泡盛のコーヒー割り

今年の1月に石垣島へ行ったワタクシ。 その際、石垣島空港にあった売店にて入手した、 “請福 八重山セレクション”なる詰め合わせ商品。 イムゲー2種類は一昨日までにいただきましたが、 一本だけ、泡盛が残っております。 〔泡盛〕32.請福 30度 100ml(商品名 直火請福30度) 今日は、この泡盛を使って、 “泡盛のコーヒー割り”を試してみたいと思います。 泡盛のコーヒー割りには、いくつかの作り方があるみたいです。 その中でも、下記3点が主たる作り方のようでした。 (1)コーヒーを豆ごと浸してコーヒー成分を抽出した泡盛を、水でを割る方法。 (2)泡盛にブラックコーヒーを混ぜる方法 (3)“泡盛+ブラックコーヒー+水”を混ぜる方法 (1)は実際に「泡盛コーヒー」なる商品がリキュールとして販売されているそうです。 リキュール扱いなのは、コーヒー豆は泡盛の原料として法定されていないからでしょう。 でもそれを今手元にある泡盛でやろうとしても、到底間に合いません。 (2)は一般的な方法のようですね。 でも、コーヒーと泡盛とを混ぜただけでは、断然コーヒーの風味のほうが勝ってしまって、泡盛かどうかわかりにくくなることを危惧いたします。 そこで今回は、(3)、 それもゴリさん(竜雷太、じゃなくてガレッジセール)が紹介されていた、 “泡盛:コーヒー:水=3~4:4:2” で行こうと思います。 おっと、その前に、 請…

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カップ酒は熟成するのか?:(2)秋鹿千秋の場合

“秋鹿 純米酒 千秋 カップ” 製造者 大阪府豊能郡能勢町倉垣1007 秋鹿酒造有限会社 日本酒 純米酒 アルコール分 14度 原材料名 米・米こうじ 国産米100%使用 精米歩合70% 内容量180ml (以上、フタより転記) 2013(平成25)年8月から書き始めたこのブログ。 性懲りもなく、毎回毎回飲んだくれたり、面白くもない酒気帯び徘徊記事を公開したりで、気づけばすでに書き始めから10年以上経過しておりました。 その草創期に、【お酒】34.秋鹿 純米酒 千秋 300mlをいただいておりますが、 今日はそのカップ酒である“秋鹿 純米酒 千秋 カップ”をいただきます。 正式名称かどうかはわかりませんが、“バンビカップ”と称されてもおりますね。 品質表示は、フタに記載されておりました。 製造年月は、2024年1月。 ところで、【お酒】34.秋鹿 純米酒 千秋 300mlの記事で掲載した写真には、 300ml瓶とともに、カップ酒が写っております。 その写真がコレ。 ↑このカップ酒、 実は今でも手元にあるのです。 製造年月は“25.7”と書かれております。 この記事は2024年3月20日に書いておりますので、この製造年月の表示が2025年7月を意味するはずはございません。 そう、これは“平成25(2013)年7月”に製造されたものなのです。 この平成25(201…

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“まんこい”でレモンサワーを作ってみたけれどなんか文句あるか?

昨日いただいた、 奄美黒糖焼酎“まんこい”。 まだ范文雀、 じゃなくて、半分弱ほど残っております。 なんでもこのまんこい、 その筋では、レモンサワーにするとおいしいと評判なのだとか。 (どの筋だよ。) そこで今日は、 まんこいをレモンサワーにしてみましたよ。 ネット上で試されている作り方では、 ガムシロップなどで甘みを添加するのが一般的みたい。 しかしあたしゃ、甘みの強い酒は好みじゃない。 それ故、まずはレモン果汁だけで作り、 甘みが足りないようだったら、少し工夫してみようと思います。 最初にレモンの風味が来ますね。 続いて樫樽熟成の風味を感じます。 しかもキリッとしていて、かなりさっぱりしております。 これはうまい! 食事にもバッチリ。 しかもこれは夏の暑い日にピッタリでしょう。 ウィスキーほどしつこくはなく、かといって甲類焼酎なんかよりも風味しっかり。 さらに甘くないので、しつこさを全く感じませんでした。 ところで、 甘みを加えたものも試してみたくなった酔っぱらい。 かといって、 拙宅にはガムシロップは常備されておりません。 砂糖を加えてみようかと思ったのですが、それはそれでいささか安易。 ということで、 煮切りみりんを加えてみることにいたしました。 (みりんを電子レンジで沸騰させたもの) レモンの風味の角が取れました。 焼酎の風味とみりんの風味とが相俟って…

