《焼酎》186.ほしゃどん 20度 200ml

製造者:姫泉酒造合資会社 宮崎県西臼杵郡日之影町大字岩井川3380-1 品目:本格焼酎 原材料名:麦(国産)・米麹(国産米) アルコール分:20度 内容量:200ml (以上、ラベルより転記) 昨日いただいた185.御幣 20度 200mlに引きつづき、今日も姫泉酒造さんの焼酎をいただきます。 今日いただくこの焼酎は、麦焼酎でした。 この麦焼酎、黒麹仕込みなんだってさ。 25度でなくて20度なのは、宮崎県ならではのお約束。 また米麹を使用する方法は、大分麦焼酎ではなくて壱岐焼酎の手法ですね。 話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 あれ? これってもしかして、こちらひさびさの常圧蒸留なんじゃないの! 焦げた香りが穏やかながらに広がりましたよ。 麦のふんわりした香ばしさもバッチリ感じます。 黒麹の風味はわかりにくいかも。 甘みは少し感じる程度で、後味がさっぱりしています。 次に、濃いめのお湯割りで。 あー、これはいいわ! 穏やかな焦げた香りと、黒麹のカビっぽい香ばしさ、それに麦のふんわりとした香ばしさとがいい感じに相俟って、風味を形成しておりますよ。 甘みも際立ってまりました。 お湯割りで出がちな酸味も少し出るみたいです。 でもやっぱり、後味はさっぱりしておりました。 最後は、残りを…

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《焼酎》185.御幣 20度 200ml

製造者:姫泉酒造合資会社 宮崎県西臼杵郡日之影町大字岩井川3380-1 品目:本格焼酎 原材料名:さつまいも(国産)・米麹(国産米) アルコール分:20度 内容量:200ml (以上、ラベルより転記) ひさしぶりに、焼酎をのみたいな~♪ な~んて思いながら在庫を覘いたら、ありましたありました! 女川で入手した、宮崎県産の芋焼酎が。 宮崎県産ですから、度数はやっぱり20度でした。 宮崎県産の焼酎に20度のものが多いことはかつてこちらでまとめておりますので、適宜ご参照下さいな。 それでは、いただきます。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 芋の風味はかなり穏やかです。 ふんわりと感じる程度です。 重さはなく、焦げ臭さも感じません。 苦みもなく、ピリピリ感もなく、ただちょいスーなだけです。 ただ、甘みははっきりと感じます。 これはきっとロックでしょうよ! ということで、ロックで試してみましたよ。 ロックで出がちな苦みは出るものの、強くはないですね。 芋の風味に厚みが出て、華やかさと香ばしさとも少しわかるようになりました。 甘みはそのまましっかりです。 最後は、残りを濃いめのお湯割りにしてみました。 これはさっぱりしています。 芋の風味は若干薄まるものの、ふんわりと広がります。 甘みもまた然りです。 ロックみたいな苦みと…

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【お酒】1926.黒松神泉 純米酒 カップ

製造者:東酒造株式会社 石川県小松市野田町丁35 原材料名:米(国産) 米こうじ(国産米) 精米歩合60% 内容量:180ml詰 (以上、ラベルより転記) 一昨日いただいた1925.吉祥神泉 本醸造 カップに引きつづき、今日も東酒造さんのお酒をいただきます。 今日いただくこのお酒は、精米歩合60%の純米酒でした。 “黒松”の小印が付されておりました。 純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、本醸造よりも少し茶色がかっておりました。 うまみは濃いめです。 熟成感満載でかなり枯れており、角を少し感じます。 酒臭さ(ほめ言葉です)もほんのりと感じます。 苦みがあるみたいですが、弱めで軽めです。 キレは、まあまあでしょうか。 酸味はひかえめです。 すっぱさはわかるものの、弱めです。 かすかにスースーですが、ピリピリ感はありません。 甘みはひかえめです。 ゼロではないものの、かなり弱めです。 濃醇枯旨辛口のおいしいお酒でした。 けっこう枯れていて、少し角を感じるものの飲みにくくはないですね。 それに酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)をほんのりと感じたことから、けっしてスカスカではありませんでした。 苦みやすっぱさを感じたものの、それぞれ弱めで突出してはおりませんでした。 これ、熟成酒としてはおいしいのではないでしょうか。 荒さは感じたものの、荒さの要素がそれ…

