(お子様にご覧いただいても安心なように、画像を加工してあります。)
黄桜株式会社M
京都市伏見区塩屋町223
アルコール分/16度
原材料名/米・米麹・醸造アルコール
精米歩合/65%
※国産米100%使用
180ml詰
(以上、フタとラベルとより転記)
黄桜さんは、京都伏見の蔵元です。
灘の酒が男酒ならば、「軟水地域である伏見の酒は柔らかな甘口の「女酒」といわれてきた」のだそうです(※1)。
このお酒が、艶っぽいカッパちゃんの絵をラベルに載せているのは、伏見の女酒であることを示すためなのでしょうか?。
このお酒のラベルの裏面には、こんな仕掛けがありました。
(お子様にご覧いただいても安心なように、画像を加工してあります。)
お酒越しに、カッパちゃんが悩ましいお姿を見せつけてくるのです。
ラベルの側から口をつけるのが恥ずかしいからといって反対側からいただこうとしても、それでもカッパちゃんは誘惑してくるのです。
しかし、いくらラベルが艶っぽくても、お酒の味がおいしくなるわけではありません。
私は、この色仕掛けの誘惑を断ち切って、えこひいきすることなく味わってみたいと思います。
(誘惑されるわけねぇよ、このエロガッパ!)
今日もぬる燗でいただきます。
アルコールの香りがちょっと強めのように思います。
うまみはそれほど濃くはなく、かといってすっきりしているわけでもありません。
酒臭くもなく、かといってやわらかいうまみではありません。
(いったいどんな味なんだよ!)
酸味は、少しすっぱさを感じます。
わずかに苦味もあるようです。
しかし、刺激やピリピリ感はありません。
甘みもほんの少しあるようです。
クドくはない、さらりとした甘みです。
これがお酒の味にコクを出しているようです。
クセのないうまみを、酸味と甘みとが引き立てているお酒でした。
淡麗か濃醇かと問われれば、その中間であるように思います。
それに、甘口でもなく、かといって辛口でもないでしょう。
しかし、酸味の刺激はなく、それに甘みも強くはないので、上手に造ってあるお酒だと思います。
甘口の「伏見の女酒」かと予想していましたが、これはむしろ、灘の男酒と伏見の女酒との中間に位置するような味わいだと感じました。
ということは、これって"オカマ酒”?。
そしてあのカッパちゃんって、実はニューハーフ?
(※1)小泉武夫監修『日本酒百味百題』p.192(2000.4 柴田書店)
この記事へのコメント
hanamura
小島功先生の漫画は大好きです。
skekhtehuacso
黄桜はよく見るのですが、いただいたことはありませんでした。
このカップ酒は、伏見のカッパカントリーで見つけました。
ちゅんちゅんちゅん
画像加工に吹き出しました(笑)
そして 「ニューハーフ」で〆られた記事にも大笑い(^^)
furu
まだ 伏見にあるんでしょうか??
あったら また行きたいです。
skekhtehuacso
skekhtehuacso
私はカッパカントリーのレストランには入っていないので、サラダの件はわかりません。
カッパカントリー自体は、まだありますよ。