【お酒】2016.亀泉 180ml

製造者 亀泉酒造株式会社 高知県土佐市出間2123-1 アルコール分:15% 原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール 内容量180ml (以上、瓶の印刷事項より転記) 今日は、高知県の“亀泉”なる普通酒をいただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ごくかすかでした。 うまみは淡めですが、淡めなりにしっかりしています。 米のうまみが広がらず、舌を突く感じです。 酒臭さなし、熟成感もなし、苦みや雑味もありません。 キレはよいですね。 酸味はひかえめです。 すっぱさはわずかです。 かすかにスーですが、ピリピリ感はありません。 甘みもひかえめです。 かなり弱めでしょう。 淡麗旨辛口のおいしいお酒でした。 米のうまみだけで勝負する辛口酒。 淡麗で雑味はなく、かなりキリッと引き締まっておりました。 それでも淡めなりに米のうまみが効いていて、飲み応えがありました。 高知県の普通酒って、こういう感じのお酒が多いですね。 代表的なところでは、土佐鶴や司牡丹もそうですし。 その淡麗旨辛口が、これまた魚と合うんですよね。 ということで、今日はさば缶。 玉ねぎとピーマンとを使って、レモンベースのドレッシングを作って、 さば缶にかけて、できあがり。 合う! 淡麗辛口のお酒が、魚のうまみとの相性バッチ…

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【お酒】2015.豊能梅 上撰 180ml

高木酒造株式会社 高知県香南市赤岡町443 180ml (瓶の印刷事項より転記) 原材料名:米(国産) 米麹(国産米) 醸造アルコール アルコール分15度以上16度未満 (フタより転記) 高木酒造さんのお酒は、以下のものをいただいております。 2011.豊能梅 楽鴬(ラクオウ) 上撰 360ml 今日いただくこのお酒も上撰ですが、楽鴬(ラクオウ)の表示はありませんでした。 まあでも、このお酒も普通酒ですから、きっと同じ中身なのでしょう。 そういう先入観を抱きつつ、いただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、かすかでした。 ああ、同じだ。 これは覚えのある味わいです。 うまみは淡めで、米のうまみが広がらずに乗っかってくる感じです。 酒臭さはなく、熟成感もありません。 キレはよいですが、透明感はないですね。 酸味はひかえめ。 甘みもひかえめです。 やっぱり淡麗辛口のおいしいお酒でした。 クセがまったくないので、スイスイと行けてしまいますよ。 それでいて米のうまみを感じるので、物足りなさはありません。 たしか二合瓶をいただいた際には「魚に合う」と評したはず。 でも今日のワタクシは、冷奴でした。 それに今日はどうしてもキムチ。 辛みはそれほど気にはなりませんでした。 一方でキムチの酸味がお酒とよく…

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【お酒】2011.豊能梅 楽鴬(ラクオウ) 上撰 360ml

製造者 高木酒造株式会社 高知県香南市赤岡町443 原材料名 米、米こうじ、醸造アルコール 原料米は全て国産 アルコール分 15度 内容量 360ml 今日は、高木酒造さんの“豊能梅(とよのうめ)”をいただきます。 小印は、楽鴬(ラクオウ)かつ上撰なんだってさ。 ところで、高木酒造さんが蔵を置く高知県香南市赤岡町では、 毎年春に“どろめ祭り”が開催されるのだそうです。 どろめ祭りは「毎年四月最終日曜日、赤岡町の海岸で催される祭りで、地曳網の実演やドロメ料理などの郷土料理による宴会、芸能大会が行われる。」(※1)お祭りで、「太平洋の澄み切った水平線と、吸い込まれるような青空のもと、遠くに手結てい岬の連峰を眺める波打ぎわの砂浜に、幕を張りめぐらして祭りの準備がすすめられる。」(※2)とあるとおり、風光明媚な海岸で開催される一大宴会なのだとか。 なお、“どろめ”とは「シラス(カタクチイワシの子)のこの地方の呼び名で、春先から十一月頃まで、波静かな日に多く獲れる。新鮮で、透明などろめに、酢とニンニクを混ぜたタレを付けて食べる味は天下一品だ。」(※2)とありました。 そのどろめを肴に盛り上がるどろめ祭りのメインイベントに、「太平洋をバックに“おらんく(ふるさと)”の酒をイッキに飲みほす「大杯飲みほし大会」」(※3)があって、「朱色の杯に、男性一升(1・8リットル)、女性五合(0・9リットル)の酒がなみなみと注がれ、地引き網でとれたて…

