明日から出かけてまいります。

    ワタクシの手元には、 2022年春の青春18きっぷが3回分残っております。 これを使って、 今週末は、 飲んだくれの旅に出かけます。 徘徊する場所のうち一つは初めて訪問する場所なのですが、 そこにある蔵元さんのカップ酒は既出です。 それ故、入手可能なお酒は300ml瓶でしょう。 まあでも、カップ酒は前回の徘徊でたくさん入手できましたから、 今回は300ml瓶狙いで出かけるつもりでございます。 もちろん! PCR検査を事前に受けて、 低リスク の評価を得ておりますよ。 それ故に、 今週末の更新はございません。 次回の更新は、 4/5(火) を予定しております。 ごきげんよう! (友情出演) うわ! 地震が来た! 震源地、うちの真下じゃん! 震度4、けっこう揺れたわ。

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〔泡盛〕22.首里天(すいてん) 25度 100ml

瑞穂酒造株式会社 沖縄県那覇市首里末吉町4-5-16 琉球泡盛 原材料:米こうじ(タイ産米) 内容量:100ml アルコール分:25度 (以上、ラベルより転記) 今日いただくこの泡盛ですが、 首里天と書いて、 “すいてん”って読むんだってさ。 蔵元さんのWebsiteによれば、この名は琉球王朝の王様の尊称である「首里天加那志」に由来するんだってさ。 おしまい! いやいやいや、 いただいてみましょう。 今日もちょい水足しの水割りでいただきます。 上立ち香はないね。 でも含むと、香木のような香りを口の中でどっしりと感じます。 米の風味に厚みがしっかりありますね。 黒麹の香ばしさもよくわかります。 軽い苦みがちょっとだけあるみたいですが、角や粗さはありません。 甘みはややはっきりかな。 幅は感じませんね。 米の風味しっかりで飲み応えのあるおいしい泡盛でした。 これは飲み応えバッチリですね! 米の風味と黒麹の香ばしさとが満載でした。 香りも含むとどっしりと感じました。 でも、それでいて角や荒々しさを感じない、洗練された風味でした。 これはうまいね! 泡盛らしさ満載なのに、けっしてしつこくない。 清酒や焼酎に比べるとあたしゃ泡盛の経験はまだまだですけれど、泡盛も面白いね。

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〔泡盛〕21.島風 30度 100ml

(株)石川酒造場 沖縄県西原町字小那覇1438-1 琉球泡盛 内容量:100ml アルコール分:30度 原材料名:米こうじ(タイ産米) (以上、ラベルより転記) 石川酒造場さんの泡盛は、かつて19.玉友 25度 100mlをいただいております。 今日いただくこの“南風”なる泡盛は、古酒(クース)を20%ブレンドしたものなんだってさ。 話のネタがないので、さっさといただきます。 水をちょい足しの水割りでいただきます。 香ばしさのある香木のような香りをふんわりと感じます。 米の風味には鋭さがあって広がりませんが、同時にどっしりとしていて厚みを感じます。 黒麹の香ばしさも少し感じます。 軽い苦みがありますが、弱めです。 甘みも弱めですが、わかります。 香ばしさを伴う香りふんわりで米の風味がどっしりキリリのおいしい泡盛でした。 香りがありましたが、しつこくはなくていい感じでした。 風味はどっしりとしており、かつ鋭さを伴って引き締まっておりました。 おいしいね。 これは私の予想ですが、脂身のある肉と合うんじゃないかな? 肉の脂をサッと流してくれそうな気がいたします。

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【お酒】2107.沢の鶴 蔵出し生貯蔵 カップ

製造者 沢の鶴株式会社 神戸市灘区新在家南町五丁目1番2号 アルコール分 13.5度 原材料名 米(日本産)・米麹(日本産米)・醸造アルコール 270ml (以上、ラベルより転記) 沢の鶴さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 151.沢の鶴 特撰 吟醸 瑞兆 180ml 286.沢の鶴 樽酒(酒道粋人)300ml 526.沢の鶴 本醸造 上撰 お燗瓶 (二回目はこちら) 584.沢の鶴 本醸造 上撰 生酒 300ml 1030.沢の鶴 山田錦 特別純米酒 生酛造り 生貯蔵酒 1327.沢の鶴 純米樽酒 180ml 1442.沢の鶴 生酛造り 純米 カップ 200ml 1498.純米吟醸 瑞兆 山田錦 180ml 1945.沢の鶴 SHUSHU 180ml 2100.特別純米酒 実楽山田錦 300m  今日いただくこの生貯蔵酒は、 度数が13.5度と低めの270mlカップ酒でした。 生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ほとんどわからない程度。 上立ち香はないですね。 含むとフレッシュさをかすかに感じる程度です。 うまみは淡めというか、薄め。 それでも米の風味をふわりと感じます。 苦みかすか。 熟成感はなく、酒臭さもゼロ。 キレはバッチリです。 酸味はひかえめ。 すっぱさはごくかすか。 スースー感はなく、ピリピリ感もありませ…

