【お酒】1777.金紋両國 特別本醸造 別格 カップ

株式会社角星 宮城県気仙沼市太田一丁目224-1 アルコール分 15.5度 原材料名 米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール 精米歩合 60% 味わい 淡麗辛口 内容量180ml (以上、カップの印刷事項より転記) 震災前に発行された文献では「県沿岸部最北の町、気仙沼市はカツオやサンマの水揚げが国内トップクラスを誇る漁港だ。角星は、港の目の前に蔵造りの重厚な母屋を構える。」(※1)と紹介されていた角星さん。 手元にあった文献には震災直後の酒造りについて紹介していた記述はあったのですが、その復興の様子については記載されておりませんでした。 なお、“両國”の手印については、「創業当時、陸中の国(岩手県室根村)で酒造りを始め、陸前の国(気仙沼市)で販売したことから「両國」と命名。」(※2)とありました。 今日いただくこのお酒は、精米歩合60%の特別本醸造でした。 ということは、かつていただいた566.特別本醸造 別格 ホヤぼーやカップと同じ中身でしょうか? 特別本醸造には香りを特徴とするものも少なからずございました。 しかし今日はどうしても燗の気分でしたので、今日もぬる燗でいただきましたよ。 お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。 香りはないですね。 でも含むと、さわやかな風味が少しあることがわかります。 うまみはやはり淡めです。 米のうまみが広がらず、かつ弱めです。 苦みがある…

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【お酒】1776.八幡川 カップ

八幡川酒造株式会社 広島県広島市佐伯区八幡三丁目13-20 180ml詰 原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類 アルコール分 14.0度以上15.0度未満 (以上、カップの印刷事項より転記) 今日は、広島市の郊外に蔵を構える八幡川酒造さんのカップ酒をいただきます。 残念ながら、糖類添加の三増酒でした。 でも酸味料は添加されていないみたいです。 話のネタもないことですので、さっそくいただきます。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、うっすらと黄色がかっておりました。 燗をつけると、お酒の甘い香りがふんわりと漂ってまいりました。 うまみはやや淡めですが、それでもしっかりしています。 最初に米のうまみが来て、幅があるものの舌の上を突くようです。 それに酒臭さ(ほめ言葉です)もあって、じんわりと感じます。 渋みがあって、弱めですが鋭さがありますよ。 熟成感はありません。 キレはよいですね。 酸味はややひかえめでしょう。 すっぱさは弱めですが、それでも鋭さを感じます。 スースー感はすこしはっきりしています。 ピリピリ感はありません。 甘みは、これはどちらかと言えばややはっきりかな? でもべとついた感じはなく、クドさもありません。 やや淡麗でちょい渋ちょいスー旨口のおいしいお酒でした。 やや淡めなのに、うまみがしっかりしていてどっしりし…

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【お酒】1775.伝心 雪 純米吟醸酒 300ml

株式会社一本義久保本店 福井県勝山市沢町一丁目3番1号 原材料名 米(国産)、米麹(国産米) 精米歩合 55% アルコール分 16度 内容量 300ml (以上、ラベルより転記) 一本義久保本店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 1041.一本義 金印 カップ(2回目はこちら) 1042.一本義 上撰 本醸造 カップ(2回目はこちら) 今日いただくこのお酒は純米吟醸酒ですが、蔵元さんのWebsiteによれば、適切な保管と商品説明とを為し得るお店にてのみ販売されている限定流通のお酒なのだとか。 純米吟醸酒ですが、ぬる燗でもいけるのね。 吟醸酒を燗にすると苦みが立ってしまうことが少なからずありましたが、このお酒は大丈夫なのでしょうか? それではいただいてみたいと思います。 まずは、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ごくかすかに着いていることがわかる程度でした。 上立ち香はないですね。 でも、一口含むと、フルーティーな風味とともに、生貯蔵酒みたいなフレッシュな風味とが口の中に広がって、それらが鼻へと抜けていきますよ。  うまみはやや濃いめでしょう。 米のうまみに厚みがあるとともに、舌の上を突くようにも感じます。 吟醸酒らしい苦みがあって、弱めではある者の鋭さを少し感じます。 渋みもかすかにあるみたいです。 純米ですが、キレはよいですね。 酸味ははっき…

