【お酒】2276.湘南 純米吟醸(ICHI-GO-CAN)(E233系3000番台電車)

製造所:熊沢酒造株式会社 神奈川県茅ケ崎市香川7丁目10番7号 販売者:株式会社Agnavi 神奈川県茅ケ崎市本村2丁目2番18号 加工所:埼玉県比企郡小川町大字青山字木ノ下1581-1 品目:日本酒 ●原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米) ●精米歩合:60% ●アルコール分:15度 ●内容量:180mL (以上、ラベルより転記) 「相模湾沿岸地帯の称。葉山・逗子・鎌倉・茅ケ崎・大磯などを含む。」(※1)という意味の、“湘南”。 今日は、その湘南の名を銘とするお酒をいただきます。 造っているのは熊沢酒造(熊澤酒造の誤りか?)さんですが、製造者と充填者とが異なる“ICHI-GO-CAN”なる商品でした。 熊澤酒造さんのお酒は、かつて【お酒】2211.湘南 純米吟醸 180ml(神奈川の酒蔵シリーズ)をいただいております。 ということは、それと同じ中身なのでしょうか? 缶のデザインは、JR東日本のE233系3000番台電車。 (“E233系電車3000番台”のほうが表現としては適切か?) なお、昨日の記事で書き忘れましたことがございました。 今日いただくこのお酒は、昨日いただいた【お酒】2275.花の舞 純米吟醸(ICHI-GO-CAN)(185系電車:急行伊豆)とともに、熱海駅の改札内にあるお店(正面改札を入って右側、1番線への階段の隣にあるお店)で入手いたしました。 この2種のほ…

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【お酒】2211.湘南 純米吟醸 180ml(神奈川の酒蔵シリーズ)

●製造者 熊澤酒造株式会社 神奈川県茅ケ崎市香川7-10-7 ●品目 日本酒 ●原材料名 米(国産)、米麹(国産米) ●精米歩合 60% ●アルコール分 16度 ●内容量 180ml ●保存方法 冷暗所に保存 (以上、包装フィルムより転記) 昨日にひきつづき、今日も、 「神奈川の酒蔵」シリーズをいただきます。 今日いただくのは、熊澤酒造さんの“湘南”。 “湘南”の酒銘を名乗るだけあって、熊澤酒造さんは茅ヶ崎市に蔵をおく蔵元さん。 代表銘柄は“天青”(てんせい)でしょうか。 東海道本線の茅ヶ崎駅で相模線に乗りかえて北上し、2駅目の香川駅で下車。 そこから徒歩5分ほどの場所に、蔵があります。 敷地内にはお店やレストランがあって、お酒を買うこともできれば食事の際にいただくこともできます。 私は、このブログを書き始める前に訪問したことがございました。 たしかお酒は四合瓶からしかなく、購入を断念いたしました。 でもレストランで焼き立てのピザとともにいただいた樽酒は、辛口でおいしかったと記憶しております。 品質表示はこちら。 アルコール度数は15度じゃなくて、あくまでも“16度”なのね。 この湘南も、キャップがお猪口になるスタイル。 それではいただきましょう。 純米吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、少し茶色がかっておりました。 上立ち…

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【お酒】2210.いづみ橋 純米吟醸 180ml(神奈川の酒蔵シリーズ)

●製造者 泉橋酒造株式会社 神奈川県海老名市下今泉5-5-1 ●品目 日本酒 ●原材料名 米(国産)、米麹(国産米) ●精米歩合 58% ●アルコール度数15% ●内容量180ml ●保存方法 冷暗所に保存 (以上、包装フィルムより転記) こちらひさびさの泉橋酒造さんのお酒。 これまでに、以下のものをいただいております。 【お酒】290.いづみ橋 特別純米酒 プレミアムカップ 【お酒】949.いづみ橋 純米吟醸 恵 青ラベル 300ml 【お酒】957.いづみ橋 純米とんぼカップ 夕焼け 【お酒】970.いづみ橋 辛口純米酒 いろどり 300ml 【お酒】971.いづみ橋 純米酒カップ 今日いただくこのお酒は、“いづみ橋 純米吟醸”。 「神奈川の酒蔵」シリーズは、お酒の卸問屋である国分さんが企画立案なさった商品。 同じような国分さんの企画モノ商品としては、 かつて「東京の酒蔵」シリーズをいただいたことがありました。 品質表示はこちら。 精米歩合58%ってのは、細かいね。 あくまでも60%ではないですよというアピールなのかな? この神奈川の酒蔵シリーズも、キャップがお猪口になるスタイル。 話のネタが尽きたところで、いただいてみましょう。 純米吟醸ですから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、少し着いておりました。 もしかしたらこの商品も、無濾過なのかな? …

