《焼酎》247.一本釣り 25度 300ml

製造者 八丈島酒造株式会社 東京都八丈島八丈町大賀郷1576 本格焼酎 原材料名 麦(国産)麦麹(国産) アルコール分25% 内容量300ml (以上、ラベルより転記) 今日いただくのは、“一本釣り”。 八丈島酒造さんによって造られた麦焼酎です。 八丈島で焼酎と言えば、かつては芋焼酎でした。 しかし最近では、麦焼酎の生産量が芋焼酎のそれを凌駕しているのだとか。 そのことは、かつて八丈島を徘徊した際の報告記事で紹介しておりますので、適宜ご参照くださいな。 話のネタが尽きたところで、いただきたいと思います。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 香りはない。 含むとスース―ですが、ピリはそれほどでもないみたい。 麦の風味が穏やかでふんわりと効いています。 甘みは少し感じる程度。 重さや焦げ臭、その他雑味はゼロです。 次に、ロックで試してみました。 トロリとした口当たり。 ロックでありがちな苦みが少し出ました。 その他は、生と同じでしょう。 最後に、水割り(濃いめ)で試してみました。 スーは少し引きました。 そのせいか、麦の風味が前に出て来たように思います。 甘みはちょっと薄まるかな。 アルコールの風味の中に麦の風味が穏やかに効いている、おいしい麦焼酎でした。 減圧蒸留だけあって、雑味ゼロできれいな中に、麦の風味ふんわりでした。 …

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【お酒】2213.亀乃世 大吟醸 180ml

製造者 株式会社亀田屋酒造店 長野県松本市島立2748 品目 日本酒 内容量 180ml 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール アルコール分15% 精米歩合39% 長野県産山田錦100%使用 保存方法 直射日光を避け冷暗所で保存 (以上、ラベルより転記) 松本の街の西側、 アルピコ交通(松本電鉄)上高地線沿いに蔵を構える亀田屋(かめたや)酒造店さん。 そのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 【お酒】231.秀峰アルプス正宗 純米 カップ 【お酒】353.秀峰アルプス正宗 普通酒 カップ 【お酒】1035.秀峰アルプス正宗 純米大吟醸 180ml 【お酒】1847.秀峰アルプス正宗 上高地 風穴貯蔵純米酒 カップ 【お酒】2073.アルプス正宗 純米大吟醸|信州松本| 180ml 今日いただくのは、 “亀乃世”なるアル添大吟醸。 長野県産の山田錦を100%使用し、それを39%まで磨いているんだってさ。 それではいただいてみましょう。 大吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、無色透明でした。 上立ち香はなし。 含んでもわからない。 うまみはやや濃いめ。 米のうまみに厚みを感じます。 でも、山田錦でよく出くわすようなうまみ自体の透明感はないですね。 苦みがあって、強くはないけれどけっこう鋭い。 熟成感はゼロ、…

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【お酒】2212.黒松仙醸 大吟醸 180ml

製造者 株式会社仙醸 長野県伊那市高遠町西高遠1653 製造場 株式会社仙醸 長野県伊那市高遠町上山田2432 清酒 原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール 精米歩合40% アルコール分16度 内容量180ml (以上、ラベルより転記) 仙醸さんのお酒は、およそ9年半前に以下のものをいただいて以来です。 【お酒】198.仙醸 カップ200 今日いただくのは、 “黒松”の小印が付されているアル添大吟醸。 精米歩合40%だってさ。 お米を半分以下まで削っているのね。 大吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ごくかすか。 上立ち香は、鼻を盃に近づけると、ごくかすかにフレッシュさを感じる程度。 含むと、それがふんわりと広がります。 うまみはやや淡めですが、しっかりしています。 米のうまみに、やや淡めながらも厚みを感じます。 吟醸酒にありがちな軽い苦みを少し感じますが、それほど強くはなく、やや淡め故に目立つのかもしれません。 熟成感はなく、酒臭さもありません。 キレはよいですね。 酸味はややはっきり。 すっぱさはそれほど強くはなくかつ鋭くもないですが、酸味自体に深みを少し感じます。 ちょいスーですが、ピリはなし。 甘みは、はっきりでしょうね。 幅をしっかりと感じますが、べとついた感じはなくさらりとしているようです。 ちょい爽快…

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《焼酎》246.壱岐の華 20度 200ml

株式会社壱岐の華 長崎県壱岐市芦辺町諸吉二亦触1664-1 本格焼酎 アルコール分20% 内容量200ml 原材料:大麦・米麹(国産米) (以上、包装フィルムより転記) 昨日いただいた《焼酎》245.壱岐の華 25度 200mlに引き続き、今日も“壱岐の華”をいただきます。 今日いただく“壱岐の華”は、20度モノ。 25度モノと比べると、書体は同一ですが、違うデザインですね。 (これ、来週末に掲載する記事へ向けての伏線です。) それではいただきましょう。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 上立ち香はなし。 含むと、やっぱり麦の風味と甘みとが来るものの、25度モノよりは弱め。 チョイス―でちょいピリ。 この段階で軽い苦みを感じます。 これも常圧蒸留でしょうけれど、25度モノと同様に焦げ臭や重さはまったくなし。 これはきっと、ロックがよろしいでしょうね。 トロリとした口当たり。 苦みは少しはっきりですが、氷が溶けて薄まるにつれて引くみたい。 ちょいスーですが、ピリはなし。 麦の風味は穏やかで、甘みもはっきり。 最後は、濃いめの水割りで。 味は少し薄まるね。 それでも麦の風味と甘みとを感じます。 さっぱりしていてかなり飲みやすい。 麦の風味ふんわり、甘みほんのりのおいしい麦焼酎でした。 25度モノと同様に、常圧蒸留らしさ(焦…

