【お酒】2230.國華の薫 上撰 マイルドカップ200

上閉伊酒造株式会社 岩手県遠野市青笹町糠前31-19-7 原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール アルコール度数 14度以上15度未満 内容量 200ml (以上、ラベルより転記) こちらひさびさの、上閉伊酒造さんのお酒。 およそ9年前に、【お酒】383.SLたのしいねっ♪ 遠野カップをいただいて以来でした。 今日いただくこの“國華の薫(こっかのかおり)”には、上撰の小印が付されておりました。 度数は14度台とのこと。 それで200mlなのかな? いただきましょう。 普通酒でしょうから、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、淡い金色でした。 上立ち香は、アルコール香とともに、枯れた感じの香りをかすかに感じます。 含むと、枯れていることがわかります。 でも角はないみたいです。 うまみは淡め。米のうまみはうっすら。 それに透明感を伴います。 苦みや雑味はなし。 キレはよいですね。 酸味はややひかえめ。 すっぱさが弱めではあるものの、弱めなりに鋭さを感じます。 ちょいスーですが、ピリはなし。 甘みはひかえめ。 ほとんどわからないくらいです。 淡麗ちょい枯ちょいすっぱスッキリ辛口のお酒でした。 淡めで透明感があり、すっきりしていてちょいスーかつ14度台ということは、アル添量・加水量ともに多めなのかな? でもそのせいかどうかはわかりませんが、枯れ…

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【お酒】2229.奥の松 純米吟醸 缶(ICHI-GO-CAN)【訂正追記あり】

製造所:東日本酒造協業組合 福島県二本松市休石167 販売者:株式会社Agnavi 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目2番18号 加工所:埼玉県比企郡小川町大字青山字木ノ下1581-1 品目:日本酒 ●原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米) ●精米歩合:60% ●アルコール分:15度 ●内容量:180mL (以上、ラベルより転記) 先週末にいただいた【お酒】2227.磐城壽 純米酒 缶(ICHI-GO-CAN)に引き続き、今日も同時に入手したものをいただきます。 今日いただくのは、 “奥の松”の純米吟醸酒。 “奥の松”は、これまでに以下のものをいただいております。 【お酒】218.奥の松 純米吟醸 180ml 【お酒】515.奥の松 本醸造辛口酒カップ 【お酒】516.奥の松 超カップ200 【お酒】1414.奥の松 サクサク辛口 180ml 【お酒】2019.奥の松 あだたら吟醸 カップ(東北MONO) “東日本酒造協業組合?” 奥の松酒造じゃなかったの? 最近になって、協業組合化したのかな? いいえ、 そうではありませんでした。 東日本酒造協業組合と奥の松酒造さんとの関係について、文献には以下のような記述がありました。 「 昭和四十九年八月二十二日に二本松市から西方、約七キロの同市休石百六十七番地に設立された。組合員は八名。理事長は奥の松酒造(株)社長の遊佐栄一氏。…

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【お酒】2228.あさ開 純米吟醸 300ml

製造者 株式会社 あさ開 岩手県盛岡市大慈寺町10番34号 品目 日本酒 精米歩合 55% アルコール分 14度 原材料名 米(国産)、米麹(国産米) 内容量 300ml (以上、ラベルより転記) “あさびらき  こぎ出て来れば 武庫の浦の   汐干の潟に 田鶴が声すも    (万葉集 巻十五より)” あさ開さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 【お酒】80.あさ開 アルミカップ アサビラキ 【お酒】293.あさ開 本醸造生貯蔵酒 生缶(2回目はこちら) 【お酒】409.あさ開 サケカップ(紙カップ) 【お酒】412.あさ開 純米辛口 男の純米DRY 【お酒】565.あさ開 本醸造 昭和旭蔵 300ml 【お酒】731.あさ開 南部流寒造り 純米吟醸 180ml 【お酒】1804.あさ開 純米酒 Proto type M 300ml 【お酒】1806.あさ開 本醸造 岩手グリーン〈手〉 【お酒】1808.あさ開 本醸造 岩手ブルー〈岩〉 そのほかに、【お酒】2224.関山 本醸造 生貯蔵酒 300mlも、製造者はあさ開さんでした。 今日いただくのは、純米吟醸。 かつていただいた【お酒】731.あさ開 南部流寒造り 純米吟醸 180mlと比較すると、 精米歩合は同じですが、アルコール度数が1度低めに設定されておりました。 “ALL Iwate”だってさ。 いた…