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“ぽんしゅ館”制覇の旅と酒集めと

  ぽんしゅ館。 それは、 旗本寄合席内藤勘解由に命を預け、 じゃなくて、 新潟県内にある3つの駅に併設されている、 お酒好きの諸兄にとってはたまらなくムフフな施設なのです。 今回は、その3箇所あるぽんしゅ館のすべてを回ってみようと計画し、 青春18きっぷを使って出かけてまいりました。 もちろん! 事前にPCR検査を受けて、 「低リスク」の評価を頂戴しておりますよ。 ★☆2022年3月20日(日)★☆ 山手線に乗って、やって来たのは早朝の上野駅。 上野駅からは、高崎線に乗車。 5:43発の高崎行普通823Mでした。 823Mの終点である高崎駅で、上越線に乗りかえ。 7:45発の水上行普通725Mでした。 赤城の山も今宵かぎりかぁ。 725Mに終点まで乗って、水上駅で乗り換え。 9:44発の長岡行普通1731Mでした。 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」 滑ってる、滑ってる! (オマエの話もスベッてる。) 1731Mは、越後湯沢駅で14分間停車。 と、いうことは? あー、ダメ人間だダメ人間だ! まだ朝の10時半だというのにわざわざ改札を出て買ってきたアル中ハイマー型ダメ人間だ! 1731Mは、さらに雪景色の中を進んで行きました。 …

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【お酒】2106.廣戸川 本醸造 ゆうだい21 カップ

製造者 松崎酒造株式会社 福島県岩瀬郡天栄村大字下松本要谷47の1 原材料名/米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール 原料米/ゆうだい21 80%使用、夢の香 20%使用 精米歩合/60% アルコール分/16度 内容量/180ml (以上、フタに貼られたラベルより転記) 松崎酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。 787.廣戸川 カップ 862.廣戸川 にごり酒 300ml 1958.廣戸川 カップ 今日いただくこのカップ酒は、“ゆうだい21”なるお米を80%使用した本醸造だってさ。 ゆうだい21は酒造好適米ではなく、2010年に宇都宮大学農学部によって育成された食用米のようですね。 食用米ですから、その代表格であるコシヒカリとの対比でその育成成果が評価されているみたいでした。 それを使用したお酒の味はいかほどか。 試してみようと思います。 本醸造ですが、まずはひや(常温)で試してみます。 お酒の色は、少し着いていることがわかりました。 うまみはやや淡め。 米のうまみに淡めなりに厚みを少し感じます。 苦みが少しあって、強くはなくかつ鋭くもないものの、重さを少し感じます。 酒臭さはかすかですが、熟成感をちょっと感じます。 キレはよいですね。 酸味はややはっきり。 すっぱさは弱めですが、鋭さを感じます。 スースー感はなく、ピリピリ感もありません。 甘みはひかえ…

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【お酒】2105.鷹勇 純米 強力 マイカップ

製造者 大谷酒造株式会社 鳥取県東伯郡琴浦町浦安268番地 内容量 180ml アルコール分 15度以上16度未満 原材料名 米(国産)、米麹(国産米) 精米歩合 70% (以上、ラベルより転記) こちら久々の鷹勇(たかいさみ)。 大谷酒造さんのお酒は、かなり前に以下のものをいただいております。 996.鷹勇 雄飛 マイカップ 997.鷹勇 上撰 マイカップ 今日いただくこのお酒は、“強力(ごうりき)”なる酒米を使用した純米酒なんだってさ。 強力について、手元にあった文献に以下の記述を見つけました。 「由来:鳥取県東伯郡下中山村下甲渡邊信平が,明治24年県内外から21品種を取り寄せ選抜「強力」を選抜命名.1921(大正10)鳥取農試が純系分離した10系統中から好適米として2号を採用.県内最多面積10,255ha(大正13),昭和20年奨励品種廃止. 動機と規模:鳥取市中川酒造の要請を受けた西尾隆雄氏が,鳥取大学に保存されていた種子を増殖.大正時代の栽培試験成績と最新の技術を駆使し,産官学連携で地場産業興しをした.1997,98年6ha,26t,4社で醸造.」(※1) 大正後期に10,000ヘクタールもの栽培実績がありながらも、戦時中の昭和20年に奨励品種廃止されてすたれてしまった強力。 なんでも強力は「晩生,長稈で耐倒伏性が弱く,収量が低い。」(※2)そうですから、多産多収こそ至上命題であったであろう戦時中においては奨…

