[ワイン]14.信州産ワイン蔵だより 赤 コンコード

製造者:株式会社井筒ワイン 長野県塩尻市大字宗賀桔梗ヶ原1298-187 日本ワイン 原材料名:ぶどう(長野県産)/酸化防止剤(亜硫酸塩) 内容量:180ml アルコール分:12.5% (以上、ラベルより転記) 井筒ワインさんのワインは、これまでに以下のものをいただいております。 [ワイン]6.イヅツカップワイン 赤 [ワイン]7.メルロー2020 [ワイン]8.シャルドネ2021 今回いただくのは、松本駅の改札外にあるNEWDAYSで入手した、赤・白・ロゼのセットもの。 その中から、今日は赤を選びました。 “日本ワイン”を名乗れるのは、国産ぶどうのみを使用しているから。 コンコードってのは、どうやらぶどうの品種らしい。 文献には、以下の記載がありました。 比較的古い品種のようですね。 「明治初期、アメリカから持ち込まれた品種で、そのほとんどは長野県で栽培されている。独特の香りがあり、ワインは辛口もあるが、多くはグレープジュースのようなフルーティーで渋みの少ない甘口のワインになる。極甘口のワインなどはデザートワインとして楽しむこともできる。」(※1) 今日いただくこのワインも、果たしてそんな味わいなのでしょうか? それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。 もちろん、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 上立ち香はないですね。 含むと、酸味が最初に来る。 酸っぱさ…

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【お酒】2206.北の勝 鳳凰 カップ

製造者 碓氷勝三郎商店 碓氷ミナ子 北海道根室市清隆町二丁目一番地 原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール アルコール分15度以上16度未満 内容量180ml (以上、フタより転記) とある地方都市にある百貨店に入っている、 “北海道どさんこプラザ”(アンテナショップ)。 先日そこで、北海道のカップ酒を4種入手してまいりました。 今日は、碓氷勝三郎商店さんのカップ酒“北の勝 鳳凰”をいただきます。 碓氷勝三郎商店さんは、明治20年(1887年)創業という、北海道では老舗の蔵元さん。 なんでも、日本最東端の蔵元さんなんだってさ。 その碓氷勝三郎商店さんは、会社(法人)じゃなくて個人事業主(自然人商人)なのね。 品質表示はこちら。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色はかすかで、透き通った感じがいたしました。 香りは、アルコールの香りをかすかに感じる程度。 うまみはやや淡めですが、やや淡めなりにしっかりしています。 酒臭さ(ほめ言葉です)ふんわり、米のうまみもふんわり。 苦みがちょっとありますが、強くはないですね。 枯れた感じはありません。 キレはよく、透明感バッチリです。 酸味はひかえめ。 すっぱさはゼロ。 スース―はっきりですが、ピリはなし。 甘みはややはっきり。 弱めですけれど、それでも幅をしっかり感じます。 や…

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《焼酎》241.壱岐 スーパーゴールド22 110ml

製造者:玄海酒造株式会社 長崎県壱岐市郷ノ浦町志原西触550-1 品目:本格焼酎 壱岐焼酎 原材料名:大麦2/3(豪州産・国産)、米麹(米国産米・国産米) アルコール分:22度 内容量:110ml (以上、ラベルより転記) 玄海酒造さんの麦焼酎(壱岐焼酎)は、以下のものをいただいております。 《焼酎》30.むぎ焼酎 壱岐 200ml【追記あり】 (2回目はこちら) 《焼酎》237.むぎ焼酎 壱岐 20% 200ml  《焼酎》238.麦焼酎 ちょっとだけ 13度 200ml 今日いただくこの焼酎は、貯蔵熟成の壱岐SUPER GOLDだってさ。 蔵元さんのWebsiteでは「むぎ焼酎「壱岐」をホワイト・オーク樽に貯蔵し、熟成させた本格焼酎。芳醇で華やかな香りと琥珀色は樫樽貯蔵によるものです。脂の少ない肴によく合う22度。」と紹介されておりました。 壱岐を樽貯蔵したということは、減圧蒸留の麦焼酎を樽貯蔵したということでしょうね。 それにしても、 度数が22%の焼酎ってのは初めての経験ですわ。 それではいただきましょう。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 上立ち香は弱めですが、含むと樽の香りが口の中でパッと広がって鼻へ抜けて行きます。 やっぱりスース―でピリピリ。 でも麦の風味を感じますし、米の風味もあるね。 甘みは弱め。 重さやクセは全くなし。 これはロックでしょ…