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【お酒】971.いづみ橋 純米酒カップ

泉橋酒造株式会社 神奈川県海老名市下今泉5-5-1 【原材料名】 米(国産)、米麹(国産米) 【アルコール分】 16度 【精米歩合】 70% 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 泉橋酒造さんのお酒は、これまでにいづみ橋の特別純米酒プレミアムカップと、いづみ橋の純米吟醸 恵 青ラベル300ml、いづみ橋の純米とんぼカップ、そしていづみ橋の辛口純米酒 いろどり 300mlをいただいております。 今日いただくこのお酒は、純米酒カップと銘打たれております。 裏のラベルには、いろいろと書かれておりました。 【製造年月】と【蔵出年月】とが分けて表示されていますね。 ご丁寧なことに、両者のちがいについてもちゃんと説明されておりましたよ。 しかし、公式ルールでは「特定名称の清酒であって、容器に充てんし冷蔵等特別な貯蔵をした上で販売するものについては、その貯蔵を終了し販売する目的をもって製品化した日を製造時期として取り扱う。」(※1)とされております。 このお酒の場合、蔵元さんが「瓶詰めから蔵出まで適正に管理しています。」と述べているわけですから、【蔵出年月】を製造年月として表示してもよいはずです。 そんな細かいことはこのくらいにしておきます。 それよりも、今日はどうしても触れておきたいことがあるのです。 同じく裏のラベルには、このお酒が“活性炭を使用した濾過”をしていない旨が表示されております。 …

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【お酒】970.いづみ橋 辛口純米酒 いろどり 300ml

泉橋酒造株式会社 神奈川県海老名市下今泉5-5-1 アルコール分 16度 原材料 米(国産)米麹(国産米) 精米歩合 70% 300ml詰 (以上、ラベルより転記) 泉橋酒造さんのお酒は、これまでにいづみ橋の特別純米酒プレミアムカップと、いづみ橋の純米吟醸 恵 青ラベル300ml、そしていづみ橋の純米とんぼカップをいただいております。 今日いただくこのお酒は、“辛口”と銘打たれた純米酒です。 このラベルのデザインですが、なんとなく涼しげな感じがします。 もしかして、冷やして飲めという意味なのでしょうか? 蔵元さんのWebsiteをあたってみたのですが、このお酒は紹介されておりませんでした。 その一方で、これと同じ“いろどり”という名前がつけられた純米吟醸酒があって、それは“冷酒向き”と紹介されておりました。 ということは、もしかしたら今日いただくこの吟醸造りではない“いろどり”も、冷酒としていただくことを前提として造られたものなのかもしれません。 それ故、純米酒ですが、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。 一口含むと、生貯蔵酒のようなフレッシュな風味を少し感じることができます。 それに、アルコールの香りも少しはっきりしているようです。 うまみは淡めです。 お米のうまみをほんのりと感じます。 それに、軽い苦みが少しあって、しかも香ばしさがほん…

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【お酒】967.菊勇(キクユウ) 佳撰 ファミリーカップ

吉川醸造株式会社 神奈川県伊勢原市神戸681 原材料名 米・米麹・醸造用アルコール・糖類 アルコール分15.0度以上16.0度未満 180ml詰 (以上、フタより転記) (米と米麹との産地表示は裏のラベルにあり。) 吉川醸造さんのお酒は、かつて菊勇(キクユウ)の相模大山純米酒カップをいただいております。 今日いただくこのお酒は、誠に残念ながら糖類添加の三増酒でした。 ただし、酸味料は添加されていないみたいです。 ところで、このお酒のカップには、裏側に以下のようなラベルが貼付されておりました。 上で紹介した写真のとおり、フタには糖類の表示が醸造用アルコールの次に表示されておりました。 しかし、カップ裏側のラベルには、糖類の表示は醸造アルコールの前に置かれておりました。 公式ルールでは、原材料名の表示は「使用した原材料を使用量の多い順に記載する。」ことと定められております。(※1) 一方、このお酒の場合は、フタとラベルとで、表示の順序が異なっております。 これでは、アルコールと糖類とで、どちらの添加量のほうが多いのかわかりません。 これは明らかに違反でしょう。 細かいことを指摘するのはこのくらいにしておきます。 フタとラベルとで表示が食いちがっているのであれば、どちらが正しい表示なのか、自分の舌で確かめてみましょう。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、三増酒にしてはけっこうはっき…

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【お酒】965.白笹鼓(しらささつづみ) ササカップ

製造者 有限会社金井酒造店 神奈川県秦野市堀山下182-1 原材料名:米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール・糖類 アルコール分 15.0度以上16.0度未満 180ml詰 (以上、フタに貼られたラベルより転記) このお酒ですが、残念ながら、糖類添加の三増酒でした。 ただし、酸味料は添加されていないみたいです。 特に披露できるようなネタもないことですので、さっそくいただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ちょっと着いていることがわかる程度でした。 アルコールの香りが強めです。 それとともに、ラムネのような香りがかすかにあるみたいです。 うまみは淡めです。 かなり淡く、うまみらしきものはほとんど感じません。 ですが、苦みはけっこうはっきりしています。 それに、香ばしさもちょっとあるみたいです。 酸味はひかえめです。 かすかに感じる程度です。 甘みはややはっきりしています。 糖添三増酒にありがちなとろみのような舌触りはありますが、べとついた感じはしないみたいです。 アルコール香と苦みとを感じる、淡麗苦やや甘口のお酒でした。 醸造アルコールの添加量が多めのように感じました。 以上です、編集長!

