●製造者:黄桜酒造株式会社 +M
京都市伏見区塩屋町223
●品目:清酒
●内容量:180ml
●アルコール分:15度
●原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール
●精米歩合:65%
(包装フィルムより転記)
今週は、新型コロナウィルス蔓延による緊急事態宣言期間中に近所のスーパーで入手した黄桜3種をいただきます。
まずは、“通の本醸造”。
なんでも本醸造のお酒に吟醸酒と古酒とをブレンドしてあるのだとか。
そういえば、“本醸造(本造り)”の規格を最初に提言して世に送り出したのは、ほかならぬ黄桜さんでしたね。
フィルムをはがすためのミシン目が貫いていてわかりづらいですが、どうやら上燗(熱め)がオススメなのだとか。
ということで、今日は熱めの燗でいただきますよ。
お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。
上立ち香はないですね。
含んでもわかりません。
うまみはやや濃いめでしょう。
最初に熟成感が来るみたいですが、角がなくて穏やかです。
それに米のうまみが続いて、幅はないもののじんわりと広がります。
苦みがあって、弱めですが鋭さを少し感じます。
キレはよく、スッと引いて行きます。
酸味はややひかえめでしょう。
すっぱさはかなり弱めです。
スースー感が少しありますが、ピリピリ感はないですね。
甘みはややひかえめでした。
弱めでしたが、弱めなりに幅を感じます。
やや濃醇でちょい苦ちょいスースッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
熟成感が穏やかで、米のうまみとのバランスがいい感じでした。
それでいてキレがよく、後味はスッキリしておりました。
弱めの苦みがいい感じに引き締めておりましたが、冷めてくるにつれて徐々に目立ってくるみたいでした。
古酒をブレンドした効果はよくわかりました。
でも、吟醸酒をブレンドした効果っていったい?
この記事へのコメント
johncomeback
黄桜といえば、色っぽいカッパが思い浮かびます。
近年大手酒造メーカーのお酒が旨くなったと思います。
skekhtehuacso
とくに普段飲み用のお酒は、三増を廃止したりしておいしくする努力が見られますね。