【お酒】1911.日榮 菊酒 カップ

製造者/中村酒造株式会社 本社/金沢市長土塀3丁目2-15 製造場/石川県野々市市清金2丁目1 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール アルコール分15度 内容量 200ml (以上、ラベルより転記) 中村酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 1606.加賀の雪酒 純米酒 180ml 1610.加賀雪梅 純米酒 カップ 1613.日榮 カップ 1743.日榮 加賀百万石 カップ 今日いただくこのお酒も1613.日榮 カップや1743.日榮 加賀百万石 カップと同じく普通酒でしたが、こちらはアルコール度数が15度台でした。 菊酒だってさ。 加賀の菊酒ってこと? いただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、濃くはないものの金色でした。 燗をつけると、甘い香りがほんのりと立ちました。 うまみはやや濃いめです。 まず、酒臭さ(ほめ言葉です)をじんわりと感じます。 熟成感も少し感じますが、角や粗さはありません。 米のうまみは弱めながらも、幅を少し感じます。 渋みが少しあるみたいで、軽めですが、冷めるにつれて目立つみたいです。 それでいてキレはとてもよく、スッと引いて行きます。 酸味はややひかえめでしょう。 すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さを感じます。 それよりも、酸味自体の深みを少し感じます。 …

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PCR検査キットを使ってみましたよ~だ!

訳あって、どうしてもPCR検査を受けたかった酔っぱらい。 もちろん、目下無症状ですけれどね。 そこで入手したのが、この検査キット。 楽天市場にて3,000円台で販売されておりました。 中身はこんな感じ。 この容器に検体となる唾液を詰めて、 この封筒で送るんだってさ。 結果は、メールやLINE、SMSなどで知らせてくれるとのこと。 私はメールを選択しました。 LINEはつながる相手がいないから使っていないもので・・・。 友達は、猫しかいないもので・・・。 なお、検体(唾液)を採取する様子は撮影しませんでした。 そんなの見せられても、キモいだけだもんね。 この世に存在しているだけでキモい独身中年男性ですからね。 今日(2021年1月27日)の朝、検体を採取し、出勤前に郵便ポストに投函しておきました。 はたして結果やいかに? 吉と出るか、凶と出るか?

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《焼酎》184.いつもの奴 25度 200ml

製造者 大島酒造株式会社 長崎県西海市大島町830番地 品目 本格焼酎 原材料名 麦、麦麹 添加物 なし 容量 200ml アルコール分 25% (以上、包装フィルムより転記) 蔵元さんのWebsiteによれば、大島酒造さんは昭和60年に農業振興を目的として第三セクター方式(地方公共団体と地元民間資本との共同出資)で設立された、比較的新しい蔵元さんなのだとか。 その大島酒造さんが造ったこの“いつもの奴”は、麦焼酎でした。 しかも、長崎県の麦焼酎と言えば江戸時代から続く伝統的な壱岐焼酎(麦を主原料としつつも米麹を使用)でしょうけれど、この“いつもの奴”は昭和40年代末に商業目的で開発された大分麦焼酎(麹も麦麹を使用)と同じく、麦100%使用でした。 25度で200mlでしたので、今日は半分だけいただきます。 残りは明日、別の飲み方でいただいて、その感想はこの記事に追記します。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 スースーのピリピリ! 麦のふんわりとした風味は強くはないものの、穏やかに感じます。 生でも苦みがちょっとあるみたいです。 こげ臭はありませんから、きっと減圧蒸留でしょう。 甘みはほんのりと感じる程度です。 続いて、今日はロックでいただきました。 上立ち香に華やかさをちょっとだけ感じます。 含むとそれが鼻へと抜けて行きますよ。 ロックで出がちな苦みが少し際立ち…

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“あなたにひとめぼれ こめ”をまた飲んでみましたよ~だ!

●製造者 株式会社都城酒造 宮崎県都城市乙房町2887番地1 焼酎乙類 ●原材料名:米(国産)米こうじ(タイ産米・国産米) ●内容量:180ml ●アルコール分:25% (以上、ラベルより転記) 《初回記事はこちら》 《焼酎》8.あなたにひとめぼれ こめ 180ml【追記あり】 こちらひさびさの“あなたにひとめぼれ こめ”。 主に西日本で店舗を展開なさっているスーパー“ダイレックス”にて、125円(税込)で入手いたしました。 本格焼酎ではなくて“焼酎乙類”。 米以外の原材料を使用していないんだから、本格焼酎を名乗ることもできるんじゃないかな? たしか本格焼酎の規格には米の等級に関する制限はなかったはず。 まあいいや。 さっそくいただいてみましょう。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 ちょいピリでちょいスー。 米のうまみが強くはないもののじんわりと効いています。 甘みも少し感じます。 苦みや雑味はなく、焦げ臭さもありません。 次に、お湯割りで。 米の風味は生(き)よりは薄まるものの、それでも口の中に広がって鼻へと抜けて行きますよ。 その米の風味が抜けたあとで、芋焼酎みたいな華やかな風味をかすかに感じます。 甘みはこれも生(き)よりは薄まるものの、よくわかります。 お湯割りで出がちな酸味は出るものの、弱めです。 最後は、残ったものをロ…