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【お酒】2227.磐城壽 純米酒 缶(ICHI-GO-CAN)【訂正追記あり】

製造所:株式会社鈴木酒造店 福島県双葉郡浪江町幾世橋知命寺40 販売者:株式会社Agnavi 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目2番18号 加工所:埼玉県比企郡小川町大字青山字木ノ下1581-1 品目:日本酒 ●原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米) ●精米歩合:65% ●アルコール分:14度 ●内容量:180mL (以上、ラベルより転記) 今日は、新白河駅にあるNewdaysで入手した、缶入りのお酒をいただきます。 東日本大震災で被災し、山形県長井市にあった蔵元を買い取って拠点を移した鈴木酒造店さん。 その後、福島県浪江町へ戻り、道の駅になみえに併設されている蔵で酒造りを再開なさったのでした。 現在では山形県長井市と福島県浪江町との2か所で酒造りを続けていらっしゃるようですね。 それ故、鈴木酒造店産は、山形県の蔵元さんでもあり、福島県の蔵元さんでもあるのです。 その鈴木酒造店さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。 【お酒】598.一生幸福 本醸造 300ml 【お酒】602.一生幸福 カップ 【お酒】2027.常磐MADE 磐城壽 本醸造 カップ 今日いただくのは、磐城壽の純米酒。 造っているのは鈴木酒造店さんですが、どうやら缶への充填と販売とは別の会社がやっているみたい。 この会社、“ICHI-GO-CAN”なる商標で、缶入り清酒の販売を主な業務としているみたいでした。 それにこの商品…

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【お酒】2226.しぜんしゅ 純米原酒 300ml

製造者 有限会社仁井田本家 福島県郡山市田村町金沢字高屋敷139番地 品目 日本酒 酵母無添加(蔵つき酵母) アルコール分 16度 精米歩合 80% 原材料名 米(国産)、米糀(国産米) 自然栽培米 放射性物質不検出確認済 表示義務のない加工助剤・酵素等も不使用 冷蔵推奨 内容量 300ml (以上、ラベルより転記) 仁井田本家さんのお酒は、かつて以下の物をいただきました。 【お酒】163.穏(おだやか) 純米 180ml 【お酒】1149.穏(おだやか) 純米吟醸 180ml 【お酒】1948.おだやか 純米吟醸 160ml 「江戸中期の1711(正徳元)年に現在の酒蔵のある郡山市田村町金沢で創業した。旧金沢村と屋号の「寳来屋ほうらいや」から、銘柄を「金寶」と命名する由来となった」(※1)という、仁井田本家さん。 正徳元年(1711年)といえば、儒学者であった新井白石が、江戸幕府六代将軍徳川家宣と、その側用人間部詮房との三人でゴールデントリオを結成して、“正徳の治”をガンガン進めていた時期ですよ。 白石は、 「銅くずも同然の小判なんて、ありがたくもなんともねぇよ!」とか、 「将軍ってのはさ、“大君”じゃなくって、“国王”なんだよ!!」 とか言いながら、江戸城中を肩で風を切って歩いていたことでしょう。 ちなみにワタクシのこのブログ“飲みたくなってシマッタの記”という名は、新井白石が八代将軍徳川吉宗に「オマエもう…

