【お酒】1563.月桂冠 THE SHOT 大吟醸 華やぐドライ 180ml

月桂冠株式会社 京都市伏見区南浜町247 ●内容量:180ml ●アルコール分:15度以上16度未満 ●原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール ●精米歩合:50% (以上、ラベルより転記) 昨日いただいた月桂冠 THE SHOT 本醸造 艶めくリッチ 180mlにひきつづき、今日も月桂冠さんの新商品“THE SHOT”をいただきます。 今日いただくこのお酒は精米歩合50%のアル添大吟醸で、しかも生詰でした。 でもね、お値段は昨日いただいた本醸造と同じでしたよ。 うんちくは昨日の記事でさんざん書きましたので、今日はさっそくいただいてみたいと思います。 大吟醸ですので香りがあることを考慮して、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ごくかすかに着いていることを確認できた程度でした。 香りがゼロではないものの、ほとんどわからない程度ですね。 華やかな吟醸香でしょうけれど、ものすごく弱めです。 フレッシュさもごくかすかにあるのかな? うまみはね、これは意外にも淡めです。 米のうまみには厚みはなく、それが広がることなく舌の上に乗りますが、乗ったときに重さを少し感じます。 また、吟醸酒でありがちな苦みをちょっとだけ感じます。 キレはとてもよく、スッと引きますね。 酸味はややひかえめでしょうか。 すっぱさがかなり弱めですが、弱めなりに鋭さを少し感じます。 スースーはな…

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【お酒】1562.月桂冠 THE SHOT 本醸造 艶めくリッチ 180ml

月桂冠株式会社 京都市伏見区南浜町247 ●内容量:180ml ●アルコール分:15度以上16度未満 ●原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール ●精米歩合:70% (以上、ラベルより転記) 月桂冠さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 388.389.月桂冠 上撰キャップエース&純米酒 お酒の中で、あいましょ。 1515.月桂冠 旨口200 カップ また、お酒ではございませんが、こちらのノンアル商品もいただいておりました。 今日は、今年の3月末に発売開始されたという月桂冠さんの新商品“THE SHOT”をいただいてみたいと思います。 精米歩合70%の本醸造なんだってさ。 蔵元さんのWebsiteには、この商品について以下のように紹介されておりました。 「手のひらにぴったりと収まるショットボトルで、 しかもリキャップ可能なスクリューキャップ。 カジュアルに持ち運べて、自分のペースで気軽に楽しめる、新しい日本酒です。」 持ち運ぶかはともかく、別途酒器やコップを必要としないという点では、大関さんのワンカップ大関や、それこそ月桂冠さんのキャップエースと同じであろうと思います。 しかし、「「酒はネジではいけません」」(※1)という経営者(長部二郎氏:大関元副社長)の言葉のとおり、ワンカップ大関がスクリューキャップを「リップタッチが悪く、デザイン形状も醜かった。」(※1)との理由で採用を…

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【お酒】1561.おきなづる 300ml(上撰)

大石酒造株式会社 京都府亀岡市薭田野町佐伯垣内亦13 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール アルコール分15度以上16度未満 内容量300ml (以上、ラベルより転記) 大石酒造さんのお酒は、かつて翁鶴 保津川下り カップをいただいております。 今日いただくこのお酒も、翁鶴保津川下りカップと同じく普通酒でした。 ラベルには小印の表示はなかったものの、レシートには上撰と記載されておりました。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。 うまみは濃くはないですね。 米のうまみを少し感じますよ。 でも、香ばしさというか、熟成感というか、クドさというかしつことさというか、そういった風味もありますね。 (何を言っているのかさっぱりわかんねぇよ。) 苦みも少しだけ感じます。 キレはまあまあでしょうか。 酸味はひかえめです。 すっぱさはほとんど感じません。 スースーもないね。 でも、少しピリッと感じます。 甘みはややはっきりでしょうか。 べとついた感じはなく、しつこさもないものの、幅のある甘みをじんわりと感じます。 ちょいクドちょい苦ちょいピリやや甘口のお酒でした。 翁鶴 保津川下り カップで感じた味わいと基本は同じかと思いますが、こちらの方が穏やかでした。 でも、燗が冷めるにつれて、苦みやクドさが少しはっきりしてくるよう…