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【お酒】1910.萬勝(ばんしょう) はねぎ搾り 本醸造酒 300ml

2021.1.24:酔いがさめたら誤りに気づきましたので、該当部分を削除いたしました。 製造者 合資会社吉田屋 長崎県南島原市有家町山川785 原材料名 米(国産)・米麹(国産米)醸造アルコール 内容量 300ml 精米歩合 70% アルコール分 14度以上15度未満 (以上、ラベルより転記) 「キリシタン遺跡と手延べ素麺の町で、有明海と雲仙普賢岳に囲まれた風光明媚な土地である。」(※1)という、長崎県南島原市有家(ありえ)町。 今日は、その有家の地で“萬勝(ばんしょう)”を造る吉田屋さんのお酒をいただきます。 “はねぎ搾り”なんだってさ。 なんでも「これは出来上がった醪を布の袋に入れて、撥ね木という巨大な樫の棒の先端に重しをぶら下げて搾り出す手法」(※2)とのこと。 要するに、いわゆる佐瀬式(“槽(ふね)”の中に袋に詰めた醪を並べ、ネジ状の軸を回しながら圧力を上から少しずつかけて搾る方式)の原始形態ですね。 これについては「連続的に次第に強く酒袋に圧を与えるので,袋の損傷は少ないが圧搾力は弱く、場所を広くとるうえに危険性も大きい欠点」(※3)があるのだとか。 しかもこのお酒、日々草(にちにちそう)から分離した“花酵母”を使用しているんだってさ。 日々草って、よく鉢植えにされている、赤や白色で5片の花びらのやつですよね。 花酵母についてはかつてこちらでまとめております。 こ…

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《焼酎》183.わかめ焼酎 七萬石 カップ

合資会社山崎本店酒造場 長崎県島原市白土町1065 焼酎乙類 アルコール分25° 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 山崎本店酒造場さんのお酒や焼酎は、これまでに以下のものをいただいております。 【お酒】1892.まが玉 金撰 カップ 【お酒】1893.まが玉 金撰 お燗瓶 《焼酎》182.オランダ船 25度 200ml カップ 今日いただくこのお酒は“七萬石”なるわかめ焼酎なのだそうです。 でもツッコミどころ満載でした。 まず、原材料名の表示がない。 わかめを使用していることは推測できますが、わかめだけを主原料として用いているのか、それとも他の原材料(米・麦・芋など)と併用しているのかはわかりませんでした。 それに、“焼酎乙類”っていったい? 公式ルール(酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律施行規則11条の5、酒税法3条10号イ~ホ、同施行令4条の2第2項、同施行規則3条の2、種類の表示を本格しようちゆうの呼称によることができるしようちゆう乙類の原料を定める件(平成14年10月28日国税庁告示第7号))によれば、わかめを主原料として用いても“本格焼酎”を名乗ることは可能なはずなのにね。 それとも、わかめのほかに、本格焼酎を名乗ることができない副原料(コーンスターチなど)を用いているのでしょうか? なお、焼酎乙類と本格焼酎との関係については、かつてこちらでまとめております。 これはあくまでも私の推測で…

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《焼酎》182.オランダ船 25度 200ml カップ

合資会社山崎本店酒造場 長崎県島原市白土町1065 本格焼酎 原材料/米・米麹 アルコール/25度 200ml (以上、ラベルより転記) 山崎本店酒造場さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 【お酒】1892.まが玉 金撰 カップ 【お酒】1893.まが玉 金撰 お燗瓶 今日いただくこのカップは、米焼酎でした。 “直詰厳封之証”だってさ。 フタはジャムの瓶みたいに、回して開けるタイプのやつでした。 それではいただいてみたいと思います。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 ちょいスーのちょいピリです。 米の風味ははっきりしていますね。 苦みや雑味はまったく感じません。 こげ臭もないですね。 甘みはかなり弱めです。 次に、お湯割りで。 (撮影を忘れてしまいました。) スースーとピリピリは引きました。 雑味が一切なく、米の風味そのものです。 甘みも引いてしまいましたよ。 やや水っぽさもあるかな。 最後はカップの中に氷を投入し、ロックでいただきました。 ロックで出がちな苦みは弱めです。 不思議なことに、甘みがわかるようになりましたよ! それが米の風味といい感じ。 さっぱりしていて軽めの米焼酎でした。 かなり飲みやすく感じました。 お湯割りだと米の風味そのものを感じることができ、甘みも引いてキリッと引…