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岩手県は紫波地方と一ノ関とでの酒集め

3/20(金祝)-22(日)の三連休に、青春18きっぷの2回目3回目を使って出かけてまいりました。 ★☆2020年3月20日(金祝)★☆ この日は、盛岡駅(岩手県盛岡市)を目指しておりました。 まずは、上野駅から。 上野駅からは、宇都宮線(東北本線)に乗って北上します。 6:08発の宇都宮行普通527Mに乗車。 途中の小金井駅にて、7:41発の黒磯行普通635Mに乗り換え。 写真が傾いてしまったことを深くお詫び申し上げます。 那須岳を眺めながら、635Mに揺られて行きました。 しかし、車窓を眺める余裕があったのはここまでだったのでした。 635Mを終点の黒磯駅まで乗車。 黒磯駅からは、東北本線の9:08発新白河行普通4129Mに乗車。 4129Mの終点である新白河駅で、9:57発の郡山行2131Mに乗り換え。 ですがこの2131M、この日は強風の影響で11分遅発だったのでした。 今思えばこの遅発が、最悪の事態へと発展する序章だったのでしょう。 青春18きっぷシーズンだというのに、2131Mはガラガラ。 外出自粛の影響でしょうか? 2131Mは強風の影響で白河-久田野間にて抑止&徐行したことで、郡山駅へ20分遅れて到着。 その郡山駅にて、11:05発の福島行普通1137Mに乗り換え。 この1137Mも、強風の影響で到着が遅れて、10分遅発だったのでした。 1…

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【お酒】1774.亀齢 お燗瓶 180ml

亀齢酒造株式会社 広島県東広島市西条本町8番18号 180ml詰 アルコール分 15度以上16度未満 原材料 米、米麹、醸造アルコール (以上、瓶の印刷事項より転記) (国産米使用である旨はキャップに表記あり) 広島県の酒都・西条に蔵を構える亀齢酒造さん。 これまでに、普通酒(糖類添加)の亀齢キレイカップをいただいております。 今日いただくこのお酒も普通酒のようですが、こちらには糖類は添加されていないみたいでした。 たしか蔵元さんでは、上撰と称して販売されていたような、いなかったような? 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、無色透明でした。 燗をつけると、甘い香りがちょっとだけ立ってまいりました。 うまみは淡めですが、しっかりしているようです。 やわらかいうまみで、淡めなりに厚みがありますね。 熟成感はなく、酒臭さも感じません。 苦みがあって、かなり弱めですが鋭さがあることがわかります。 キレはよいですね。 酸味はややひかえめでしょう。 すっぱさは弱めですが、これも鋭さを少し感じます。 スースー感はややはっきりしております。 ピリピリ感はかすかです。 甘みはややはっきりでしょうね。 べとつきはなく、さらっとしておりますが、その存在はよくわかります。 淡麗ちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。 淡めなりにやわらかいうまみに厚みを感じて、…

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【お酒】1773.麗人 アルミ缶 200ml

麗人酒造株式会社 長野県諏訪市諏訪2-9-21 内容量 200ml アルコール分 14度以上15度未満 原材料名 米(長野県産)米麹(長野県産米)醸造アルコール (以上、ラベルより転記) 麗人酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 1703.麗人 本醸造 樽酒 300ml 1708.麗人 カップ 1712.麗人 本醸造 カップ 今日いただくこのアルミ缶ですが、中身は普通酒のようでした。 ということは、麗人カップと同じ中身でしょうか? このアルミ缶は、松本駅の近くにある百貨店で入手したものでした。 というかあたしゃ麗人酒造さんの蔵まで行ったのですが、こんなアルミ缶には出会いませんでしたよ。 松本駅前にある百貨店の地下にはカップ酒コーナーがあって、取り揃えが豊富なのです。 ですがあたしゃ訳あって松本へは定期的に行くことにしておりますので、けっして一度に採り尽くすことなく、いつも新鮮なものだけを少しずつ入手してくることにしております。 長野県で酒集めをしたいと思う御仁は、まず最初にここを訪問なさることをお勧めいたしますよ。 (そんなヘンなことしたいと思うのはオマエくらいだろ。) 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。 うまみはちょい濃いめかな。 酒臭さ(ほめ言葉です)がじんわりで、熟成感も弱めながらに感じます。 …