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カップ酒は熟成するのか?:(1)菊正宗樽酒の場合

それは、2021年6月のこと。 菊正宗さんからいただいた、キクマサ樽酒55個。 あれから7カ月が経過して、 これが最後の1個となってしまいました。 2021年5月製造分。 製造時からすでに7カ月以上経過しております。 そこで今回は、 今年1月に菊正宗酒造記念館を訪問した際に買ってきたものと飲み比べてみたいと思います。 買ってきたものは、2021年12月製造分でした。 それでは試してみましょう。 まずは、ひや(常温)で。 色のちがいは、わずかにわかるかわからないかと言った程度でした。 新しいほう。 木香(樽の香り)がはっきりしています。 こめのうまみしっかりで、厚みを少し感じます。 甘みは弱めながらにもわかります。 古いほう。 木香は弱まっておりました。 米のうまみは厚みが引いて舌を突く感じ。 枯れた感じもわずかながらに効いております。 甘みは引いて、より辛口でした。 次に、燗で。 蛇の目より、こっちのほうが色のちがいがわかりやすいかも。 新しいほうは、木香がフワッと立つね。 酸味が少し出て、深みを感じます(生酛の乳酸の影響でしょうか?)。 甘みは引くものの、わずかに残っております。 古いほうは、枯れ具合が穏やかながらにも前に出て来ましたよ。 酸味は出ませんね。 うまみはよりキリッとして、かつさらに辛口になりました。 新しい…

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PCR検査キットを使ってみましたよ~だ!

訳あって、どうしてもPCR検査を受けたかった酔っぱらい。 もちろん、目下無症状ですけれどね。 そこで入手したのが、この検査キット。 楽天市場にて3,000円台で販売されておりました。 中身はこんな感じ。 この容器に検体となる唾液を詰めて、 この封筒で送るんだってさ。 結果は、メールやLINE、SMSなどで知らせてくれるとのこと。 私はメールを選択しました。 LINEはつながる相手がいないから使っていないもので・・・。 友達は、猫しかいないもので・・・。 なお、検体(唾液)を採取する様子は撮影しませんでした。 そんなの見せられても、キモいだけだもんね。 この世に存在しているだけでキモい独身中年男性ですからね。 今日(2021年1月27日)の朝、検体を採取し、出勤前に郵便ポストに投函しておきました。 はたして結果やいかに? 吉と出るか、凶と出るか?

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てんやで飲みましたよ~だ!

今日は海浜幕張でひと悶着。 めんどうなことばっかりで、帰宅してから食事を作る気力は完全に尽き果ててしまったのでした。 かといって、豪勢に飲み食いするほどの余裕もなし。 それに海浜幕張の近辺には、気の利いた居酒屋なんかありゃしない。 そこで今夜は、“てんや”のお世話になることに決めましたよ。 まずはグラス生と二連小鉢。 グラス生をさっさと空けて、燗酒へ移行。 月桂冠の上撰は、液化仕込み(たぶん)のきれいなお味。 野菜天丼の小盛りにきす天を追加していただきましたよ。 1,310円で、おいしいひとときを提供していただきましたとさ。

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サイゼリヤで飲んでみたぜ!

《おことわり》 携帯電話(スマホではございません)付属のカメラで撮影しておりますので、画質の粗さはどうかご諒承下さい。 今日は、仕事を終えた後に、私用にてJR京葉線の海浜幕張駅(千葉市美浜区)へとやってまいりました。 駅前に展開している三井アウトレットパーク幕張にて、所用を済ませます。 思いのほか時間がかかったことから、このまま帰って食事の支度をするのが億劫になってしまいました。 そこで今日は、あとりえSAKANAさんが最近になって何度か紹介なさっていたサイゼリヤで飲んでやることにいたしましたよ。 入口に設置されていた白い台の上に、名簿が置かれておりました。 その名簿に名前を書いたのち、3分ほどして席に案内されました。 座席の背後の窓からは、海浜幕張駅が一望できましたよ。 さきほどまでいた三井アウトレットパーク幕張もこのとおり。 でもね、室内に目を転じると、周りは学生やカップル、それにナイスミディのお集りばかり。 気恥ずかしさをいささか感じながら、中年男性の一人飲みは始まったのでした。 まずは、ビール。 右も左も言葉さえもわからない異国で旧知の仲に遭遇したような気分でいただきます。 (猫しか友だちがいないくせに。) (友情出演) うわ!、軽っ! プラスチック製ジョッキの軽さに、びっくりしたなぁもぅ(三波伸介より)。 ビールに合わせたのは、セロリのピクルス。 箸が…