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【お酒】1909.手取川 山廃 本醸造 180ml

製造者 株式会社吉田酒造店 石川県白山市安吉町41 内容量 180ml 原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール 精米歩合 65% アルコール分 15度 (以上、瓶の印刷事項より転記) こちらひさびさの“手取川”。 吉田酒造店さんのお酒は、6年以上前に400.手取川 山廃仕込 辛口 カップをいただいておりました。 今日いただくこの一合瓶は、山廃造りの本醸造なんだってさ。 品質表示から察するに、かつていいただいたカップ酒ときっと同じ中身でしょう。 本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、いい色だ! 茶色がかっておりました。 燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがふんわりと漂ってまいりました。 うまみはもちろん濃いめだね。 酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)をじんわりと感じます。 熟成感もじんわりですが、角がまったくありません。 それでいて苦みや雑味はゼロですね。 しかもキレがよく、スッと引いて行きました。 酸味はややはっきりでしょう。 すっぱさが強くはないものの、鋭さを感じます。 でも、酸味自体に深みをしっかりと感じます。 ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。 甘みはひかえめです。 かなり弱めですが、その存在はわかります。 濃醇枯深ちょいすっぱちょいスー旨辛口のおいしいお酒でした。 濃くて深く、飲み応えバッチリでした。 しかしそれで…

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“あなたにひとめぼれ むぎ 25度 180ml”をまた飲んでみましたよ~だ!

●製造者:株式会社都城酒造 宮崎県都城市乙房町2887番地1 品目:焼酎乙類 ●原材料名:麦(国産・豪州産)、コーンスターチ、麦こうじ ●内容量:180ml ●アルコール分:25% (以上、ラベルより転記) 《初回記事はこちら》 《焼酎》34.あなたにひとめぼれ むぎ 180ml【追記あり】 主に西日本にて店舗を展開なさっているスーパー“ダイレックス”。 今日は、そこへ行けば入手可能であろうこの焼酎を再びいただいてみましたよ。 およそ3年ぶりのご無沙汰でした。 この“あなたにひとめぼれ”シリーズですが、とにかく安い! 通常のペット焼酎(200ml詰のものが多い)とちがって一合詰(180ml)ですが、お値段なんと125円(税込)でっせ! なんでこんなに安いのか? もしかしたら、それは原材料にコーンスターチを使っているからでしょうか? それに“焼酎乙類”って?、“本格焼酎”じゃないの? 公式ルールによれば、コーンスターチは“本格焼酎”の原材料として使用することはできませんが、“焼酎乙類”の原材料に用いることは可能なのです。 本格焼酎と焼酎乙類との関係についてはかつてこちらで解説しておりますので、興味がおありの方はどうかお読みください。 それではいただきます。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 スースーのピリピリ! でも甘みはしっかりしていますね。 麦の風味…

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【お酒】1908.墨廼江 特別純米酒 300ml

製造者 墨廼江酒造株式会社 宮城県石巻市千石町八番四三号 アルコール分 15度 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) 精米歩合 60% 保存方法 要冷蔵 内容量300ml (以上、ラベルより転記) 「1845(弘化2)年、石巻で問屋を営んでいた澤口家が醸造業に着手したのが始まり。明治末期には醸造業を本格化させた。平成に入り、普通酒から特定名称酒へ転換を図る。(中略)「墨廼江」の名前は酒蔵のある地域一帯の古い地名だったと伝えられる。水神を祭る神社、墨廼江神社(現在は大島神社または住吉神社と呼ぶ)にも由来する。」(※1)という墨廼江(すみのえ)酒造さん。 地方誌の記事によれば東日本大震災では津波で酒蔵が一メートル冠水する被害を受けたそうですが、見事に立ち直ってこうして私たちにお酒を送り届けてくださっているのです。 その墨廼江酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 914.墨廼江(すみのえ) 辛口本醸造 300ml 1382.墨廼江(すみのえ) 特別純米酒 カップ 今日いただくこのお酒も、かつていただいたカップ酒と同じく特別純米酒でした。 ということは、同じ中身なのでしょうか? でもこちらの品質表示には、“要冷蔵”の文字がありましたよ。 もしかして、生酒なのでしょうか? 冷やして販売されておりましたし、それに要冷蔵ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。。 お酒の色は、かす…

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