ホッといいちこ 200ml カップ

販売者 三和酒類株式会社 大分県宇佐市山本2231-1 製造所 サカイキャニング株式会社 和歌山県伊都郡かつらぎ町島358-1 品目 リキュール 原材料名 本格麦焼酎(国内製造)、還元難消化性デキストリン/増粘剤(キサンタン) 内容量 200ml アルコール分 6% 賞味期限 容器側面下部に記載 保存方法 高温、直射日光をさけてください。 (以上、ラベルより転記) 今日は、“ホッといいちこ”なるものをいただきます。 いいちこだから焼酎か? と思ったら、リキュールなのね。 焼酎以外のものも添加されているから、リキュール扱いなのでしょう。 それにしても、三和酒類が製造者ではないのですね。 この製造所、OEMを専門とする飲料会社みたいでした。 しかもこの製品、賞味期限があるんだってさ。 添加されている難消化性デキストリンやらキサンタンやらってのは有機成分だからでしょうか? それとも度数が低いせい? ホッといいちこと名乗るだけあって、電子レンジで加熱可能なんだってさ。 それではいただきましょう。 電子レンジ(500W)で1分10秒加熱したものをいただきます。 色は一般的ないいちこと同じく、無色透明でした。 ただのお湯だなこりゃ! 香りなし。 アルコールの香りすらほとんど感じません。 風味は、減圧蒸留の麦焼酎の風味を感じるのか?、感じないのか? お湯割りでありがちな…

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WAPIRITS TUMUGI 40度 200ml

製造者 三和酒類株式会社 大分県宇佐市山本2231-1 品目 スピリッツ 原材料名 大麦麹(国内製造)、かぼす果皮、レモン果皮、みかん果皮、柚子果皮、ミント 内容量 200ml アルコール分 40度 (以上、ラベルより転記) 「 三和酒類の発足は昭和三三年九月のことである。宇佐市内および宇佐郡下の三つの酒蔵が集まって設立された。参加企業は赤松本家酒造株式会社、熊埜御堂酒造場、和田酒造場の三社である。いうまでもなく今日の社名三和酒類はこの三家の合同(和合)に由来する。そして共同の瓶詰め場をスタートさせる。それぞれ別につくっていた銘柄の酒を一本のビンにし、共通の銘柄を赤松の『和香牡丹』として出荷しはじめたのである。翌三四年には宇佐市の西酒造場がこのプロジェクトに参加する。現在もこの四社は対等な関係として三和酒類を支えている。実質的には四社連合であるが、創立時の社名三和酒類を踏襲し、いまに至っている。」(※1)という、三和酒類さん。 申すまでもないことですが、麦焼酎“いいちこ”の蔵元さんですね。 その三和酒類さんのお酒や焼酎は、これまでに以下の物をいただいております。 【お酒】989.本醸造 わかぼたん ぼたんカップ (2回目はこちら) 《焼酎》3.いいちこ 25度 200ml 《焼酎》18.西の星 20度 200ml (2回目はこちら) 【お酒】1300.わかぼたん 福貴野 300ml 《焼酎》28.いいちこ 日田全麹 225ml (2回目はこち…

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むかしながらのにごり酒 カップ

製造者 秋田銘醸株式会社 秋田県湯沢市大工町4番23号 品目 リキュール 内容量 180ml アルコール分 15度以上16度未満 原材料名 清酒(秋田県製造)、糖類 (以上、ラベルより転記) 大正時代中期に、秋田県の酒造家各氏の出資の下、大蔵省の技師であった花岡正庸氏を中心として設立され、秋田の酒を東京へ進出させるためのタスクフォースとしての役割を担った秋田銘醸さん。 手印は、“美酒爛漫”(びしゅ・らんまん)。 “おしゃ、まんべ!”(由利徹より)とまちがえないようにしてくださいね。 その秋田銘醸さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 【お酒】298.純米原酒ふなおろし 200ml缶 【お酒】348.らんまんカップ(糖類・酸味料添加) 【お酒】355.生貯カップ(糖類添加・酸味料添加なし) 【お酒】408.本醸造 飛切カップ 【お酒】416.美酒爛漫 本醸造原酒 熟成酒 200ml缶(2回目はこちら) 【お酒】1393.美酒爛漫 普通酒 お燗瓶 180ml 【お酒】1425.美酒爛漫 本醸造 美酒探求七〇一 180ml 【お酒】1426.美酒爛漫 まるごと秋田 純米酒 まなぐ凧 180ml 今日いただくのは、 “むかしながらのにごり酒”だってさ。 でもでもでも! この“むかしながらのにごり酒”は清酒ではなくて、 リキュールなんだってさ。 リキュール(混成酒)の酒税法上の定義は、 …

