浅間酒造株式会社
群馬県吾妻郡長野原向原1392-10(原文ママ)
原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール
アルコール分15.0度以上15.9度以下
180ml詰
(以上、フタの印刷事項より転記)
群馬県のアンテナショップで購入しました。
冷蔵庫で冷やして売られていました。
しかし普通酒ですし、それにしっかりと味わいたいので、ぬる燗でいただきます。
(これがいけなかったのかなぁ。)
色は、ほんのり黄色をしています。
平成25年6月製造ですし、冷蔵庫で管理されていたので、決して劣化による着色ではないと思います。
きっと、仕込みに使った麹菌(黄麹)に由来する、天然の色でしょう。
不必要な活性炭濾過による脱色を避けていらっしゃるのでしょうか。
ちょっと色がついていると、なんか美味しそうな気がするのは、私だけでしょうか。
(見た目で判断するな!)
(早く感想を書け!)
一口いただくと、かなり強い甘みを感じます。
水あめのような、あるいはさとうきびをかじったときのような甘さです。
アルコールの香りも、うまみも、甘さで抑えられてしまっていてわかりませんでした。
甘口がお好きな方は、ぜひともお試しください。
私は……………、半分も飲めませんでした。
戦後から高度成長期にかけては、こういう甘口のお酒がけっこうあったのではないでしょうか。
もしかしたら、その味をそのまま継承なさっているのかもしれません。
この記事へのコメント
式守錦太夫
色が付いていると美味しそうという感想に、大いに共感します。
無濾過のお酒などは、あえてそのステキな色を見せたくて、
透明瓶で出荷するところも多くなりました。
実は私が所属している、お酒を造るグループでも同じ感覚で、
シブる酒蔵さんを説き伏せ、透明瓶で作ったことがありますもの。
いまその酒蔵さん、無濾過原酒を売りにしちゃっています(笑)
skekhtehuacso
「ちょっと色がついていると、なんか美味しそうな気がする」と記したのは、本当に私の素人感覚によるものです。私の知る限りでは、菊姫や神亀は活性炭濾過を避けていて黄色いままですよね。それを踏まえての記述です。
なお、記事では黄麹由来の着色ではないかと書きましたが、その後ある蔵元さんにお話を伺ったところ、麹だけではなく、お米自体からも着色成分が出ると教えていただきました。それ故、この点は訂正させていただきます。
私はまだまだ勉強が足りません。生半可な知識でブログを書いていて良いのかと思うこともあります。あたたかい目で見ていただければ幸甚です。
とんちゃん
戦後の普通酒は醜いものでした。
ご存じのように、原酒が全体の1/3という三増酒で、これにブドウ糖や酸味料、化学調味料を加えたものだから、ブドウ糖が多いと「甘口」になる。
地酒ブームが起こる前の日本酒はそんなのが普通でした。
よく飲みましたけど、必ず悪酔いしました。(苦笑)
今も見かけますが、でもかなり影を潜めています。
skekhtehuacso
いまではこのお酒の原材料の記載に糖類の文字はありませんが、この甘さは、本当に糖類無添加なのかと思うくらいです。