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能登国西部と金沢駅とでの酒集め

あたしゃね、今年の10連休(4/27-5/6)には、どこにも出かけないことに決めましたよ。 だって、ホテルはどこも彼処も足下を見ていやがって高いし、LCCだって早朝の便にはJALやANA並みの料金を設定してきやがるし。 鉄道やバスは料金が変わらないものの、乗ったら満員で大混雑でしょうよ。 大混雑といえば、観光地や道の駅だってきっと人だらけなんだろうに。 ということは、もしかしたら10連休が始まる一週間前の週末(4/20(土)-21(日))ってのは、どこも比較的空いているんじゃないの? そう思って、あたしゃ当初、その日に富山県で酒集めをしてやろうと思って計画を立てていたのですよ。 富山県を選んだのは、このブログでは手薄だったから。 このブログではそもそも北陸方面全体が手薄で、福井県は敦賀駅の周辺を徘徊しただけでしたし、富山県と石川県とに関しては未踏でした。 そこで今回は未踏の富山県で徘徊してみようと思って、計画を立てたのでした。 ところがところが! 4月20日(土)は、富山や高岡の周辺ではホテルを予約できやしない! なぜか不思議なことに、この日だけはどこも満室だったのですよ。 後で知ったのですが、某週末ヒロインとやらが黒部でコンサートを開催していたそうで、もしかしたらそれが影響していたのかも。 オイラが今回泊まったホテルはどちらかというと富山県に近い街にあったのですが、そのホテルの朝食の会場で“一生モノノフ”なんて書いてあるTシャツを恥ず…

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【お酒】1560.徳正宗 エリート180mlカップ

萩原酒造株式会社 茨城県境町565-1 原材料名 米・米こうじ・醸造アルコール・糖類 国産米100%使用 アルコール分15.0度以上16.0度未満 180ml (以上、フタより転記) 「主銘柄の「徳正宗」は大正時代から用い、中国の故事から引用した。」(※1)という、わかったようないまいちわからないような徳正宗。 糖類添加の三増酒(酸味料は添加なし)なのに“エリート180mlカップ”だってさ。 あたしゃ“エリートと自称するにはほど遠く、むしろ“ニート”なんですけれどね。 それでもこのお酒の味を理解し評価することは可能なのでしょうか? それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は少し茶色がかっていて、透き通った感じがいたしました。 ああ、 そういうことか。 うまみはね、濃くも淡くもないですね。 酒臭さも米のうまみも感じません。 苦みが少しあって、強くはないものの重さを感じます。 熟成感とウィスキーみたいな風味とがちょっとだけあるみたいです。 キレはとてもよく、透明感をはっきりと感じます。 酸味はややひかえめです。 すっぱさはほとんど感じません。 スースーははっきりです。 それにちょいピリですね。 甘みはややはっきりです。 強くはないものの、クドさを少し感じます。 ちょい重ちょいピリスーやや甘口のお酒でした。 重…

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【お酒】1559.北雪 吟醸生貯蔵酒 カップ

株式会社北雪酒造 新潟県佐渡市徳和2377番地2 アルコール分/15度 内容量180ml詰 原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール 精米歩合/麹米50%・掛米55% (以上、ラベルより転記) 今日はどうしても冷酒をいただきたかったことから、冷蔵庫で保管してあったこのお酒を選びました。 北雪酒造さんのお酒は、かつて普通酒の北雪 金星 ホクセツカップと、北雪 純米酒 カップ、そして北雪 佐渡の鬼ころし 300mlとをいただいております。 今日いただくこのお酒は、アル添吟醸酒の生貯蔵酒でした。 吟醸酒ですし生貯蔵酒ですので、もちろん冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、、、 わかるわけないか。 ほとんどわからない程度でした。 アル添が施されておりましたが、吟醸香はないね。 一方で生貯蔵酒のフレッシュな風味はよくわかりますが、しつこくない程度です。 うまみはやや淡めです。 米のうまみが幅はないものの、舌の上をピンと突くようです。 軽い苦みが少しあって、強くはないものの鋭さをはっきりと感じます。 アル添吟醸酒ですが、キレはそれほどでもないみたいです。 酸味はややはっきりしています。 すっぱさが少し強めで、鋭さを少し感じます。 スースーはなく、ピリピリもありません。 甘みはひかえめです。 でもゼロではなくて存在はわかるものの、前には出てこないみたいです。 …

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【お酒】1558.一人娘 本醸造 カップ

株式会社山中酒造店 茨城県常総市新石下187 アルコール分15度以上16度未満 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)醸造アルコール 精米歩合70% (以上、ラベルより転記) 山中酒造店さんのお酒は、かつて一人娘 本醸造 生貯蔵酒 アルミ缶をいただいております。 今日いただくこのお酒は、おそらく一般的な2回の火入れが施された本醸造でしょう。 本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、かすかに茶色がかっておりました。 なんじゃこりゃ! うまみはかなり淡めですよ。 最初に渋みを感じて、強くはないもののかなり目立ちます。 酒臭さはほとんど感じないくらいで、米のうまみややわらかさはまったく感じません。 キレはよく、透明感をちょっとだけ感じます。 酸味はひかえめです。 すっぱさはほとんど感じません。 スースーは少しはっきりしています。 それにちょいピリですね。 甘みはね、これはゼロだね。 全く感じませんよ。 淡麗ちょいピリ渋辛口のお酒でした。 このブログを始めてからもう5年半を経過いたしましたが、これまでにいただいたお酒の中ではもっとも辛口だと思うくらい、甘みがまったくなくてかなりドライでしたよ。 それにうまみをほとんど感じることがなく、それ故に強くはないものの渋みが目立っているように感じました。 これはさ、合わせる料理を選ぶお酒じゃないでしょうか。 完全に脇役に徹…