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【お酒】2010.玉川 純米酒 180ml

有限会社有光酒造場 高知県安芸市赤野甲38番地1 精米歩合60% アルコール分15度 原料名 米(国産)米麹(国産米) 180ml詰 (以上、瓶の印刷事項とラベルとより転記) 銀座にある高知県のアンテナショップ“まるごと高知”にて入手したお酒です。 純米酒なんだってさ。 純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。 うまみはやや淡めですが、しっかりしています。 米のうまみが淡めながらにじんわりと効いています。 酒臭さ(ほめ言葉です)もかすかに感じます。 熟成感はないですね。 苦みや雑味も感じません。 純米ですが、キレはよいみたいです。 酸味はややはっきりでしょう。 すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。 ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。 甘みはひかえめです。 かなり弱めです。 やや淡麗でちょいすっぱちょいスー旨辛口のおいしいお酒でした。 高知の辛口酒らしい、米のうまみはっきりのお酒でした。 それでも酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)をかすかに感じ、またちょいすっぱだったところは、アル添酒とのちがいでしょうか。

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【お酒】2001.南 吟醸 300ml

製造者 有限会社南酒造場 高知県安芸郡安田町安田1875 内容量 300ml 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール 精米歩合 60% アルコール分 15度 要冷蔵 (以上、ラベルより転記) およそ6年と9カ月ぶりの“南”。 かつて349.350.南 特別純米カップ&純米吟醸カップ 飲み比べなることをしておりました。 今日いただくこのお酒は、アル添吟醸酒でした。 ラベルには“要冷蔵”の文字が。 生酒なの? 一方で、購入時に受け取ったレシートには、“生貯”と書かれておりましたよ。 生貯蔵酒なのね。 それではいただきます。 吟醸酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、無色透明でした。 上立ち香は、鼻を近づけるとかすかにフルーティー。 含んでも同じです。 フレッシュな風味が少しありますね。 それに接着剤香をちょっと感じます。 うまみはやや濃いめです。 米のうまみに厚みをしっかりと感じます。 苦みが少しあって、鋭くはないもののざらつきのように感じます。 酒臭さはなく、熟成感もありません。 キレはよいですね。 酸味はややはっきりかな。 すっぱさは強くはないものの、鋭さを感じます。 スースー感はなく、ピリピリ感もありません。 甘みは、迷いましたがひかえめでしょう。 存在はわかりますが、前には出てこないみたいです。 ち…

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【お酒】1999.美丈夫 純米大吟醸 300ml

製造者 有限会社濵川酒造 高知県安芸郡田野町2150 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) 精米歩合 50% アルコール分 15度 要冷蔵 内容量300ml (以上、瓶の印刷事項より転記) 「明治37年、回船問屋の二代目濵川金太郎が酒造業を始める。濵川尚明社長のもと、「濵乃錦」から吟醸酒の「美丈夫」へシフト。」(※1)という濵川酒造さん。 ちなみに“美丈夫”は、「美貌の若者。立派な男」(※3)って意味なんだってさ。 なんでも「生産量500石ほどの酒蔵だが、目の届く範囲でていねいに仕込み、醸す酒の9割が吟醸酒だ。仕込みに使う水は、日本三大美林の一つ、魚梁瀬杉が自生する一帯にある、奈半利川の伏流水。これが超軟水であり、「美丈夫」のたおやかな風味を生み出すのに欠かせないのだ。」(※2)とか。 ちなみに、“たおやか(嫋やか)”は「しなやかなさま。/あらあらしくないさま。しとやか。」(※3)なんだってさ。 そしてそのお酒の味については、以下の記述を見つけましたよ。 「蔵元の濱川尚明さんがめざすのは「キレのよい、飲んで美味しい酒。気がついたら一升飲んでしまっていた、というのが理想」。」(※4) 「 香りの良さ、雑味のないクリアな飲み口。酒がお客さんのところに届いたときに最高の状態であるためには、そこまでの過程を逆算した徹底的な管理が求められる。美丈夫では全銘柄の膨大な数の酒を瓶貯蔵する。搾りたてをすぐに詰めるのは、できるだけ空気に触れる回数を減ら…

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【お酒】1998.桂月 相川譽 山廃純米酒 58 300ml