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遠野どぶろく 河童の舞 180ml

製造者 (株)遠野ふるさと商社 岩手県遠野市綾織町新里8-2-1 製造所 たかむろ水光園 酒類加工所 岩手県遠野市土淵町柏崎7-175-2 品目 濁酒 原材料名 米(国産)、米麹(国産米) 内容量 180ml アルコール分 9度 保存方法 冷暗所(開封後は要冷蔵) (以上、ラベルより転記) 道の駅遠野風の丘を訪問した際に入手したどぶろくも、これが最後の一本となりました。 どぶろくですから、清酒ではなくて“濁酒”。 この点が、粗漉しではあっても漉してあるにごり酒(故に清酒に分類される)とのちがいです。 でも、蓋には“にごり酒”だってさ(清酒に分類:不正確ですね)。 しかも蓋の中央には、ガス抜きと思われる穴が! もしかして生で、瓶の中で発酵中なの? と、思いきや、品質表示には生だとか、要冷蔵とかの表示はなし。 むしろ、飲む前に軽く振れだってさ。 生だったら、そんなことしたら開栓時に吹き出してしまうでしょうに。 滓の量は、5割ほどでした。 それではいただきましょう。 安心してください、生じゃないみたいでした。 振ってから開栓しましたが、爆発はしませんでした。 色は、かすかに象牙色。 米の粒は大きめ。 それにこのどぶろく、 盃に注ぐと、液体部分と米の粒とが分かれていることが確認できました。 香りがありますね。 甘酸っぱい香りをかすかに感じま…

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遠野 どぶろく 50%精米吟醸仕上げ 180ml

製造者 農事組合法人 宮守川上流生産組合 岩手県遠野市宮守町上宮守4-80-1 製造所 濁酒製造場 岩手県遠野市宮守町下宮守38-3-14 名称 濁酒 原材料名 米(岩手県遠野市産)、米麹 内容量 180ml アルコール分 14度 (以上、ラベルより転記) 遠野 どぶろく あまくち 180ml 遠野 どぶろく からくち 180ml に引き続き、 今日も先月に遠野へ行った際に入手した“遠野どぶろく”をいただきます。 今日いただくこのどぶろくは、“50%精米吟醸仕上げ”だってさ。 どぶろく(濁酒)が吟醸(清酒の特定名称)を名乗るのは、どうなのかな? もちろん精米歩合の表示は不要。 度数はあまくち(12度)とからくち(15度)との中間(14度)でした。 それではいただきます。 冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、かすかに象牙色。 盃の側面に付着した滓。 あまくち/からくちほどではないみたい。 香りはなし。 含むとアルコールの香りがはっきり。 とろりとした口当たりはあるものの、あまくち/からくちほどではないみたい。 つぶつぶもあまくち/からくちより小さくてやわらかく、ザラつきはありません。 うまみは米の風味そのものに、酒臭さをかすかに感じます。 軽い苦みをかすかに感じるのは、“吟醸”だから? 酸味ははっきり。 すっぱさが強めで、鋭さを感じます。…

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遠野 どぶろく からくち 180ml

製造者 農事組合法人 宮守川上流生産組合 岩手県遠野市宮守町上宮守4-80-1 製造所 濁酒製造場 岩手県遠野市宮守町下宮守38-3-14 名称 濁酒 原材料名 米(岩手県遠野市産)、米麹 内容量 180ml アルコール分 15度 (以上、ラベルより転記) 昨日の遠野 どぶろく あまくち 180mlに引き続き、 今日も先月に遠野へ行った際に入手した“遠野どぶろく”をいただきます。 今日いただくのは、“からくち”。 どぶろくですから、清酒ではなくて“濁酒”です。 この点が、清酒に分類されるにごり酒との違いです。 遠野 どぶろく あまくち 180mlは12度でしたが、こちらの“からくち”は15度でした。 滓の量は同じく8割5分といったところでした。 冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、かすかに象牙色かな? やはり盃の側面には、滓のつぶつぶが付着いたしました。 香りはなし。 含むとアルコールの香りを感じます。 どっしりというか、ドロリとした口当たり。 つぶつぶですが、ザラつきは感じません。 米のうまみそのもので、酒臭さは感じません。 苦みも雑味もなし。 ドロリとしてはいるものの、しつこくは感じませんでした。 酸味はややはっきり。 すっぱさがあるが、鋭さは少し感じる程度。 スー少しですが、ピリはなし。 甘みはひかえめ。 まったく感…

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遠野 どぶろく あまくち 180ml

製造者 農事組合法人 宮守川上流生産組合 岩手県遠野市宮守町上宮守4-80-1 製造所 濁酒製造場 岩手県遠野市宮守町下宮守38-3-14 名称 濁酒 原材料名 米(岩手県遠野市産)、米麹 内容量 180ml アルコール分 12度 (以上、ラベルより転記) 先月、遠野に行った際に、道の駅遠野風の丘にて入手した“遠野 どぶろく”の3種。 今週はこれをいただきます。 なお、どぶろくについては、かつて國盛 どぶろく 純米造り 微発泡 300mlをいただいた際にさんざん講釈をたれております。 どぶろくの何たるかについてお知りになりたい御仁は、どうか上記リンク先の記事をお読みいただきたく存じ奉ります。 今日は、“遠野どぶろく あまくち”をいただきます。 どぶろくですからね、濁酒(もろみを漉し取らない濁った酒)ですよ。 この点が、にごり酒とのちがいですね。 お米は遠野産なんだってさ。 米麹に産地表示がないのは・・・。 加熱殺菌してある旨表示されておりました。 要するに酵母の活性を止めてあるので、爆発する心配はなし。 度数は12度だってさ。 滓の量は、8割5分? それではいただきましょう。 冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ほぼ白色。 盃の側面に、滓が付着しました。 香りはなし。 含むとかなりドロリとした感じです。 滓のつ…

