《焼酎》122.麦気質(むぎかたぎ) 200ml

高千穂酒造株式会社 宮崎県西臼杵郡高千穂町押方925 本格焼酎 アルコール分 18度 容量 200ml 原材料 麦こうじ・麦 (以上、ラベルより転記) 高千穂酒造さんの焼酎は、これまでに麦焼酎のわかむぎ 20度 200mlと、米焼酎の露々 20度 200mlとをいただいております。 今日いただくこの麦焼酎は、黒麹仕込なのだとか。 宮崎県産の麦焼酎ですが、見つけたのは米沢駅(山形県米沢市)の駅前にあったスーパーでした。 それにしても、麦こうじが麦の前に表示されているということは、麦よりも麦こうじの使用量が多いということでしょうね。 18度だから、割らずにそのまま飲めだってさ。 でも18度って、お酒だったら純米酒の原酒並みだよね。 それでは、いただいてみたいと思います。 まずは、冷やしたものをいただいてみます。 最初に黒麹らしい香ばしさが来ますね。 でも、しつこくはないですよ。 麦のふんわりとした香ばしさはかすかに感じる程度です。 甘みもかすかに感じます。 それでいて、口当たりはさっぱりしておりました。 苦みもなく、アルコールの風味もそれほど感じませんでしたよ。 次に、燗にしてみました。 ああ、これはいかんわ! アルコールの香りが立ってしまいました。 それに黒麹の香ばしさが引いて、苦みとピリピリ感とが出てしまいました。 表示のとおり、そのままいただいたほうが…

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【お酒】1495.白鹿 しぼりたて 200ml

辰馬本家酒造株式会社 兵庫県西宮市建石町2番10号 (フタより転記) 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール アルコール分 14度以上15ど未満 200ml (以上、ラベルより転記) 灘の名門、辰馬本家酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 特撰 黒松白鹿 黒松 純米 もち四段仕込 300ml 上撰 黒松白鹿 クラシックス 本醸造生酒 300ml 超特撰 黒松白鹿 特別純米 山田錦 180ml 上撰 白鹿 アルミカン(普通酒)(二回目はこちら) 上撰 黒松白鹿 本醸造 ペットカップ 超特撰 黒松白鹿 豪華千年壽 純米大吟醸 300ml 今日いただくこのお酒は普通酒ですが、“しぼりたて”と銘打たれておりました。 “しぼりたて”の意味について解説している文献は、私の手元にはありませんでした。 察するに、しぼりたてを詰めているということ、すなわち、火入れはしているものの貯蔵による熟成の過程を経ていないお酒であるということではないでしょうか。 もしそうであれば、生酒や生貯蔵酒のようなフレッシュな風味を楽しむことができるのでしょう。 ただね、このカップ酒は製造されてから3か月を経過していたことから、カップの中で熟成されてしまっているかもしれませんね。 生酒のような風味があることを予想して、普通酒ですが冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、薄い金色でした。 …

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《焼酎》121.奄美の結(あまみのゆい) 100ml

奄美大島酒造株式会社 鹿児島県大島郡龍郷町浦1864-2 本格焼酎 原材料名/黒糖・米こうじ アルコール分/25度 100ml詰 (以上、ラベルより転記) 奄美大島酒造さんの黒糖焼酎は、これまでにJOUGO(じょうご) 25度 100mlと、高倉 100mlとをいただいております。 今日いただくこの黒糖焼酎は、黒麹仕込みなのだとか。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ舐めてみます。 風味が穏やかです。 重さや香ばしさがなくて、華やかな風味をふんわりと感じます。 苦みもないですね。 甘みはちょっとだけ感じます。 アルコールの香りはあるものの、それほど強くはありません。 次に、ロックでいただきましたよ。 甘みが前に出てきましたよ。 華やかさはそのままで、香ばしさがわずかに出てまいりました。 苦みはわずかに出る程度でした。 アルコールの香りは引きますね。 ロックだと穏やかな風味中に甘みがいい感じに出る、おいしい焼酎でした。 芋焼酎よりも軽くて、しかも風味が上品でした。 一方で、黒麹仕込の芋焼酎みたいな香ばしさは感じませんでした。 今回はお湯割りでは試しませんでしたが、お湯割りだと薄まってしまうのではないでしょうか?