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【お酒】1925.吉祥神泉 本醸造 カップ

製造者:東酒造株式会社 石川県小松市野田町丁35 原材料名:米(国産) 米こうじ(国産米) 醸造アルコール 精米歩合70% 内容量:180ml詰 (以上、ラベルより転記) 万延元年(1860年)創業という東酒造さん。 酒銘の由来は「酒蔵の近くに八幡神社があり、昔、その近くの井戸水で酒造りをしていたので、神様の水という意味で「神泉」と命名された。」(※1)とのことでした。 今日いただくこの吉祥神泉(きっしょうしんせん)は、本醸造でした。 話のネタが切れましたので、いただいてみたいと思います。 本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、濃くはないもののきれいな金色でした。 うまみは濃いめです。 熟成感がバッチリですが、角や粗さがなくて穏やかです。 それとともに酒臭さ(ほめ言葉です)をほんのりと感じます。 苦みや雑味はないですね。 しかもキレよいね。 酸味はややはっきりかな。 すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さを感じます。 かすかにスーですが、ピリピリ感はありません。 甘みはややはっきりでしょう。 べとついた感じはなくさらりとしており、前には出て来ません。 でもその存在は効いております。 濃醇枯ちょいすっぱスッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。 枯れた感じに角や粗さがなく、穏やかでした。 それでいて酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)を感じたことから、けっしてスカ…

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【お酒】1924.龍力 ごつうま 特別純米酒 300ml

製造者 株式会社本田商店 兵庫県姫路市網干区高田361-1 兵庫県特A地区山田錦100%使用 アルコール分16度以上17度未満 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) 精米歩合65% 内容量300ml 本田商店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 173.龍力 特別本醸造 カップ 479.龍力 特別純米酒 昔の酒 180ml 722.龍力 大吟醸 米のささやき 300ml 1711.龍力 特別本醸造 播州秋祭り カップ 1923.龍力 特別純米酒 神力 300ml 今日いただくこのお酒は、いわゆる“特A地区”で採れたという山田錦を使用した特別純米酒でした。 特別純米酒には香りを特徴とするものもありましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、無色透明でした。 上立ち香はないですね。 含んでも、お酒の甘い香りをふんわりと感じる程度です。 うまみは意外にも淡めです。 でも、米のうまみに淡めなりに厚みがありますよ。 透明感も少し感じます。 吟醸酒みたいな苦みがあって、弱めですが鋭さを感じます。 熟成感はなく、酒臭さも感じません。 純米ですが、キレはよいですね。 酸味はややひかえめでしょう。 すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さを感じます。 スースー感はなく、ピリピリ感もありません。 甘みはひかえめです。 ゼロではないものの、かなり引いてい…

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【お酒】1923.龍力 特別純米酒 神力 300ml

製造者 株式会社本田商店 兵庫県姫路市網干区高田361-1 原料米 神力100% 原料米栽培地 兵庫県たつの市御津町中島産 アルコール分 16度 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米) 精米歩合 65% 内容量 300ml (以上、ラベルより転記) 本田商店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 173.龍力 特別本醸造 カップ 479.龍力 特別純米酒 昔の酒 180ml 722.龍力 大吟醸 米のささやき 300ml 1711.龍力 特別本醸造 播州秋祭り カップ 今日いただくこのお酒は、 兵庫県たつの市御津町中島産の “神力”(しんりき) という酒造好適米を100%使用した特別純米酒でした。 神力は、もともとは食用米で、明治から大正にかけて盛んに栽培されていた品種。 多収種で、大正期にはすべての米の作付面積の3分の1に至るほどになったそうです。 しかもその神力の発祥地は、まさにこのお酒で使われている神力の栽培地=兵庫県たつの市御津町中島なのだとか。 このことについて、文献には以下のような記述がありました。 「 明治6年に地租改正で農民は豊作,凶作に関係なく税金を納めなければならなくなり生活は苦しく,明治9年には地租改正反対の一揆が茨城,三重などの諸県で続発している。このような状況下で毎年安定した収穫を得るために多収,良質,強短桿,耐病,耐寒の新品種が常に早急に求められていた。 …

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【お酒】1922.大吟醸 酒造之助 180ml

灘菊酒造株式会社 兵庫県姫路市手柄1-121 原料米/山田錦100% 原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール アルコール分/15度 精米歩合35% 180ml (以上、ラベルより転記) 灘菊酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 530.超辛口 純米 一辛 300m 1919.純米大吟醸 きくのしずく 300ml 今日いただくこのお酒は、“酒造之助(みきのすけ)”なるアル添大吟醸でした。 “酒造之助”は、川石酒造之助さん(灘菊酒造の創業者である川石酒造作さんの弟)の名前に由来するのだとか。 なんでもこの御仁、“フランス柔道の父”とも称されるほどの偉大な柔道家だったそうですよ。 灘菊酒造さんの蔵には、川石酒造之助さんの業績を紹介する展示コーナーがありましたよ。 このお方が、川石酒造之助さん。 川石酒造之助さんは「欧州を中心に,世界の柔道に少なからず影響を与えた」(※1)人物なのだそうです。 しかも「日本ではあまり一般に知られていないが,むしろ海外で有名である。」(※1)のだとか。 そのフランスでの業績について、同じ文献には以下のとおり紹介されておりましたよ。 「昭和41年に発行されたと思われる,クロードチボー著の「百万人の柔道家・フランス柔道の歴史」(アルバン・ミッシェル発行所・パリ)によれば,昭和8年9月,パリのマソネホテルで嘉納治五郎らによって新しい格闘技…

