【お酒】2311.香住鶴 山廃 RICH カップ

製造者 香住鶴株式会社 兵庫県美方郡香美町香住区小原六〇〇の二 品目:日本酒 内容量:180ml アルコール分:15度 原材料名:米(日本産)、米こうじ(日本産米)、醸造アルコール (以上、ラベルより転記) こちらひさびさの香住鶴。 香住鶴さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 そんな香住鶴さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 【お酒】164.香住鶴 但馬の誇りカップ 【お酒】537.香住鶴 但馬の自信カップ 【お酒】1938.香住鶴 生酛純米 270ml 【お酒】1943.香住鶴 山廃純米 カップ 今日いただくこのカップ酒は、“RICH”だってさ。 たしかかつては“但馬の誇り”って名前だったやつですね。 但馬の誇りのほうがカッコよかったと思うのってオイラだけ? 品質表示はこちら。 精米歩合の表示がないことから、普通酒で確定でしょう。 “このお酒は100%、米及び米由来の原料で醸造しています。”だってさ。 要するにアル添普通酒だけれど、“添加されているアルコールも米で造っていますよ~だ!”ってことでしょう。 こういう表示、かつて大七カップの箱や。愛知県のほうらいせんでもありましたね。 こういう表示を見るたびに思うのですが、そもそも米で造った醸造アルコールと廃糖蜜(さとうきびの搾りかす)で造ったそれとでは、品質に微塵のちがいでもあるのでしょうか? たとえば、味…

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【お酒】2307.國生みの雫 特別純米酒 180ml

製造者 千年一酒造株式会社 兵庫県淡路市久留麻2485-1 アルコール分 14度 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) 精米歩合 60% 内容量 180ml (以上、ラベルより転記) 千年一酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】2293.千年一 特別純米酒 300ml  【お酒】2294.千年一カップ 【お酒】2295.千年一 千どり 180ml 今日いただくこのお酒ですが、透明の箱に収納されておりました。 中にあったのはお酒と共に、 “伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)略誌”だってさ。 割愛。 酒銘は、“國生みの雫”。 “淡路幽宮御領酒”だってさ、 御料酒ってのは知っているけれど、御領酒ってのは初めてだなや。 品質表示はこちら。 精米歩合60%の特別純米酒。 話のネタもないことですので、いただきましょう。 特別純米酒には香りを特長とするものもございましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、少し茶色がかっておりました。 香りはなし。 うまみはやや濃いめ。 米のうまみに厚みを少し感じるとともに、穏やかな熟成感を少し感じます。 軽い苦みもあって、軽いけれども少し鋭いみたいです。 キレはまあまあかな。 酸味はややはっきり。 すっぱさが強くはないものの、少し鋭く感じます。 酸味の深みも少し感じ…

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【お酒】2303.神鷹 純米酒 水酛仕込み 300ml

製造者 江井ヶ嶋酒造株式会社 兵庫県明石市大久保町西島919 品目 清酒 内容量 300ml 原材料名 米(兵庫県産)、米こうじ(兵庫県産米) アルコール分 15度 精米歩合 70% (以上、ラベルより転記) 「日清戦争時、日本海軍の旗艦高千穂のマストに鷹が舞い降りたというエピソードと、神も正義の戦いに味方したことにちなんで、勇ましい正義のシンボルとしてつけられた」(※1)という “神鷹(かみたか)”。 江井ヶ嶋酒造さんは、清酒のみならず、ウィスキーやワインも手掛けていらっしゃるのだとか。 かつては大分市内に焼酎蔵を所有されていた時期もあったようです。 その江井ヶ嶋酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】524.神鷹 たる酒 300ml 【お酒】643.神鷹 サケカップ 【お酒】1702.神鷹 吟造り 吟醸酒 300ml 【お酒】2268.神鷹 吟醸 300ml 今日いただくこの神鷹は 純米酒。 品質表示はこちら。 ですがこの神鷹、生酛でも山廃でも速醸酛でもなくて、 “水酛仕込み”(みずもとしこみ)なんだってさ。 水酛の解説はこちら。 皆さん、これで、水酛についてよーくわかりましたね。 いやいや、そんなことはございませんです罠。 そうなんですよ川崎さん! (山本耕一@アフタヌーンショーより) ここからワタクシの、 自己満足的ウンチクた…