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《焼酎》245.壱岐の華 25度 200ml

製造者:株式会社壱岐の華 長崎県壱岐市芦辺町諸吉二亦触1664-1 品目:本格焼酎 壱岐麦焼酎 アルコール分25% 内容量200ml 原材料名:大麦(国産)・米麹(国産米) (以上、包装フィルムより転記) 今日は、壱岐焼酎の“壱岐の華”をいただきます。 品質表示はこちら。 能書きが記載されておりましたので、紹介しておきます。 ところで、 蔵元さん(株式会社壱岐の華)について、文献には以下のような記述がございました。 「常圧蒸留が中心である。代表銘柄は「壱岐の華」。」(※1) 「蔵の2階に麦用のドラム、全自動製麹機、常圧蒸留機がある。1階には仕込みタンクがずらりと並ぶ。全自動製麹機を導入したのは数年前。常圧蒸留で造って貯蔵したのち出荷する。代表銘柄の「壱岐の華」は最低2年貯蔵。やや硬水で灘の宮水に近いといわれる仕込み水も酒質に影響する。」(※2) 「創業は明治三三年。代表銘柄は「壱岐の華」。玄界灘の荒波に怒濤が散り、泡立った寄せ波に真っ白な潮の花が咲く。それは真に玄海の孤島、壱岐島の華のようである。また「華」にはもっとも評判の良いものという意味があり、当社を代表する銘柄とした。常圧蒸留にこだわった五品目がある。」(※3) これらからわかることは、 ★常圧蒸留であること ★2年熟成させてあること でしょう。 ということは、蒸留の際の高温での加熱に起因する風味、すなわち焦げ臭や香ばしさ、重厚感…

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【お酒】2211.湘南 純米吟醸 180ml(神奈川の酒蔵シリーズ)

●製造者 熊澤酒造株式会社 神奈川県茅ケ崎市香川7-10-7 ●品目 日本酒 ●原材料名 米(国産)、米麹(国産米) ●精米歩合 60% ●アルコール分 16度 ●内容量 180ml ●保存方法 冷暗所に保存 (以上、包装フィルムより転記) 昨日にひきつづき、今日も、 「神奈川の酒蔵」シリーズをいただきます。 今日いただくのは、熊澤酒造さんの“湘南”。 “湘南”の酒銘を名乗るだけあって、熊澤酒造さんは茅ヶ崎市に蔵をおく蔵元さん。 代表銘柄は“天青”(てんせい)でしょうか。 東海道本線の茅ヶ崎駅で相模線に乗りかえて北上し、2駅目の香川駅で下車。 そこから徒歩5分ほどの場所に、蔵があります。 敷地内にはお店やレストランがあって、お酒を買うこともできれば食事の際にいただくこともできます。 私は、このブログを書き始める前に訪問したことがございました。 たしかお酒は四合瓶からしかなく、購入を断念いたしました。 でもレストランで焼き立てのピザとともにいただいた樽酒は、辛口でおいしかったと記憶しております。 品質表示はこちら。 アルコール度数は15度じゃなくて、あくまでも“16度”なのね。 この湘南も、キャップがお猪口になるスタイル。 それではいただきましょう。 純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、少し茶色がかっておりました。 上立ち…

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【お酒】2210.いづみ橋 純米吟醸 180ml(神奈川の酒蔵シリーズ)

●製造者 泉橋酒造株式会社 神奈川県海老名市下今泉5-5-1 ●品目 日本酒 ●原材料名 米(国産)、米麹(国産米) ●精米歩合 58% ●アルコール度数15% ●内容量180ml ●保存方法 冷暗所に保存 (以上、包装フィルムより転記) こちらひさびさの泉橋酒造さんのお酒。 これまでに、以下のものをいただいております。 【お酒】290.いづみ橋 特別純米酒 プレミアムカップ 【お酒】949.いづみ橋 純米吟醸 恵 青ラベル 300ml 【お酒】957.いづみ橋 純米とんぼカップ 夕焼け 【お酒】970.いづみ橋 辛口純米酒 いろどり 300ml 【お酒】971.いづみ橋 純米酒カップ 今日いただくこのお酒は、“いづみ橋 純米吟醸”。 「神奈川の酒蔵」シリーズは、お酒の卸問屋である国分さんが企画立案なさった商品。 同じような国分さんの企画モノ商品としては、 かつて「東京の酒蔵」シリーズをいただいたことがありました。 品質表示はこちら。 精米歩合58%ってのは、細かいね。 あくまでも60%ではないですよというアピールなのかな? この神奈川の酒蔵シリーズも、キャップがお猪口になるスタイル。 話のネタが尽きたところで、いただいてみましょう。 純米吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、少し着いておりました。 もしかしたらこの商品も、無濾過なのかな? …

