茨木酒造合名会社
兵庫県明石市魚住町西岡1377
原材料名/米(国産)、米こうじ(国産米)
精米歩合/60%
アルコール分/15度
内容量 300ml
(以上、ラベルより転記)
兵庫県明石市。
瀬戸内海に近い場所にあるのが、山陽電車の山陽魚住駅。
魚住の街中には、住吉神社が鎮座まします。
瀬戸内海に表を向けて鳥居を構える住吉神社。
鳥居越しに眺める穏やかな瀬戸内海は絶景でした。
その住吉神社に程近い場所に蔵を構えるのが、「創業は江戸末期の嘉永元(1848)年。」(※1)という茨木酒造さん。
酒銘の“來楽(来楽:らいらく)”については、文献には以下のように紹介されておりました。
「茨木酒造の代表的な銘柄は“来楽(らいらく)”。名前の由来は孔子の論語にある。「友あり 遠方より来たる また楽しからずや」から引用した。さらに“来楽”は左右対称文字。表から見ても裏から見ても同じで、表裏がなし。縁起がよい文字といわれているとか。」(※2)
今日いただくこの來楽は、純米吟醸でした。
純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。
お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。
上立ち香はないですね。
含んでもわかりませんでした。
うまみはやや濃いめです。
米のうまみに厚みを感じるものの、鋭さもあるみたいです。
苦みや雑味はなく、熟成感もありません。
キレはそれほどでもないみたいです。
酸味は意外にもはっきりです。
すっぱさが強めで、鋭いですね。
それにこれはかなりのピリピリですぞ!
スースー感はありません。
甘みはややひかえめです。
弱めながらに厚みを感じる甘みです。
やや濃醇でピリ荒旨やや辛口のお酒でした。
米のうまみがしっかりしていて、飲み応えを感じました。
それでいて苦みや雑味、重さは感じませんでした。
でも、吟醸造りのお酒にしてはめずらしく、すっぱさが鋭くてけっこうなピリでございました。
これは合わせる料理を選ぶお酒でしょうよ。
野菜では役不足で、むしろ魚が合うんじゃないかな。
瀬戸内産の魚専用のお酒なのかもしれません。
ということで、拙宅の粗末なエサはこちら。
当然ながら瀬戸内産の魚は準備できませんでした。
先週に引き続き、今日も菜の花。
旬のものですからね、食べられるうちに食べておこうという魂胆なのですよ。
今日もからし和えにしていただきました。
冷蔵庫に残っていたキャベツ、しいたけ、人参を、卵と魚ソーと共に炒めたもの。
ごま油と中華あじ(味の素㏍)とで味付けました。
ごちそうさまでした。
今日もいっぱい遊んでもらいましたとさ。

(友情出演)
(※1)神戸新聞総合出版センター編『播磨の地酒 こだわりの酒蔵めぐり』p.29(2010.10 神戸新聞合出版センター)
(※2)(※1)p.30
この記事へのコメント
johncomeback
拙ブログをどうするか未定ですが、暫く休止しようと思っています。
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