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【お酒】2225.白神 山廃本醸造 カップ

製造者 白神酒造株式会社 青森県弘前市大字米ヶ袋字村元22 清酒 原材料名 米(国産)米麹(国産米)醸造アルコール 精米歩合65% アルコール分15度 180ml (以上、ラベルより転記) 「弘前市の飛び地である東目屋村の雪深い一角にその蔵はある。明治中頃からこの静謐なたたずまいの中を、現蔵主で五代目になる、西澤誠さんが案内してくれた。仕込の終わった蔵の中はひっそりとしていた。その蔵の中に豊かに水をたゝえ、たえず汲み上げ流れている井戸があった。軟水弱酸性だという水は、口に含むとほのかな甘みがあり、この水がかもし出す酒の味は、蔵主が言う口当たりが良く、口の中で甘くふくらみ、濃厚、やや辛口の方向性をきっと作り出すことだろう。」(※1)と、その蔵の情景と仕込み水とを紹介されている白神酒造さん。 このブログで青森県のお酒を紹介するのは、2017年10月以来でした。 それに最後に青森県を徘徊したのは、同年7月のこと。 訪問するのもお酒に出会うのも、もう6年以上前のこと。 ですがこの“白神”なるカップ酒は青森県で入手したのではなく、宇都宮にある東武百貨店の酒コーナーで先月に出会ったものだったのでした。 この“白神”なるお酒は、 山廃造りの本醸造。 なんでもこのお酒は、「当社の定番品。辛口で味わいのある山廃仕込で、食べながら飲むと、食べ物もお酒も旨さが倍増します。」(※2)と紹介されておりましたよ。 品質表示はこちら。 …

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《焼酎》258.天の川 20度 150ml

製造元:天の川酒造株式会社 長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触808番地 本格焼酎 壱岐焼酎 原材料名:大麦(壱岐産、オーストラリア産)米麹(壱岐産、タイ産) アルコール分:20度 内容量:150ml (以上、ラベルより転記) 昨日いただいた《焼酎》257.天の川 20度 200mlに引き続き、今日も天の川20度モノをいただきます。 あれ? 昨日の天の川は麦・米ともに壱岐産のもののみ使用していたのに。 今日の天の川は、麦はオーストラリア産を、そして米はタイ産を壱岐産とともに併用しているんだってさ。 天の川にも、いろいろあるのかな? ありのままでいいだなんて・・・・。 そんなこと、絶対にあり得ない! あたしゃ今まで、自分のありのままの姿を見せたがために、どれだけの人に裏切られ、嘲笑や罵倒、人格否定の対象にされてきたことか。 この人だったら大丈夫だと思ったのに、ことごとく裏切られてきたのですよ。 つい最近にだって、裏切られたばかりだというのに。 父親にさえだって、オイラが50歳を過ぎた今でもですよ。 もちろんそれは、オイラの性格や精神状態が異常であることが原因なのでしょうけれど。 でも、そのせいで、 もう人間は誰も信用しないことに決めました。 心にカギをかけて、自分のありのままなんて絶対に見せないことに決めましたよ~だ! 浦辺粂子ですよ~だ! 閑話休題。 いかんいかん、こんなことを考えていては、天…