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【お酒】2302.龍力 特別純米 180ml

製造者 株式会社本田商店 兵庫県姫路市網干区高田361-1 品目 日本酒 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) 精米歩合 65% アルコール分 16度 内容量 180ml (以上、瓶の印刷事項より転記) 本田商店さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】173.龍力 特別本醸造 カップ 【お酒】479.龍力 特別純米酒 昔の酒 180ml 【お酒】722.龍力 大吟醸 米のささやき 300ml 【お酒】1711.龍力 特別本醸造 播州秋祭り カップ 【お酒】1923.龍力 特別純米酒 神力 300ml 【お酒】1924.龍力 ごつうま 特別純米酒 300ml こちらひさびさの龍力(たつりき)。 特別純米酒だってさ。 これまでにいただいたものの中にも、特別純米酒は3種ありましたよ。 「特別純米酒のくせに精米歩合65%なのかよ!」 なーんてくだらないことを言ってはいけませんぜ。 特A地区産の山田錦を100%使用しているからこそ、文句なしに特別純米酒を名乗れるのですから。 それではいただきましょう。 特別純米酒には香りを特長とするものもございましたので、まずは冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、無色透明でした。 上立ち香はなし。 含んでも、フレッシュな風味をかすかに感じる程度。 うまみはやや淡めですが、しっかりしています。 米のうま…

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【お酒】2297.淡路人形浄瑠璃 玉織姫 カップ

製造者 都美人酒造株式会社 兵庫県南あわじ市榎列西川247 品目 日本酒 アルコール分 16度 内容量180ml 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール (以上、ラベルより転記) 都美人酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】1301.淡路人形浄瑠璃 平敦盛 カップ 【お酒】2265.都美人 冷酒 生麗(きれい) 300ml 【お酒】2280.都美人 からくち 鳴門の渦酒 300ml 【お酒】2281.都美人 山廃純米 300ml 【お酒】2286.都美人 カップ 今日いただくこのカップ酒は、“淡路人形浄瑠璃 玉織姫”だってさ。 品質表示はこちら。 同じく普通酒の【お酒】2286.都美人 カップよりも、アルコール度数が1度高めですね。 話のネタもないどころか、玉織姫の何たるかも知りませんので、さっさといただきましょう。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少し濃いめ。 香りはかすかに酒臭い(ほめ言葉;以下同じ)香りを感じる程度。 うまみは濃いめ。 酒臭さがしっかりどっしり! 熟成感も少し感じます。 米のうまみはわかりにくいですが、じっくり味わうとかすかにわかります。 軽い苦みが少しありますね。 キレはよいと思います。 酸味はややはっきり。 すっぱさは弱く、鋭さもそれほどでもない。 でも酸味自体の深みを少し…

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【お酒】2295.千年一 千どり 180ml

製造者 千年一酒造株式会社 兵庫県淡路市久留麻2485-1 品目 清酒 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール アルコール分 15度 内容量 180ml (以上、ラベルより転記) 千年一酒造さんのお酒は、昨日までに以下の物をいただいております。 【お酒】2293.千年一 特別純米酒 300ml  【お酒】2294.千年一カップ 今日いただくこのお酒も“千年一”シリーズのようですが、 こちらは、“千どり”だってさ。 百人一首のうちの一つ? こちとらそういう雅な教養は、持ち合わせちゃあおりませんぜ。 このお酒も、【お酒】2294.千年一カップと同じく、普通酒でした。 千年一カップとのちがいを確かめるべく、いただいてみたいと思います。 普通酒ですが、まずはひや(常温)で試します。 お酒の色は、ごくかすか。 ほとんどわからないくらいでした。 香りはなし。 含むと、フレッシュさとはちがう爽やかな風味を少し感じます。 うまみは意外にも淡め! 米のうまみがふんわりと舌の上に乗っかる程度。 軽い苦みがあるものの、弱めです。 酒臭さはなく、熟成感もなし。 キレはとてもよく、スッと引きますが、透明感はないですね。 酸味はひかえめ。 すっぱさはゼロ。 スーかすかですが、ピリはなし。 甘みは、ややはっきりでしょう。 前には出てこないものの、後味として感じ、少し幅…

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【お酒】2294.千年一カップ

製造者 千年一酒造株式会社 兵庫県淡路市久留麻二四八五-一 品目 清酒 アルコール分15度 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール 内容量 180ml (以上、ラベルより転記) おとといいただいた【お酒】2293.千年一 特別純米酒 300mlにひきつづき、今日も千年一酒造さんのお酒をいただきます。 今日いただくこのお酒は、千年一のカップ酒。 ラベルは特別純米酒と同じでしたが、フタは昔ながらの手印でしょう。 品質表示はこちら。 フタの記載とアルコール度数が異なりますが、こちらに従いました。 それではいただきます。 普通酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少し着いていることがわかりました。 カップに鼻を近づけると、アルコールの香りと共に、枯れた香りを少し感じます。 うまみは・・・、 あー、うー、 まあこのー、 やや濃いめ! 酒臭さ(ほめ言葉:以下同じ)が最初にじんわりと来て、熟成感を少し伴います。 米のうまみもあって、厚みを少し感じます。 軽い渋みもありますね。 でもこのお酒、とてもキレがよく、それらがスッと引いて、透明感を少し感じます。 酸味はひかえめ。 すっぱさはゼロ。 ちょいスーですが、ピリはなし。 甘みは、これはややはっきりでしょう。 最初は感じないものの、後味としてわかります。 やや濃醇でちょい枯ちょい渋ちょいスー…