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【お酒】1921.ケロロ軍曹×シーパルちゃんワンカップ酒

■製造者:株式会社新澤醸造店+K 宮城県大崎市三本木北町63番地 特別純米酒 ■精米歩合:60% ■アルコール分15度 ■原材料名:米(国産)、米麹(国産米) ■内容量:180ml ■保存方法:要冷蔵-5℃~5℃ (以上、フタより転記) 今日いただくこのお酒も、一昨日いただいた1920.シーパルちゃんカップとともに女川で入手しました。 なんでもこのお酒は、女川町の公式キャラクターであるシーパルちゃんとケロロ軍曹とのコラボカップなんだってさ。 カップには書いてありませんが、 “ケロロ軍曹×シーパルちゃんワンカップ酒”って発売元のWebsiteでは紹介されておりましたよ。 あれ? “ワンカップ”って、大関さんの登録商標じゃなかったっけ? この中身も“あたごのまつ 特別純米酒”。 品質表示もシーパルちゃんカップと同じでした。 でもでもでも! お値段は、こちらのほうが100円も高かったのでした。 要するに、“大人の事情”ってことね。 それでは、いただいてみたいと思います。 あたごのまつ特別純米酒は冷やしていただくべきと心得ておりますので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は・・・、あれ? シーパルちゃんカップほど茶色くはないですね。 味の基本はシーパルちゃんカップと同じ。 でも、こちらのほうが枯れた感じがなく、かつ甘みがよりひかえめでした。 …

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【お酒】1920.シーパルちゃんカップ

■製造者:株式会社新澤醸造店+K 宮城県大崎市三本木北町63番地 特別純米酒 ■精米歩合:60% ■アルコール分15度 ■原材料名:米(国産)、米麹(国産米) ■内容量:180ml ■保存方法:要冷蔵-5℃~5℃ (以上、フタより転記) 石巻線の終点である女川駅(宮城県牡鹿郡女川町)。 駅前には、東日本大震災の被害から見事に復興した商店街が広がっております。 その商店街の港に一番近い場所にあった“あがいんステーション”。 ここで今日いただくカップ酒を入手いたしました。 このカップ酒にデザインされているのは、“シーパルちゃん”。 女川町の公式キャラクターなのだそうです。 ですがこのカップ酒、詰められているお酒は、“あたごのまつ 特別純米酒”なんだってさ。 ということは、むすび丸カップと同じ中身かと思ったのですが、度数はこちらの方が低いのかな。 要冷蔵ですし、それに燗にしないほうがよいことはわかっております。 それ故、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、わずかに茶色がかっておりました。 上立ち香はほとんどわかりません。 でも、含むとフルーティさをわずかに感じ、フレッシュな風味も少しありますね。 また接着剤のような香りをごくかすかに感じます。 うまみはやや淡めでしょう。 米のうまみが広がらずに舌の上をピンと突く感じがします。 熟成感も…

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【お酒】1919.純米大吟醸 きくのしずく 300ml

製造者 灘菊酒造株式会社 兵庫県姫路市手柄1-121 アルコール分 15度 原材料名 米(国産)、米麹(国産米) 精米歩合 40% 内容量300ml ●このお酒は兵庫県産のお米を使用しております。 (以上、ラベルより転記) 山陽姫路駅は、山陽電車の西側のターミナル。 その山陽姫路駅から普通電車に乗って一駅目が、手柄駅。 今日は、その手柄駅の近くに蔵を構える灘菊酒造さんのお酒をいただいております。 灘菊酒造さんのお酒は、2015年4月に530.超辛口 純米 一辛 300mlをいただいております。 およそ5年10カ月ぶりにいただく灘菊さんのこのお酒は、精米歩合を40%まで高めたという純米大吟醸でした。 兵庫県産米使用とのことでしたが、品種の記載はありませんでした。 それではいただいてみたいと思います。 純米大吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ごくかすかでした。 上立ち香はほとんどわかりません。 鼻を近づけると、フルーティーさをかすかに感じる程度です。 含むと、それをほんのりと感じ、またフレッシュさも少し感じます。 うまみはやや淡めでしょう。 透明感がバッチリなのに、淡めなりに米のうまみに厚みを感じます。 熟成感や酒臭さはなく、苦みや雑味もゼロですね。 キレはそれほでもないかも。 酸味はややひかえめでしょう。…

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