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《焼酎》257.天の川 20度 200ml

製造者:天の川酒造株式会社 長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触808番地 品目:本格焼酎 壱岐焼酎 原材料名:大麦(壱岐産)、米麹(壱岐産米) アルコール分:20度 内容量:200ml (以上、ラベルより転記) 天の川酒造さんについて、文献には以下の記述がありました。 「創業は明治四五年。代表銘柄は「天の川」。俳句を嗜んでいた初代が、四国讃岐今比羅宮(ママ)の奉納俳句に「松よけて見上げる空や天の川」を投句。これが最高位「天」を受賞。これと同時期に製造免許も附加されたため、記念にと社名も銘柄名も「天の川」と命名した。」(※1) また、天の川酒造さんは「二六品目とも常圧蒸留にこだわった焼酎」(※1)を造り、かつ「骨太な仕上がりの原酒をさらに二年以上貯蔵することによって、角のとれたまろやかな味わいに仕上げているのが特徴。」(※2)とのこと。 そういえば、これまでも常圧蒸留の壱岐焼酎をいくつかいただきましたが、いずれもまろやかで焦げ臭や重さのないものばかりでした。 その秘訣は、もしかしたら貯蔵にあるのかもしれませんね。 度数は20度。 原材料は、すべて壱岐産なんだってさ。 それではいただきましょう。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 香りはなし。 含むとスー少し、ピリも少し。 風味は米だね、それも減圧蒸留の米焼酎みたい。 重さやクセ、焦げ臭は全く感じません。 後味で苦みをちょっとだけ感じるかな。 …

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遠野どぶろく 河童の舞 180ml

製造者 (株)遠野ふるさと商社 岩手県遠野市綾織町新里8-2-1 製造所 たかむろ水光園 酒類加工所 岩手県遠野市土淵町柏崎7-175-2 品目 濁酒 原材料名 米(国産)、米麹(国産米) 内容量 180ml アルコール分 9度 保存方法 冷暗所(開封後は要冷蔵) (以上、ラベルより転記) 道の駅遠野風の丘を訪問した際に入手したどぶろくも、これが最後の一本となりました。 どぶろくですから、清酒ではなくて“濁酒”。 この点が、粗漉しではあっても漉してあるにごり酒(故に清酒に分類される)とのちがいです。 でも、蓋には“にごり酒”だってさ(清酒に分類:不正確ですね)。 しかも蓋の中央には、ガス抜きと思われる穴が! もしかして生で、瓶の中で発酵中なの? と、思いきや、品質表示には生だとか、要冷蔵とかの表示はなし。 むしろ、飲む前に軽く振れだってさ。 生だったら、そんなことしたら開栓時に吹き出してしまうでしょうに。 滓の量は、5割ほどでした。 それではいただきましょう。 安心してください、生じゃないみたいでした。 振ってから開栓しましたが、爆発はしませんでした。 色は、かすかに象牙色。 米の粒は大きめ。 それにこのどぶろく、 盃に注ぐと、液体部分と米の粒とが分かれていることが確認できました。 香りがありますね。 甘酸っぱい香りをかすかに感じま…

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遠野 どぶろく 50%精米吟醸仕上げ 180ml

製造者 農事組合法人 宮守川上流生産組合 岩手県遠野市宮守町上宮守4-80-1 製造所 濁酒製造場 岩手県遠野市宮守町下宮守38-3-14 名称 濁酒 原材料名 米(岩手県遠野市産)、米麹 内容量 180ml アルコール分 14度 (以上、ラベルより転記) 遠野 どぶろく あまくち 180ml 遠野 どぶろく からくち 180ml に引き続き、 今日も先月に遠野へ行った際に入手した“遠野どぶろく”をいただきます。 今日いただくこのどぶろくは、“50%精米吟醸仕上げ”だってさ。 どぶろく(濁酒)が吟醸(清酒の特定名称)を名乗るのは、どうなのかな? もちろん精米歩合の表示は不要。 度数はあまくち(12度)とからくち(15度)との中間(14度)でした。 それではいただきます。 冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、かすかに象牙色。 盃の側面に付着した滓。 あまくち/からくちほどではないみたい。 香りはなし。 含むとアルコールの香りがはっきり。 とろりとした口当たりはあるものの、あまくち/からくちほどではないみたい。 つぶつぶもあまくち/からくちより小さくてやわらかく、ザラつきはありません。 うまみは米の風味そのものに、酒臭さをかすかに感じます。 軽い苦みをかすかに感じるのは、“吟醸”だから? 酸味ははっきり。 すっぱさが強めで、鋭さを感じます。…

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