製造者 株式会社宮の華
沖縄県宮古島市伊良部字仲地158-1
琉球泡盛
原材料/米こうじ(タイ産米)
アルコール分/30度
内容量/100ml
(以上、ラベルより転記)
宮の華さんでは、杜氏さんをはじめとして製造に携わる人たちのほとんどが女性なのだとか。
そしてその泡盛は、「女性杜氏ならではのフルーティな香りと穀物系のふくよかな甘さをすっきりと仕上げたエレガントな味である。」(※1)とのこと。
果たして本当にエレガントな味なのでしょうか?
それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。
まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。
上立ち香はかすかに甘い香りを感じます。
含んでも、それをほんのりと感じる程度です。
一口含むと、米の風味が最初に来ますね。
厚みがありますよ。
黒麹の香ばしさは弱めで、とても穏やかです。
甘みはわかりますが、それほど際立ってはおりません。
苦みや雑味はゼロ!
スースー感もそれほど感じません。
次に、水割りで。
苦みがちょっと出るみたいですが、それが黒麹の香ばしさを引き立てているようです。
でも、やっぱり米の風味がしっかりしています。
甘みは薄まるみたいです。
米の風味が豊かで、さっぱりしていて穏やかな味わいのおいしい泡盛でした。
クセがまったくなく、雑味もゼロでした。
それにとてもスッキリしておりました。
全麹仕込みのはずなのに、黒麹の香ばしさすら穏やかでした。
これはエレガントというか、かなり上品な味わいの泡盛ですね。
口当たりがよくて、とても飲みやすく感じました。
それでも30度ですからね、十分に気を付けないと大変なことになりそうですよ。
今日はどうしても“もやし炒め”を食べたかったので。
もやし炒め(卵1個入り)を作りました。
味付けはバッチリ!
おいしゅうございましたとさ。
(※1)田崎聡『泡盛王国』p.74(2006.8 発行/有限会社食の王国社 発売/丸善(株)出版事業部)
2025/01/22
また飲んでみました。
この記事へのコメント
kou
skekhtehuacso
貧乏人の味方ですね。