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【お酒】1494.花羽陽 ひじおりの灯 カップ

株式会社小屋酒造 山形県最上郡大蔵村大字清水2591番地 ■原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール ■アルコール分 15.0度 180ml詰 (以上、フタに貼られたラベルより転記) 山形県の肘折温泉を訪問した際に入手したお酒です。 肘折温泉で入手したお酒はこれまでに肘折温泉カップをいただいておりますが、これはそれとは別のお店で入手したものです。 これのほかにカップのデザインが異なるものが2種類あったのですが、中身が同じだとわかっているのにすべてを入手してもしかたがないと思い、これだけを購入した次第でした。 “ひじおりの灯”というのは、どうやら肘折温泉で定期的に開催されているイベントの名称みたいですね。 入手したお店の方のお話では、このカップ酒には上撰クラスのお酒が詰められているのだとか。 ただ、ラベルにはその旨の表示はありませんでした。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色はかすかに着いていることがわかる程度で、しかも透き通った感じがいたしました。 うまみは淡めです。 酒臭さ(←ほめ言葉です)をごくわずかに感じる程度です。 苦みや雑味はなく、透明感をはっきりと感じます。 酸味はひかえめです。 すっぱさはなく、さわやかさをかすかに感じるほどです。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはややはっきりでしょうか。 かなりさらっとした甘みを少し感じる程度です…

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《焼酎》120.永利(ながとし) 100ml

オガタマ酒造株式会社 鹿児島県薩摩川内市永利町208 本格焼酎 アルコール分25度 原材料 さつまいも・米こうじ 容量100ml詰 (以上、ラベルより転記) いも焼酎です。 永利(ながとし)という銘は、どうやら蔵元さんが蔵を置く場所に由来するみたいですね。 今日は話のネタを全く準備しておりません。 というか、もう早く飲んで寝たいくらいですよ。 全量をお湯割りでいただきます。 華やかな香りを感じますが、強くはなくて穏やかです。 芋のふっくら感はひかえめながらにも感じます。 芋臭さや重さはまったく感じません。 酸味があって、すっぱいというよりもしょっぱさのようなものを少し感じます。 苦みはごくわずかです。 穏やかながらに華やかさを感じる、軽めのおいしい芋焼酎でした。 重さがないことから、飲みやすいと思います。 軽めですが、それでも物足りなさはありませんでした。

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【お酒】1493.往馬(いこま) 純米 300ml

菊司醸造株式会社 奈良県生駒市小瀬町555 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米) アルコール分15度以上16度未満 精米歩合60% 内容量300ml詰 (以上、ラベルより転記) 今日は、奈良県生駒市に蔵をおく菊司醸造さんが造った“往馬(いこま)”なるお酒をいただきます。 往馬ってのは、生駒の古名ではないでしょうか? なんでも、奈良県生駒市には“往馬坐伊古麻都比古神社(往馬大社)”なる神社があって、天平二年(七三〇)の『大倭国正税帳』やら『日本三代実録』の貞観元年(八五九)正月廿七日条の「京畿七道諸神進階及新叙。惣二百六十七社」などにも“往馬”の文字を用いて出てくるそうですよ(※1)。 そんな由緒正しき酒銘ですが、菊司醸造さんで酒銘として用いられるようになったのは最近のことのようでした。 文献には「菊司醸造は、創業宝永二年(一七〇五年)、三百年以上にも渡ってこの地で酒造を行っているのだ。また平成十年からは、新たに『往馬(いこま)』の酒銘で、手間暇をかけた特定名称酒の生産に着手し好評を博している。」(※2)という記述がありましたよ。 それでは、その「手間暇をかけた特定名称酒」なるこの往馬をいただいてみたいと思います。 純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、かすかに茶色がかっているようでした。 うまみは濃くはないものの、しっかりしています。 酒臭さ(←ほめ言葉です)を厚めに感じるものの…

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浅草での酒集め

今日は、所用にて浅草へ出かけてまいりました。 先週末に実施した南予地方での酒集めの成果が乏しかったことから、それを補うべくここ浅草でも酒集めをしてみましたよ。 なお、デジカメを携行することを失念してしまったことから、撮影は携帯電話にていたしました。 まずはこれら。 沢の鶴の吟醸瑞兆はかつていただいておりますが、今日見つけたもの(左)はアル添なしの純米吟醸で、しかも山田錦使用のお酒でした。 菊正宗のギンカップにはいつか手を出してやろうと思っておりましたが、とうとう入手してしまいました。 それにしても、普通酒なのに“ギンカップ”って、いくらカップが銀色だからといっても本当に大丈夫なのでしょうか? 諸国の物産がとり揃っている“まるごとにっぽん”。 そのまるごとにっぽんにて、玉櫻のにごり酒と、白老の特別純米酒とをGET! 白老の特別純米酒はかつてここまるごとにっぽんで入手しておりましたが、それはとある日の夜中に勢いで飲み干してしまっていたのでした。 あーあ、またしても雨だぜ! 天気予報じゃ今日は午後3時頃から降るって言っていたのに、ウソばっかりじゃないか! 正午となり、腹が減ってまいりました。 そこで、伊勢うどんのお店である”カナメキッチン”さんのお世話になることに決めましたよ。 まずはビール。 (オマエ先週も今日も明るいうちから飲んでばっかりじゃないか!) お通しは、鶏むね肉のハムでした。 …