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《連休特別企画》木曽のカップ酒飲み比べ:七笑と中乗さん

木曽福島駅(JR中央本線)。 長野県は木曽地方の中心地である木曽福島(長野県木曽郡木曽町福島)の玄関口にして、霊峰木曽御嶽山への登山口でもある駅です。 またかつては中山道の宿場町(福島宿)が近くにありました。 木曽福島の市街地は、山に挟まれた狭い場所に位置しております。 木曽福島駅は高台に位置していることから、市街地へ向かうためには長い坂を下りて行かねばなりません。(この写真のみ、夏に撮影したものでした。) その坂を下りた場所にある市街地の中心には、清流木曽川が流れているのです。 街中に川が流れていて、しかもそれがきれいな川だと、街全体が清々しく感じますね。 冬の木曽福島には、“すんき”という塩をいっさい使わずに乳酸菌だけで発酵させた冬季限定のお漬物があるのです。 そのすんきを乗せた“すんきそば”は、かけつゆにすんきの酸味が効いた味がワタクシを魅了してやまないのですよ。 今日は、そんな木曽福島に蔵を置く蔵元さんの紙カップ酒を飲み比べてみたいと思います。 いずれも既出ですが(七笑/中乗さん)、一興を案じて飲み比べてみた次第でございました。 双方ともアル添普通酒(糖類添加なし)です。 しかし七笑(左)はアルコール度数が15度台なのに対して、中乗さん(右)は14-15度台でした。 木曽福島の街中にあるイオンでは、双方とも同じ値段で販売されておりましたよ。 それでは、飲み比べてみたいと思います。 …

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≪年忘れスペシャル企画≫白岳で“和風チューハイ”を作ってみましたよ~だ!

メガネくもっちゃった!(←橘家圓蔵より) じゃなくて、白岳残っちゃった! (かなりムリヤリだな。) 先日、白岳 しろをいただいた際に、味を比較するために白岳25度の二合ボトルを開けてしまいました。 しろは全部いただきましたが、さすがにこっちは8割方を残してしまいましたよ。 私に焼酎の美味しさを教えてくれたのは、この白岳でした。 あっさりしているものの、お米の風味をふわっと感じることができるおいしい米焼酎です。 それ故に、もしかしたら和の素材で風味付けをして炭酸で割ったら、米の風味を感じるおいしいチューハイができるのではないでしょうか? そこで今回は、風味豊かな和の素材を複数用意して、この白岳を使ってチューハイをいくつか試してみましたよ。 なお焼酎は、それぞれ40mlずつ使用いたしました。 ☆その1:わさび☆ わさびって、鼻にツンとくる辛味だけじゃなくて、爽やかさがありますよね。 そのツンとくる辛味を炭酸で緩和できたら、もしかしたら爽やかさがチューハイの風味付けとしていい塩梅に働くんじゃないかと思い、試してみることにいたしましたよ。 ですが今回は、予算の都合もあって生のわさびを買うことはかないませんでした。 年末はいろいろと出費がかさむものでね。 そこで、やむを得ずこのチューブ入りのわさびで試してみましたよ。 わさびの量は、このくらいにしておきました。 コップの中で、焼酎でわさびを溶きま…

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ビビビ! “ポット酒”にひとめぼれ

雑誌でお酒の特集が組まれていることを知ると、その記事を読みたくなってしまいます。 先日も、岡山県の地方誌である『OSERA オセラ 晩秋号(2013年11-12月号)vol.66』で、岡山県のお酒を特集していることを知って、買ってしまいました。 内容としては、岡山県内の蔵元さん38蔵の紹介と、その中からピックアップした蔵元さんへのインタビューという、この手の特集によくある記事がメインでした。 しかし、たった1ページの、とあるコラムで紹介されていたお酒に、私は、心惹かれてしまいました。 そのコラムでは、岡山市内にある居酒屋“成田家田町店”さんで出される“ポット酒”が紹介されていました。 そして、ポットからぐいのみへお酒を注いでいる写真が載っていたのです。 ポット酒とは、ポットに入れてお客に供される燗酒のことです。 お客は、ポットから自分でぐいのみへお酒を注いでいただくらしいのです。 成田家田町店さんで、60年前の「開店当初、もともと忙しくてお銚子で出せない状況から生まれた」お酒の提供方法とのこと。 そして、「15年くらい前からは、通常はお銚子で出されているんですが、「ポットで」と注文すれば応じてくれ」るそうです。 ポットですから、やはり「ひとりで飲むものじゃないでしょ。何人か、いてこそのもの。」なのだそうです(※1)。 できることならば、お酒を注いでいる写真をこのブログに載せてお見せしたいところなのですが、著作権者に許諾をとっていませんので、許さ…

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