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【お酒】2205.女鳥羽の泉 純米吟醸 300ml

製造者 善哉酒造株式会社 長野県松本市大手五丁目4番24号 品目 清酒 原材料名 米(国産)・米麹(国産米) 長野県産米100%使用 精米歩合 55% アルコール分 15度 内容量 300ml 保存方法 直射日光を避け冷暗所で保存してください。 (以上、ラベルより転機) 松本の街中を流れる、女鳥羽川。 その川沿いから一本北側へ入った道筋に蔵を構えるのが、善哉(よいかな)酒造さん。 善哉酒造さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。 【お酒】2138.善哉 カップよいかな 【お酒】2142.善哉 お燗瓶 今日いただくこのお酒は、 “女鳥羽の泉”なる純米吟醸。 女鳥羽の泉とは、善哉酒造さんの蔵の前に湧き出ている湧水のこと。 この水を仕込み水として、酒造りをなさっているそうです。 品質表示はこちら。 話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。 純米吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます、 お酒の色は、かすかに着いておりました。 上立ち香はありませんが、含むとフルーティーさとともに、生貯蔵酒のようなフレッシュ感も少し関jます。 うまみはやや濃いめ。 米のうまみがしっかりとしております。 吟醸酒らしい苦みも少し感じます。 酒臭さや熟成感はゼロ。 切れはよいですね。 酸味はややひかえめ。 酸っぱさはわかるものの、弱めです…

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2023年夏の徘徊

オイラのような カタギな暮らしをしていない独身の中年男性 にとってはね、 盆と正月とになると “行くと肩身が狭い思いをしなければならないので行きたくないけれど義理でどうしても行かなければならない場所” が一か所だけあるんですよ。 (どこかはお察しくださいな。) だからそこへ行く際には、 わざと遠回りをして到着を遅らせたり、 一日中そこには居たくないので、 朝からそこを抜け出してアチラコチラを徘徊し、夜になると戻って来るわけですよ。 でも、その “行くと肩身が狭い思いをしなければならないので行きたくないけれど義理でどうしても行かなければならない場所” を拠点としてそこから日帰りでアクセス可能な場所って、 一定の範囲に限られるわけですよね。 それ故、盆と正月との記事は、毎年同じ場所を徘徊している様子になってしまうのです。 どうか悪しからず。 ☆★2023年8月12日(土)☆★ 毎度おなじみの新宿駅から。 あずさ1号に乗って、 松本駅(長野県松本市)で下車。 駅の売店でこれだけ入手。 外に出た酔っぱらい。 松本へやってきたら最初にすること。 それは四柱神社へのご挨拶。 四柱の神様が祀られているので、 四柱神社(よはしらじんじゃ)。 拝殿にて二礼二拍手一礼。 この夏も、松本の街を徘徊させていただきます。 大名町通りを北へ。 …

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【お酒】2204.千歳鶴 カップ

製造者 日本清酒株式会社 札幌市中央区南三条東五丁目二番地 品目 清酒 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール アルコール分 15度以上16度未満 内容量180ml (以上、ラベルより転記) とある地方都市の百貨店に入っている、 “北海道どさんこプラザ”(アンテナショップ)。 先日そこで、北海道のカップ酒を4種入手してまいりました。 今日いただくの、千歳鶴(ちとせつる)。 札幌の街中に蔵を置く蔵元さんのようですね。 すみません、情報を手元に揃えることなくいただいておりますので、気の利いたことを書けません。 それゆえに、さっそくいただいてみたいと思います。 普通酒のようですから、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、かすかに着いておりました。 うまみは濃いめ。 酒臭さ(ほめ言葉です)がしっかりしていて、かつ米のうまみにも厚みを感じます。 軽い渋みもちょっとあります。 なのにキレがよく、スッと引きますよ。 酸味はややはっきり。 すっぱさは強くはなく、かつそれほど鋭くもないものの、酸味自体の深みを少し感じます。 ちょいスーですが、ピリはなし。 甘みははっきり。 幅があって舌の上にズッシリと感じますが、べとつきやクドさは感じません。 濃醇ちょい渋ちょい深ちょいスースッキリ旨甘口のおいしいお酒でした。 うまみがかなりしっかりしているのにクセがなく、…

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【お酒】2203.千両男山 御神酒 180ml

製造者 株式会社菱屋酒造店 岩手県宮古市鍬ヶ崎下町5-24 品目:日本酒 アルコール分 15.0度以上16.0度未満 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール 精米歩合 65% 内容量 180ml (以上、瓶の印刷事項より転記) 菱屋酒造店さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 【お酒】718.千両男山 本醸造 カップ (2回目はこちら) 【お酒】2194.千両男山 金印カップ 【お酒】2195.千両男山 本醸造 浄土ヶ浜エターナルグリーン カップ 【お酒】2197.千両男山 上撰 岩手・宮古 三陸鉄道カップ 今日いただくこの御神酒。 お供え用でしょうけれど、中身は千両男山。 しかし、特定名称も小印も表示はなし。 それに精米歩合だけでは中身を特定できないのが、千両男山。 千両男山はこれまで燗でいただいてまいりました。 でも今日は、あえてひや(常温)で試してみようと思います。 お酒の色は、無色透明でした。 香りはなし。 うまみはやや淡めですが、しっかりしています。 米のうまみに幅を少し感じますが、酒臭さはなし。 枯れた感じはあるのかな?、かすかかな?、気のせいかな? (どれなんだよ!) ただ、苦みがあって、やや強めで鋭さを感じます。 酸味はややひかえめ。 すっぱさはかなり弱め。 ただ、ちょいピリです。 甘みはひかえめ。 存在はわか…