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【お酒】2293.千年一 特別純米酒 300ml

製造者 千年一酒造株式会社 兵庫県淡路市久留麻二四八五-一 品目 清酒 アルコール分14度 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) 精米歩合 60% 内容量 300ml (以上、ラベルより転記) 蔵元さんのWebsiteでは 「淡路島の地に根差してきた当蔵は2025年で、創立150年を控えています。」とありました。 ラベル(後掲)には、1875(明治8)年創業とありましたよ。 ということは、ご多分に漏れず、阪神淡路大震災(1995(平成7)年1月17日)で被災なさったわけですよ。 被災後に消えていった多くの灘の中小蔵元と同様に、一時は廃業をも考えたとのこと。 それでも幾多の困難を乗り越えて酒造りを再開してくださったおかげで、今日、こうしてくだらない酒ブログのネタとして使わせていただくことができた次第でございました。 今日いただくこのお酒は、特別純米酒。 清酒の製法品質表示基準(平成元年国税庁告示第8号)2(3)によれば、「純米酒又は本醸造酒のうち、香味及び色沢が特に良好であり、かつ、その旨を使用原材料、製造方法その他の客観的事項をもって当該清酒の容器又は包装に説明表示するもの(精米歩合をもって説明表示する場合は、精米歩合が60%以下の場合に限る。)に「特別純米酒」又は「特別本醸造酒」の名称を用いること。」ができる旨定められています。 また、ここで言う「客観的事項」については、酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の…

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【お酒】2286.都美人 カップ

製造者 都美人酒造株式会社 兵庫県南あわじ市榎列西川247 品目 日本酒 内容量180ml 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール アルコール分 15度 (以上、ラベルより転記) 淡路島に蔵を置く都美人酒造さんのお酒は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】1301.淡路人形浄瑠璃 平敦盛 カップ 【お酒】2265.都美人 冷酒 生麗(きれい) 300ml 【お酒】2280.都美人 からくち 鳴門の渦酒 300ml 【お酒】2281.都美人 山廃純米 300ml 今日いただくこのカップ酒は、普通酒。 ということは、【お酒】2280.都美人 からくち 鳴門の渦酒 300mlと同じ中身なのでしょうか? 話のネタがないので、さっそくいただきます。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、薄めの金色でした。 上立ち香、酒臭い(ほめ言葉:以下同じ)香りがフワリと漂います。 含むとそれが口の中で広がります。 うまみはやや濃いめ。 酒臭さが最初に来て、米のうまみがそれに続きます。 苦みがあって、強くはないものの鋭さを感じます。 それに熟成感もちょっとあるみたいです。 キレはよいですね。 酸味ははっきり。 すっぱさは少し強めで少し鋭い程度です。 でも酸味の深みがしっかり。 ちょいスーですが、ピリはなし。 甘みはややひかえめ。 前には出て来…

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【お酒】2285.白鶴 香るうまくち原酒 大吟醸 芳醇 アルミ缶【追記あり】

白鶴酒造株式会社 神戸市東灘区住吉南町四丁目五番五号 日本酒 180ml 原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール 精米歩合:50% アルコール分:17度 (以上、缶の印刷事項より転記) 阪神電車の住吉駅。 その南側は、灘五郷のうちの一つ、御影郷。 その御影郷に蔵を置くのが、白鶴酒造さん。 そのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 【お酒】1193.白鶴 上撰 淡麗純米 お燗瓶 【お酒】1457.白鶴 上撰 金冠 200ml カップ 【お酒】1499.白鶴 特撰 特別純米酒 山田錦 180ml 【お酒】2050.白鶴 純米大吟醸 180ml 【お酒】2082.白鶴 大吟醸 180ml アルミボトル 【お酒】2118.白鶴 香るうまくち原酒 アルミ缶 【お酒】2157.白鶴 上撰 山田錦 カップ 【お酒】2246.白鶴 大吟醸 180ml 今日いただくこのお酒は、原酒。 そして大吟醸、すなわち「吟味して製造した清酒」(※1)であって「固有の香味及び色沢が特に良好なもの」(※2)です。 一応触れておきますけれど、精米歩合とか、アル添の有無だとか、そういう形式的なことはどうでもいいのです。 (※1)(※2)を実質的に満たしたお酒であると蔵元さんが胸を張って宣言できるお酒こそが、大吟醸たる所以なのですから。 そもそも、吟醸酒、すなわち「吟味して製造し…

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