日本酒「副将軍」」(※3)という酒銘ですわ。 でもね、黄門様が実際に副将軍と呼ばれていたのかどうかは、あたしゃ知りませんよ。 (水戸駅前より) そんな郷土のヒーローの名を汚すこ…

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