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《焼酎》240.白岳 KAORU 25度 200ml

製造者 高橋酒造株式会社 熊本県人吉市合ノ原町498番地 品目 本格焼酎 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) アルコール分 25度 内容量 200ml (以上、ラベルより転記) こちら久々の球磨焼酎。 高橋酒造さんの米焼酎は、かつて以下のものをいただいております。 《焼酎》1.白岳 25度 200ml ペット【追記あり】 《焼酎》36.白岳 しろ 25度 200ml ≪年忘れスペシャル企画≫白岳で“和風チューハイ”を作ってみましたよ~だ! 今日いただくこの白岳KAORUも、もちろん米焼酎。 でもこの白岳KAORUは、どうやら香りが特徴であるみたい。 その香りを確かめるべく、いただいてみたいと思います。 まずは生(き)、すなわちストレート(常温)でちょっとだけ。 ちょく(猪口)に注いだだけで、フルーティーな香りを強くはないもののふわりと感じます。 含むと、それが口の中でふわりと広がって、鼻へと抜けて行きます。 米の風味はしっかりですが、重さや焦げ臭さはゼロです。 甘みもほんのりと感じます。 ただ、スース―で、かつちょいピリです。 次に、やや濃いめのロックでいただきました。 香りは生(き)と同じ。 ロックで出がちな苦みが少し出ますが、甘みがそれを和らげてくれているようです。 白岳らしい米の風味はしっかり残っておりますよ。 氷がとけるにつれて、苦みは引い…

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《焼酎》239.ひむかのくろうま 25度 200ml

製造者:神楽酒造株式会社 宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸144-3 製造所:神楽酒造株式会社 西都工場 宮崎県西都市鹿野田11365-1 品目:本格焼酎 原材料名:麦(国産)、麦こうじ(国産米) アルコール分:25度 内容量:200ml (以上、ラベルより転記) 神楽酒造さんの製品は、これまでに以下のものをいただいております。 《焼酎》29.麦焼酎 ひむかのくろうま 25%【追記あり】 (2回目はこちら。) 《焼酎》43.天孫降臨 20度 200ml 《焼酎》74.天孫降臨 25度 200ml【追記あり】 《焼酎》130.ひむかのくろうま 長期貯蔵酒 25度 200ml【翌日追記あり】 《焼酎》181.天孫降臨 25度 200ml【翌日追記あり】 上記の通り、今日いただくひむかのくろうまは、既出です。 ですがラベルのデザインが変更されていたので、ルールに則り別カウントとさせていただきます。 ちなみに、かつてのデザインはこちら。 ハナエモリデザインでした。 麦麹を使用する大分麦焼酎方式。 それにすべて国産とはすごいですね。 比較的大手の蔵なのに、どうやって確保しているのでしょうか? また、「異なる蒸留方法で」仕上げた原酒をブレンドしているそうです。 要するに、常圧蒸留モノと減圧蒸留モノを混ぜているってことでしょうね。 決して単式蒸留モノと連続式蒸留モノとを混ぜているわけではないでしょう。 それ…

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《焼酎》238.麦焼酎 ちょっとだけ 13度 200ml

製造者:玄海酒造株式会社 長崎県壱岐市郷ノ浦町志原西触550-1 品目:本格焼酎 原材料名:大麦2/3(豪州産・国産)、米麹(米国産米・国産米) アルコール分:13% 内容量:200ml (以上、ラベルより転記) 玄海酒造さんの麦焼酎(壱岐焼酎)は、以下のものをいただいております。 《焼酎》30.むぎ焼酎 壱岐 200ml【追記あり】 (2回目はこちら) 《焼酎》237.むぎ焼酎 壱岐 20% 200ml  きょういただくこの麦焼酎は、 “ちょっとだけ”だってさ。 アルコール度数は13%。 要するに、前割りってやつですね。 冷蔵庫で冷やしたものを、冷蔵庫で冷やしたコップでいただきます。 香りはありません。 やっぱり甘みがしっかり。 しかもこれ、麦の香ばしさをふんわりと感じますよ! これは米の風味じゃない。 苦みが少しありましたが、鋭くはないですね。 それでいてさっぱりしていて、重さや焦げ臭さはゼロ。 スーもピリもありません。 風味ふんわりで飲みやすい、おいしい前割り麦焼酎でした。 前割りですが、決して薄くはありませんでした。 むしろ、壱岐(25度/20度)よりも風味は豊かかもしれません。 重さや焦げ臭さはないので減圧蒸留でしょうけれど、かなりおいしいんじゃないの。

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