製造者 櫻正宗株式会社
神戸市東灘区魚崎南町5-10-1
原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
アルコール分15度以上16度未満
内容量 180ml
(以上、フタより転記)
こちらひさびさの櫻正宗。
灘の名家であり、宮水を発見なさったと言われている山邑さんがお造りになったお酒です。
そのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。
【お酒】47.櫻正宗 上撰 お燗瓶
【お酒】65.櫻正宗 上撰 本醸造 クールチェリー 300ml
【お酒】70.71.櫻正宗 大吟醸カップ&特撰吟醸 飲み比べ
【お酒】539.櫻正宗 特別純米酒 宮水の華 300ml【追記あり】
【お酒】911.ハローズセレクション 淡麗辛口 清酒カップ
今日いただくこのカップ酒ですが、その存在はこのブログの草創期から知っておりました。
ですが、どうしたことか、出会うことがぜんぜんかなわなかったのでした。
あたしゃ櫻正宗さんへは蔵開きを含めて何度か訪問させてもらっているのですが、蔵にある直売所でも販売されていなかったのですから。
それがとうとう、出会いは突然にやってきたのでした。
先週末にとある場所を徘徊してた際に、いい雰囲気の酒屋さんを見つけてその店内を覗いてみたところ、憧れのこのカップ酒が鎮座ましましていらっしゃったじゃあ~りませんか!
当方が独自に定めた自主基準(“考慮すべき特段の事由なき限り、当月または先月製造分のもののみ入手する”)には合致しなかったものの、何年ものあいだ恋焦がれていた相手ですので、迷わず入手いたしましたよ。
それでは、いただいてみたいと思います。
普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。
お酒の色は、わずかに着いておりました。
うまみはやや淡めです。
酒臭さ(ほめ言葉です)が舌の上に鋭く乗っかって来るようです。
熟成感もあって、弱めですが鋭さを感じます。
米のうまみはふんわりと広がる感じです。
苦みがあって、これも弱めですが鋭さがわかります。
キレがよいですが、透明感はありません。
酸味はひかえめでしょう。
すっぱさはかなり弱めです。
スースー感は少しはっきりしています。
ピリピリ感はかすかです。
甘みはややひかえめでしょう。
弱めで幅はないものの、その存在はわかります。
やや淡麗でちょい枯ちょいスースッキリ旨やや辛口のおいしいお酒でした。
淡めでしたが、淡めなりにうまみがしっかりしていて、飲み応えがありました。
アル添が効いていてスッキリしておりましたが、それでいてけっしてうすっぺらくはありませんでした。
これは完全に食中酒でしょうよ。
憧れのカップ酒は、食事と合うおいしいお酒でした。
この記事へのコメント
ぼんさん
skekhtehuacso
そういう意味で、香り高い吟醸酒よりも、あたしゃこういうお酒のほうが好きです。
エクスプロイダー
太田和彦さんが訪れた長崎のおでん屋ではこの酒でしたね。