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【お酒】957.いづみ橋 純米とんぼカップ 夕焼け

泉橋酒造株式会社 神奈川県海老名市下今泉5-5-1 原材料:米(国産)・米麹(国産米) アルコール分:15度 精米歩合 70% (以上、カップの印刷事項より転記) 180ml詰 (フタより転記) 泉橋酒造さんのお酒は、これまでにいづみ橋の特別純米酒プレミアムカップと、いづみ橋の純米吟醸 恵 青ラベル300mlとをいただいております。 今日いただくこのお酒は、純米酒のカップ酒です。 純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、かなりはっきりした金色をしております。 これは期待できそうです。 うまみはやっぱり濃いめですが、けっこうさっぱりしています。 醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみですが、クドさはまったくありません。 熟成感もわずかに感じますが、これもしつこくありません。 また、軽い苦みが少しあるみたいですが、いやな感じはまったくないですね。 しかもそれでいてキレがよく、これらの味わいがスッと引きます。 酸味は意外にもひかえめです。 ほとんど感じないくらいです。 もちろん、刺激やピリピリ感はありません。 甘みはこれもひかえめです。 ほとんど感じません。 しっかりしているものの、しつこくなくてさっぱりしている、やや濃醇で辛口のおいしいお酒でした。 うまみはしっかりしていますが、酸味がひかえめでキレがよく、軽い苦みもあって味が引き締まっているように感じました。 そ…

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【お酒】953.残草蓬莱 純米酒 カップ

大矢孝酒造株式会社 神奈川県愛甲郡愛川町田代521 原材料名 米(国産)・米麹(国産米) アルコール分 15度 精米歩合 60% 180ml (以上、ラベルより転記) このカップ酒は、小田急ロマンスカーの車内にて販売されていたものです。 カップ酒で450円ってのは、なかなかのお値段ですね。 この酒銘は、ざるそうほうらいと読むそうです。 このことについて、ある雑誌では以下のように紹介されておりました。 「 神奈川県北部、山々に囲まれた“残草(ざるそう)”という小集落があった。その地で文政13年(1830)から代々酒造業を営んでいるのが大矢孝酒造である。」(※1) 地名は難しいね。 また、大矢孝酒造さんでは残草蓬莱の他に“昇龍蓬莱”という銘柄もあるそうですが、「残草蓬莱で低アルコール原酒、速醸系酒を、昇龍銘柄で生酛系酒を造っている。」(※2)とのこと。 ということは、今日いただくこのお酒は、純米酒の中でも速醸酛を採用した比較的廉価なものということでしょう。 くどいようですが、決して安くはありませんでしたけれどね。 なお、速醸酛/生酛のちがいについては、かつてこちらでまとめております。 このお酒ですが、常温で販売されておりました。 それ故、今日も常温でいただこうかと思ったのですが、この時期の常温は人肌燗にも匹敵するほどでしょうから、冷蔵庫で軽く冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、かすかに着いている…

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【お酒】949.いづみ橋 純米吟醸 恵 青ラベル 300ml

泉橋酒造株式会社 神奈川県海老名市下今泉5-5-1 原材料名 米(国産)・米麹(国産米) アルコール分 16度 精米歩合 58% 300ml (以上、ラベルより転記) 泉橋酒造さんのお酒は、かつていづみ橋の特別純米酒プレミアムカップをいただいております。 今日いただくこのお酒は、純米吟醸酒です。 このお酒のラベルには、“袋しぼり”と書かれております。 これは私の推測ですが、この“袋しぼり”は、仕込みが終了したもろみからお酒と酒粕とを分離するための方法を示しているのではないかと思います。 お酒と酒粕とを分離する方法としては、槽(ふね)と呼ばれる長方形の箱の中に袋詰めしたもろみを並べてふたをし、上から圧力を掛けて搾り出す方法が一般的のようです。 また、普通酒や大量生産されたお酒などは、自動圧搾機というアコーディオンの化け物みたいな機械にもろみを(袋に入れずにそのまま)入れて、横から圧力を掛けて搾り出す方法も採られています。 一方、「吟醸酒などの高級酒を搾る場合は、もろみを詰めた酒袋を容器(主に用いられる容器の容量が一斗なので「斗瓶(とびん)」と呼ばれる)の上に吊るし、自然にしたたらせる方法がとられることもある。この搾りの方法を「首吊り」または「袋吊り」といい、このようにして搾った酒は「斗瓶取り」とか「斗瓶囲い」「雫取り」などと呼ばれる。」(※1)とのこと。 要するに、袋からポタポタと垂れてくるお酒をひたすら下で受け続けて集…

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