奄美大島酒造株式会社
鹿児島県大島郡龍郷町浦1864-2
本格焼酎
アルコール分30度
原材料名/黒糖・米こうじ
100ml
(以上、ラベルより転記)
奄美大島で黒糖焼酎を造る奄美大島酒造さん。
その黒糖焼酎は、かつてじょうご(JOUGO)25度100mlをいただいております。
今日いただくこの“高倉”も黒糖焼酎ですが、こちらは「3年以上熟成させた原酒を、樫樽でさらに熟成させた『高倉』は琥珀色の焼酎。樽香と黒糖の香りが調和した、その豊潤な味わいに魅せられたファンも多いという。」(※1)という熟成焼酎なのだとか。
アルコール度数は30度とやや高めでした。
まずは生(き)、すなわちストレートで。
少し黄色がかっているようですね。
30度だけあって、アルコールが強めです。
さわやかさもあって、スースーでピリピリですわ。
ウィスキーのような風味がありますが、深みはなくて軽めです。
甘みはほとんど感じません。
苦みや雑味もないみたいです。
こういう風味の焼酎をお湯割りにすると湿布みたいな風味になることは経験済みですので、残りはロックでいただきます。
風味はそのままですが、苦みが出ますね。
この苦みはけっこう鋭いようです。
それでいてスースーやピリピリは残ります。
熟成感や深みは一応あるものの、スースーやピリピリがはっきりしており、そしてロックでは苦みも立ってきてしまいました。
ウィスキーみたいな風味はあるものの、軽めで弱いように感じました。
それでいて甘みが少ないことから、まろやかさに欠けるようでした。
私の好みとは、ちょっとちがう味わいでした。
むしろ私は、JOUGOのほうが好きですわ。
(※1)『鹿児島の焼酎』p.18(2003.11 斯文堂株式会社出版事業部)
この記事へのコメント
タンタン
私は木樽で熟成されたお酒の風味がどうも苦手で、焼酎はもちろんウィスキーやワインもイマイチ馴染めません^^;
skekhtehuacso
この焼酎はクセは弱めでしたが、ピリピリや苦みが気になるところでした。