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[ワイン]16.信州産ワイン蔵だより ロゼ コンコード

製造者:株式会社井筒ワイン 長野県塩尻市大字宗賀桔梗ヶ原1298-187 果実酒 日本ワイン 原材料名:ぶどう(長野県産)/酸化防止剤(亜硫酸塩) 内容量:180ml アルコール分:12.5% (以上、ラベルより転記) 松本駅の改札外にあるNEWDAYSで入手した、赤・白・ロゼのセットもの。 最後の一本は、ロゼだってさ。 井筒ワインさんのワインは、これまでに以下のものをいただいております。 [ワイン]6.イヅツカップワイン 赤 [ワイン]7.メルロー2020 [ワイン]8.シャルドネ2021 [ワイン]14.信州産ワイン蔵だより 赤 コンコード [ワイン]15.信州産ワイン蔵だより ナイヤガラ このロゼも、日本ワイン。 赤と同じコンコード使用なんだってさ。 コンコードは紫色の皮だから、むいたものも使っているのかな? それではいただきましょう。 もちろん冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 香りは、鼻を近づけるとかすかにぶどうの香りを感じます。 含むと口の中でそれがふわりと広がって、鼻へ抜けていきます。 ぶどうの風味は穏やかで、それに甘みが続きます。 甘みは幅をしっかりと感じ、けっこうはっきりしています。 酸味は鋭さを少し感じるものの、それほど強くはないみたいです。 渋みもありますが、しつこくは感じませんでした。 キレはまあまあ。 酸味や渋みはスッと引く…

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《焼酎》244.黒島美人 25度 200ml

製造者 長島研醸有限会社 鹿児島県出水郡長島町平尾387 品目 本格焼酎 薩摩焼酎 内容量 200ml 原材料名 さつまいも(国産)、米こうじ(国産米) アルコール分 25% (以上、ラベルより転記) 鹿児島県の北端に位置する離島“長島”。 そこで焼酎を製造なさっているのが、長島研醸さんです。 その焼酎は、かつて以下のものをいただいております。 《焼酎》68.さつま島美人 200ml【追記あり】 《焼酎》78.島乙女 100ml 《焼酎》93.黒島美人 100ml 《焼酎》98.さつま島美人 360ml【追記あり】 今日いただくのは、“黒島美人”。 黒麹仕込だから、“黒島美人”。 芋焼酎の場合、麹米にはタイ米を使用することが多いですが、この黒島美人の麹米は国産なんだってさ。 話のネタが尽きたところで、いただいてみましょう。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 スース―でピリピリ! 芋の風味は軽め、重さやクセは一切なし! 黒麹の香ばしさは一応わかるものの、これもかなり穏やか。 甘みを少し感じます。 次に、水割りで。 スーピリは引きました。 芋の風味はかなり軽め、ほんのりと感じる程度。 黒麹の香ばしさも然り。 甘みは弱まりました。 全体的に薄まってしまったようでした。 お湯割りにしようかと思っておりましたが、薄まることを懸念して断念。 最…

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【お酒】2209.真澄 すずみさけ 純米吟醸酒 300ml

■製造者:宮坂醸造株式会社 長野県諏訪市元町1-16 ■名称 日本酒(純米吟醸酒) ■原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米) ■精米歩合:55% ■アルコール分:14度 ■保存方法:直射日光を避け、冷暗所で保存してください。 ■内容量:300ml (以上、ラベルより転記) 上諏訪の街道筋に蔵を置く宮坂醸造さん。 そのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 【お酒】158.真澄 本醸造 特撰真澄 300ml 【お酒】186.真澄 純米酒 奥伝寒造り 300ml 【お酒】351.真澄 辛口ゴールド 300ml 【お酒】382.真澄 純米吟醸 辛口生一本 300ml 【お酒】583.真澄 生 純米吟醸 辛口生一本 300ml 【お酒】701.702.真澄 銀撰パールライトカップ&山雅カップ 飲み比べ 【お酒】902.真澄 純米生酒 300ml 【お酒】1379.真澄 辛口ゴールド 180ml 【お酒】2079.真澄 2021松本山雅オリジナルラベル 300ml 今日いただくこのお酒は、 “すずみさけ”なる純米吟醸酒。 宮坂醸造さんのお酒ですから、 やっぱり酵母は“七号系”。 “ほのかな酸味をアクセントに仕上げました”ってさ。 蔵元さんのWebsiteにあった記載によれば、 「白麹を用いてほのかな酸味をアクセントに仕上げました。新しい夏酒です。」 とありましたよ。 …

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