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明日から出かける予定でしたけれど・・・。

  2022/3/19(土)-21(月祝)は、 春の青春18きっぷを使える唯一の三連休。 それ故に、もちろんワタクシも青春18きっぷを使って出かける予定を立てておりました。 出かける先は、 東北地方! 春の東北へ出かけて、おいしいものをいただこうと算段していたワタクシだったのでした。 でもでもでも! 直前になって地震が発生! 鉄道は、 今朝は復旧していたものの、11時過ぎになって再び不通になっちゃった。 しかも再開の見通しなしだってさ。 それに、 たとえ運転再開したとしても、今月中は乗れないな。 移動手段を必要としている人たちのことを考えると、旅行での利用は憚られるよ。 4月になれば、きっと新幹線の代替輸送が確立するだろうから、それまで待とうホトトギス。 それ故、まことに残念ながら、 東北地方2泊3日旅行は中止! (伝七さん、キャンセルしちゃってごめんなさい。) <(_ _)> 明日は自宅で計画を練り直し、 3/20(日)-21(月祝)と、 別の場所へ1泊2日で出かけてまいります。 出かける場所は・・・、 “お酒の聖地”とも言うべき場所(3箇所)へ一度に訪問するとともに、 このブログを始めた頃は比較的頻繁に通っていた街へ、およそ8年ぶりに向かいます。 あ、そうそう。…

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〔泡盛〕20.龍泉 30度 100ml(喜屋武商店)

製造元 株式会社龍泉酒造 沖縄県名護市仲尾次222 琉球泡盛 原材料 米こうじ(タイ産米) アルコール分 30度 内容量 100ml(角) (以上、ラベルより転記) 今日は、龍泉酒造さんの“龍泉”なる泡盛をいただきます。 龍泉酒造さんでは、“老麹(ひねこうじ)”にこだわっていらっしゃるのだとか。 このことについて、文献には以下のような記載がありました。 「緑豊かなやんばるの清冽でおいしい水で仕込んだ泡盛を造り続ける龍泉酒造の主力銘柄「龍泉」。淡麗で芳醇な香りと、後に雑味を残さないマイルドな味のこの酒の最大の特徴は老麹(ひねこうじ)製法だ。黒麹菌を強くはわせて麹を成熟させることにより、特に風味の強い泡盛が生まれるという。できたての泡盛の風味や個性が強ければ強いほど、熟成後の古酒が芳醇な酒になるわけだ。」(※1) それではその老麹で造られた泡盛、いただいてみたいと思います。 今日ももちろん、ちょい水足しの水割りでいただきます。 香木のような上立ちがありますが、強くはなくてふんわりです。 含むとそれが穏やかに鼻へと抜けて行きます。 味わいは、最初に香ばしさが来ますね。 黒麹由来と思われるこの香ばしさには鋭さが少しあるみたいですが、粗さは感じません。 米の風味がそれに続きますが、これもけっこうキリッとしています。 甘みは弱めですが、存在はよくわかります。 香ばしさしっかりでスッキリやや辛口のおいしい泡…

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“櫻正宗 大吟醸カップ”も8年4か月ぶりにいただいてみましたよ~だ!

製造者 櫻正宗酒造株式会社 神戸市東灘区魚崎南町5-10-1 内容量180ml (フタより転記) 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール 山田錦100%使用 アルコール分15度以上16度未満 精米歩合50% (ラベルより転記) 《初回記事はこちら》 70.71.櫻正宗 大吟醸カップ&特撰吟醸 飲み比べ 今日は、櫻正宗の大吟醸カップを8年4カ月ぶりにいただきます。 フタは上撰カップと同じ。 50%と、大吟醸にしては最低限の精米歩合。 しかもアル添です。 山田錦を100%使用しているんだってさ。 それではいただきます。 大吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ごくかすか。 上立ち香はないですね。 含んでもわかりませんし、フレッシュさも感じません。 うまみはちょい濃いめかな? 米のうまみそのもので、透明感を伴いつつ厚みを少し感じます。 酒臭さは感じませんが、熟成感はかすかにあるかな? 苦みがあって、少し強めで鋭いですね。 キレはまあまあ。 酸味はややひかえめ。 すっぱさは弱めですが、鋭さを感じます。 深みもちょっとだけあるみたいです。 スーかすかですが、ピリピリ感はありません。 甘みはひかえめ。 ほぼゼロでしょう。 ちょい濃醇で苦旨辛口のお酒でした。 米のうまみそのもので、山田錦らしい…

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