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南予地方での酒集め

愛媛県では、3年前に松山、今治、そして新居浜とで酒集めをしておりました。 今回は、愛媛県の南予地方(南西側)を徘徊してまいりましたよ。 この旅を計画したのは、今年の7月に入った直後。 当初は9月の初旬に出かけてやろうと目論んでおりました。 ところが、飛行機やらホテルやらを予約した日から数日後の7月7日に、愛媛県を豪雨が襲ったのです。 私が訪問する予定であった街では、洪水の被害が甚大でした。 またJR四国は全線で運休し、とくに愛媛県内では線路に被害が生じて復旧に時間を要する状態となってしまったのでした。 これでは9月初旬に訪問しても、鉄道での移動どころか徘徊すら難しいであろうと判断したのです。 そこで、飛行機と宿泊との予約を9月から12月へと変更し、復旧復興を待った次第でした。 ところがところが! いざ出かけようとすると、またしても雨だとよ! しかも雨が降るのはオイラが徘徊している間だけで、なぜか不思議なことにその前後は晴れるんだってさ! (某国営局のデータ放送より) (某やほー天気より) どうしてワタクシが徘徊している間だけ雨が降るのでしょうね? こっちは5か月も前から計画していたというのにさ。 しかも今回は、この計画をどこにも洩らさなかったというのに。 これさ、誰かがオイラのネット通信を傍受して計画を察知して、嫌がらせで雨を降らせてやがるんだよ。 そうじゃなきゃさ、オイラが出かけるときだけ雨が降る理由が説明で…

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【お酒】1492.特別純米酒 湖濱 180ml

佐藤酒造株式会社 滋賀県長浜市榎木町979 原材料/米(国産)・米麹(国産米) アルコール度数/16度以上17度未満 容量/180ml (以上、ラベルより転記) (精米歩合の表記なし) 佐藤酒造さんのお酒は、かつて普通酒の近江ながはま 六瓢箪(むびょうたん) 180mlをいただいております。 今日いただくこのお酒には特別純米酒の特定名称が付されておりますが、精米歩合が表記されておりませんでした。 これはルール違反ですね(※1)。 細かいことを指摘するのはこのくらいにして、いただいてみたいと思います。 これまでの経験からして特別純米酒を名乗るお酒の中には香りを特徴とするものも少なからずございましたので、冷蔵庫で冷やしたものをいただいてみたいと思います。 お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。 吟醸香はありませんね。 ただ、麹由来かと思われるふんわりした香りをかすかに感じます。 うまみはやや濃いめです。 米のうまみが厚めです。 軽い苦みが少しあって、軽めながらに鋭さを少し感じます。 キレはそれほどでもないみたいです。 酸味はややひかえめです。 すっぱさは弱めです。 ただ、少しピリッとくるようです。 甘みはひかえめです。 ほどんど感じないほどですよ。 米のうまみがしっかりでキリッと引き締まっている、やや濃醇でちょいピリ旨辛口のおいしいお酒でした。 うまみがパッと広がります…

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【お酒】1491.肘折温泉 カップ

株式会社小屋酒造 山形県最上郡大蔵村清水259 原材料名/米(国産)・米こうじ(国産 醸造アルコール アルコール分/15度 内容量/180l (以上、ラベルよりそのまま転記) 小屋酒造さんのお酒は、これまでに精撰 最上川 300mlに花羽陽カップ、最上川カップ、そして花羽陽の吟醸酒300mlをいただいております。 今日いただくこのお酒は普通酒ですから、おそらく精選最上川と同じ中身ではないかと推察いたしますよ。 このお酒は、肘折温泉にあった土産物店で見つけました。 おそらくこの土産物店のオリジナルラベルではないでしょうか。 同一銘柄で別ラベルのものが他に2種類ありましたが、値段と品質表示とが同一だったことから、おそらくいずれも同じ中身でしょうね 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、透明でした。 うまみは淡めです。 酒臭さ(←ほめ言葉です)をほんのりと感じる程度です。 軽い苦みもあって、強くはないものの少し目立つようです。 アルコールの香りも少し強めです。 キレはよく、透明感をはっきりと感じます。 酸味はややひかえめです。 すっぱさはほとんど感じないものの、深みをちょっとだけ感じます。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはややひかえめでしょうか。 かなり弱めの甘みをちょっとだけ感じる程度です。 淡麗ちょい苦スッキリやや辛口のお酒でした。 醸造アルコールの…

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