◎製造者 土佐酒造株式会社 高知県土佐郡土佐町田井418 ◎アルコール分:15% ◎原材料名:米(日本産)、米麹(日本産米) ◎精米歩合:58% ◎内容量:300ml (以上、ラベルより転記) 土佐酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 1799.桂月 超辛口 特別純米酒 60 300ml 1994.桂月 銀盃 カップ 1995.桂月 銀杯(銀盃?) 300ml  1996.桂月 金杯 300ml 今日いただくこのお酒は、山廃造りの純米酒なんだってさ。 飲み方は、 冷やしてもひや(常温)でも燗でも勝手にしろ! だってさ。 それでは、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、わずかに茶色がかっておりました。 上立ち香はないですね。 含むとフレッシュな風味を少し感じます。 うまみはやや濃いめです。 酒臭さ(ほめ言葉です:以下同じ)がどっしりとしております。 米のうまみは広がらず、舌の上を鋭く突く感じです。 苦みがあって、強くはないものの鋭いですね。 キレはまあまあかな。 酸味ははっきりです。 すっぱさが少し強めで、鋭いですね。 スースー感はなく、ピリピリ感もありません。 甘みはややひかえめでしょう。 存在はわかるものの、弱めです。 ちょい爽快でやや濃醇のちょい苦ちょいすっぱ旨やや辛口のおいしいお酒でした。 フレッシュな…

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【お酒】1997.日乃出桃太郎 カップ

製造者 文本酒造株式会社 高知県高岡郡四万十町本町四番二三号 アルコール分 16度 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール、糖類 内容量 180ml (以上、カップの印刷事項より転記) 日乃出桃太郎というカップ酒。 糖類添加の三増酒でした。 ただし、酸味料の表示はありませんでした。 情報をまったく持ち合わせておりませんので、さっそくいただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、透き通ってはいるものの、きれいな金色でした。 燗をつけると、枯れた香りをかすかに感じます。 うまみはやや濃いめでしょう。 最初に熟成感が来て、枯れているものの角や粗さは感じません。 でも、酒臭さ(ほめ言葉です)ややわらかいうまみを、弱めながらにも感じます。 渋みはかすかです。 キレはよいですね。 酸味はひかえめです。 すっぱさはゼロでしょう。 ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。 甘みはややはっきりかな。 前には出てくるものの、べとついた感じはありません。 やや濃醇で枯ちょいスー旨やや甘口のおいしいお酒でした。 枯れ具合バッチリですが角や粗さがなく、またけっしてスカスカではありませんでした。 甘みはよくわかりましたが、しつこさがありませんでした。 しかもキレがよく、後味はスッキリしておりました。 いけるんじゃないの! いい感じの熟…

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【お酒】1996.桂月 金杯 300ml

製造者 土佐酒造株式会社 高知県土佐郡土佐町田井418 原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール/糖類 アルコール分:15度 内容量:300mL (以上、ラベルより転記) 土佐酒造さんのお酒は、昨日までに以下のものをいただいております。 1799.桂月 超辛口 特別純米酒 60 300ml 1994.桂月 銀盃 カップ 1995.桂月 銀杯(銀盃?) 300ml  今日いただくこのお酒は、“金杯”。 昨日の銀杯に対して今日は金杯の小印ですから、かつての級別制度下における一級酒相当のお酒でしょうか? キャップには、小印の記載はありませんでした。 銀杯と同じく、金杯も糖類添加の三増酒。 酸味料の表示はありませんでした。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、無色透明でした。 燗をつけると、甘い香りがちょっとだけ立つみたいです。 うまみは淡めです。 やわらかいうまみをふんわりと感じる程度です。 熟成感はなく、酒臭さもありません。 渋みがほんの少しだけあるみたいです。 キレはよく、後味スッキリで透明感を少し感じます。 酸味はひかえめです。 すっぱさはごくわずか。 ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。 甘みはややひかえめ。 幅はすこしだけ。 かなりさらりとしております。 淡麗ちょいスースッキリやや甘口のお酒でした。 …

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【お酒】1995.桂月 銀杯(銀盃?) 300ml

製造者 土佐酒造株式会社 高知県土佐郡土佐町田井418 300mL詰 原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール/糖類 アルコール分:15度 (以上、ラベルより転記) 土佐酒造さんのお酒は、昨日までに以下のものをいただいております。 1799.桂月 超辛口 特別純米酒 60 300ml 1994.桂月 銀盃 カップ 昨日いただいたのは“銀盃”でしたが、 今日のは、“銀杯”??? でもキャップには、“銀盃”と書かれておりましたよ。 品質表示も、銀盃カップと同じで糖類添加の三増酒(酸味料の表示は無し)でした。 “銀盃”と“銀杯”とは、はたして同じお酒なのでしょうか? それとも似て非なるものでしょうか? それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、アレレ??? 無色透明でしたよ。 燗をつけると、お酒の甘い香りが少し立ちました。 アレレ??? うまみはやや淡めですよ。 やわらかいうまみそのもので、熟成感も酒臭さも感じません。 軽い渋みが少しあるみたいです。 キレはよいですが、透明感はありません。 アレレ??? 酸味はややひかえめです。 すっぱさはかなり弱めですが、効いていることはわかります。 スースー感はなく、ピリピリ感もありません。 アレレ??? 甘みはややはっきりでしょう。 幅…

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