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【お酒】1557.吉乃川 春ふわり 本醸造酒

吉乃川株式会社 新潟県長岡市摂田屋四丁目8番12号 品目 日本酒 内容量 180ml 原材料名 米(新潟県産)、米こうじ(新潟県産米)、醸造アルコール 精米歩合 65% アルコール分 15度 (以上、カップの印刷事項より転記) 今日は、JR高崎駅の在来線改札内にあったNEWDAYSで見つけたこの桜柄のカップ酒を選びました。 そろそろいただいておかないと、記事として時機に後れてしまいそうでしたので。 吉乃川酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 吉乃川 おけさカップ 吉乃川 越後カップ200 芳醇 吉乃川 300ml 極上吉乃川 特別純米 300ml 極上吉乃川 吟醸 300ml 吉乃川 北陸新幹線E7系カップ 純米酒 吉乃川 冷や生 300ml 吉乃川 特別純米酒 ひやおろし アルミ缶 今日いただくこのお酒は、本醸造のカップ酒でした。 そういえば、かつて本醸造の意味について文献の記述をいくつか紹介したことがございました。 興味がおありの方は、上記リンク先の記事を適宜ご参照下さい。 本醸造ですが、冷やして販売されておりましたので、まずは冷蔵庫でひやしたものをいただきます。 お酒の色は、かすかに茶色がかっているようでした。 花柄の盃に移してみちゃったりなんかしちゃったりして。 でもこれって桜じゃなくて、きっと梅だよな。 香りはないですね。 うまみは淡め…

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《焼酎》131.壱岐の島 25度 200ml【翌日追記あり】

壱岐の蔵酒造株式会社 長崎県壱岐市芦辺町湯岳本村触520 本格焼酎 アルコール分25度 容量200ml 原材料名 大麦2/3・米麹(国産米)1/3 (以上、ラベルより転記) 今日は、こちらひさびさの“壱岐焼酎”をいただきますよ。 ラベルには、壱岐が麦焼酎発祥の地で、その歴史は江戸時代に遡ることが書かれておりましたよ。 壱岐焼酎は“麦:米(米麹)=2:1”で造られるところが、大分麦焼酎(麦100%)とのちがいの一つでしょう。 このあたりのことは、かつてこちらで長々と触れております。 興味がおありでしたら、適宜ご参照下さい。 それでは、いただいてみたいと思います。 25度で200ml詰ですからね、今日は半分だけいただきます。 残りの半分は明日別の飲み方で試してみて、その感想はこの記事に追記します。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 ああ、これはかなりピリピリですね。 焦げ臭さがないところから推察するに、減圧蒸留でしょう。 風味は、最初に米の風味がくるみたいです。 麦のふんわりとした香ばしさは米の風味に隠れているみたいですが、風味のベースはもちろん麦でしょう。 次に、お湯割りで。 ピリピリは引くものの、苦みが出てまいりました。 少し強めで、鋭さを感じる苦みです。 米の風味はよくわかりますが、麦の風味は薄まるみたいです。 また酸味が少し出るみたいです…

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【お酒】1556.雪雀 上撰 カップ(松山城)

雪雀酒造株式会社 愛媛県松山市柳原123 原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール アルコール分 15度 内容量 180ml (以上、フタより転記) 雪雀の上撰カップは、道後温泉カップのものをかつていただいております。 今日いただくこの松山城カップのお酒も中身は同じかと思いますが、ラベルが異なれば新規のお酒としてカウントするという当方が独自に定めたルールに従って処理させていただきます。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は少し着いていることがわかる程度で、かつ透き通った感じがいたしました。 うまみは濃くはないですね。 酒臭さ(ほめ言葉です)を少し感じるとともに、軽い渋みを少し感じます。 また、ウィスキーのような風味もかすかに感じます。 キレはよく、透明感をはっきりと感じます。 酸味はややひかえめです。 すっぱさはほとんど感じません。 ですが、スースーがはっきりしています。 ピリピリ感はありません。 甘みはややはっきりでしょうか。 厚みはないものの、べとつきをちょっと感じます。 ちょい渋やや甘口のお酒でした。 渋みや独特の風味からして荒さ(粗さ?)を感じました。 でもキレがよくて荒さをうまく抑えているのは、アル添の効果でしょうか? ですがそれ故に、薄さというかうすっぺらさを感じてしまいました。

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