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【お酒】1772.富鶴 彦根城 カップ

愛知酒造有限会社 滋賀県愛知郡愛荘町野々目207番地 内容量180ml アルコール分15度 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール (以上、ラベルより転記) 愛知(えち)酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 1324.富鶴 純米 カップ 1661.富鶴 純米吟醸 150ml 今日いただくこの“彦根城”なるカップ酒は彦根城の近くにあった土産物店にて入手したのですが、どうやら普通酒のようでした。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は少し着いていて、少し透き通っておりました。 うまみは濃いめです。 酒臭さ(ほめ言葉です)がバッチリで、米のうまみは後から来るものの厚みがありますね。 渋みがあって、弱めながらも鋭さを感じます。 キレはよく、スッと引いて、透明感を少し感じます。 酸味はひかえめです。 すっぱさはほとんど感じません。 スースー感はちょっとだけで、ピリピリ感はありません。 甘みはややはっきりかな。 べとつかず、かなりさらっとしております。 濃醇スッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。 こちらひさびさの、酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)満載で飲み応えがあるお酒でした。 渋みもいい感じに味わいを引き締めておりました。 やや甘口と書きましたが、甘みはけっして前には出てきません。 それでいてキレがよく、後味はスッキリしておりました。 …

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【お酒】1771.千福 上撰Vパック青 辛口

株式会社三宅本店 広島県呉市本通七丁目9番10号 アルコール分 15.5度 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール 内容量 180ml (以上、カップの印刷事項より転記) ダークダックスの“千福一杯いかがです♪”のCMでおなじみの千福(せんぷく)。 その蔵元である三宅本店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 273.千福 精撰Vパック赤 367.千福 上撰Vパック青 369.千福 上撰 純米Vパック 1306.千福 激熱 300ml 1718.呉氏 爆誕カップ 吟醸酒 今日いただくこの“千福 上撰Vパック青”は、実はかつて一度経験済みです。 ですが今回入手したものには、“辛口”の表示が追加されておりましたよ。 たとえ同じ中身であったとしても、ラベル(カップ)のデザインが異なれば別カウントとするのがこのブログのルールですので、既出の千福上撰Vパック青とは別物としてカウントさせていたきました。 ですが、品質表示は同じでした。 きっと中身は同じなのでしょう。 それではいただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、無色透明でした。 燗をつけると、お酒の甘い香りがフワッと漂ってまいりました。 うまみはやや淡めですが、しっかりしています。 やわらかいうまみに幅を感じます。 苦みがごくかすかにあるみたいです…

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明日から出かけてまいります。

次回の“飲みたくなってシマッタの記”は、青春18きっぷの旅。 はたして酔っぱらいは、どこへ?(TVKの“キンシオ”っぽく) 明日からの三連休(2020年3月20日(金祝)-22日(日))は、青春18きっぷの2回目と3回目とを使って出かけてまいります。 初めて訪問する場所を目指すのですが、実はその周辺では何度か酒集めをしております。 それ故、その場所で造られているカップ酒の多くは既出で、よって入手するもののほとんどが再度購入となってしまうことでしょう。 しかし、300ml瓶に関してはほとんど入手しておらず、それ故に新規のお酒に出会うことを楽しみにしております。 え? どこへ出かけるのかって? ヒントはこれ! わかるかなぁ~? わかんねぇだろうなぁ~。(松鶴家千とせより) そういうことで、次回の更新は3月23(月)を予定しております。

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【お酒】1770.誠鏡 純米たけはら 復刻ラベル カップ

中尾醸造株式会社 広島県竹原市中央五丁目九番十四号 原材料名 米(国産)米こうじ(国産米) アルコール分15.5度 精米歩合65% 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 中尾醸造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 79.誠鏡 吟醸 幻(まぼろし) カップ (二回目はこちら) 426.誠鏡 180ml 1723.誠鏡 カップ 1737.誠鏡 純米にごり酒 300ml 今日いただくこのお酒は、復刻ラベルの純米酒なんだってさ。 純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は濃くはないものの、茶色をしておりました。 ありゃ! うまみは濃くはないですね。 最初に米のうまみが来て、広がらずシャープですね。 熟成感はあるものの、意外にもひかえめで角がありません。 苦みや雑味はまったくありません。 キレはかなりよく、スッと引きます。 酸味はひかえめです。 すっぱさは弱めで、鋭さを感じません。 でもこのお酒、スースー感がかなりはっきりしておりますぞ。 しかしピリピリ感はありません。 甘みはちょいはっきりかな。 幅はないものの、べとつきがわずかにあるみたいです。 スースーちょい枯スッキリ旨口のおいしいお酒でした。 アル添酒みたいなスースー感が前に出てきておりましたが、ピリピリ感はなく、むしろ爽やかでした。 色から判断して熟成感がしっかりなのかと予想して…

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