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菊正宗 瀬戸内れもん冷酒 ネオカップ

製造者:菊正宗酒造株式会社 神戸市東灘区御影本町一丁目7番15号 品目:リキュール 内容量:180ml 原材料名:日本酒(国内製造)、れもん果汁、シークワーサー果汁、かぼす果汁、醸造アルコール、糖類 アルコール分 10% (以上、カップの印刷事項より転記) 灘五郷は御影郷に蔵を置く菊正宗さん。 そのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 菊正宗 生貯蔵酒 300ml(普通酒) 菊正宗 上撰 生酛・本醸造 ハイグラス 菊正宗 特別純米酒 超特撰嘉宝蔵 雅(みやび) 菊正宗 生酛純米酒 特撰 嘉宝蔵 灘の生一本 菊正宗 超特撰 嘉宝蔵 生酛吟醸 菊正宗 超特撰 生酛大吟醸 300ml 菊正宗 樽酒 純金箔入カップ 菊正宗 上撰 本醸造 お燗瓶 (二回目はこちら) 菊正宗 上撰 普通酒 紙カップ 菊正宗 純金箔入 しぼりたてカップ 菊正宗 スーパーカップ 上撰 生酛・本醸造 菊正宗 上撰 樽酒 カップ (普通酒) 1377.菊正宗 純米樽酒 カップ 2007.菊正宗 上撰 純米 樽酒 720ml 2093.菊正宗 しぼりたてギンカップ 2094.菊正宗 上撰 しぼりたて純米キンカップ 2095.菊正宗 〈超特撰〉 しぼりたて純米大吟醸 300ml 2163.菊正宗 〈超特撰〉 しぼりたて大吟醸ネオカップ  2164.菊正宗 〈上撰〉 しぼりたて純米酒 (純米・香醸) 300ml なお、菊正宗さんには樽酒カップ…

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春玉の白 330ml

製造者 末廣酒造株式会社+T 福島県会津若松市日新町12-38 品目 日本酒(発泡性)① アルコール分 8度 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) 内容量 330ml (以上、ラベルより転記) 今日は、会津若松市にある末廣酒造さんの嘉永蔵で入手したお酒をいただきます。 蔵元さんのwebsiteでは、この“春玉の白”について以下のように紹介されておりました。 『韓国において古来飲まれてきたにごり酒「マッコリ風清酒」。 『末廣の技術により、発酵炭酸ガス含有のままお届けします。』 ラベルには、マッコリに関する蘊蓄が書かれておりました。 そんなマッコリ風清酒“春玉の白”は、 アル添なしで、かつ低濃度(8度)。 “日本酒(発泡性)①”の表示の根拠が気になるところですが、 ここでは適用となる法令・通達のみを紹介しておきます。 (かつては読み説いていたのに、面倒くさくなったんだな。) ・酒税法附則(平成29年3月1日法律第4号)36条2項4号 ・酒税法及び酒類行政関係法令等解釈通達第86条の5 酒類の品目等の表示義務 36条2項四号 また、“炭酸ガス含有のまま”なのに原材料名に炭酸ガスの表示がないということは、その炭酸ガスが酵母によるアルコール発酵の効果として発生したもののみ(炭酸ガスを添加していない)ということでしょう(食品表示基準第3条第1項)。 それではいただきます。 蔵元さんのWebsite…

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國盛 どぶろく 純米造り 微発泡 300ml

中埜酒造株式会社 愛知県半田市東本町2丁目24番地 内容量300ml 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米) アルコール分9度 (以上、包装フィルムより転記) 今日は清酒ではなく、“どぶろく(濁酒)”をいただきますよ。 しかもこのどぶろく、微発泡なんだってさ。 どぶろくって、いったいどんなお酒なのでしょうか? あたしゃまったく知らなかったので、いろいろと調べてみましたよ。 その結果を、以下に報告させていただきます。 いささか冗長ではございますが、どうかお付き合いくださいませ。 ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 1.どぶろくとは何か そもそも、どぶろくとはいったいどのようなものなのでしょうか? 文献によれば「どぶろくとは、古くからある濁り酒の異称である。民間での密造酒を指す場合も少なくなかった。(中略)文字通り、もろみ(醪)を漉し取らない濁った酒という意味である。」(※1)とありました。 また酒税法上は“その他の醸造酒”(穀類、糖類その他の物品を原料として発酵させた酒類(第七号から前号までに掲げる酒類その他政令で定めるものを除く。)でアルコール分が二十度未満のもの(エキス分が二度以上のものに限る。))(同法3条19号)に該当し、かつては“濁酒”、あるいは“その他の雑酒”という名称が用いられていたこともあったようでした。 一方で、清酒の定義をは以下の通りです(※2) イ 米、米こうじ及び水を原…

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