【お酒】2236.丹誠 上撰 延寿カップ

加工者:吉良酒造合資会社 大分県豊後大野市緒方町下自在359 品目:清酒 原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール、糖類 アルコール分:15度以上16度未満 内容量:180ml (以上、ラベルより転記) 吉良酒造さんは、大分県豊後大野市に蔵を置く蔵元さん。 すぐ近くには浜嶋酒造さん(鷹来屋)があって、同じ通り沿いに蔵を構えていらしゃいます。 今日いただくこの“丹誠”には、“上撰”と“延寿”との小印が付されておりましたよ。 製造者ではなく“加工者”ってことは、自醸した製品ではないのかな? それに“糖類”の文字があるということは、いわゆる“三増酒”(糖類や酸味料を添加して製造量を増やしたお酒)でしょうね。 そういえばかつて、オイラが“三増酒”って書いたら、「現代に三増酒なんてない 誤った知識で名誉毀損しない方が良い」と嚙みついてきた不逞の輩がいたっけ。 その時はまともに対応したけれど、今思えばそんな奴の言うことなんか無視しておけばよかったとつくづくそう思うわ。 本当に名誉棄損だと思うならば、告訴でも告発でもなんでもすればいいのに。 あれから1年以上経過しましたが、未だ警察や検察からは何の連絡もありませんけれど。 いかんいかん、閑話休題。 酒がまずくなってしまう。 それではいただきましょう。 普通酒ですから、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少し着いておりました。 …

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【お酒】2235.一の井手 上撰カップ?

  製造者 株式会社久家本店 大分県臼杵市大字臼杵413番地 製造場 大分県臼杵市江無田382番地 品目 清酒 原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール アルコール分 15度 内容量 180ml (以上、フタより転記) 久家本店さんのお酒は、かつて【お酒】1289.上撰 一の井手 カップをいただいております。 今日いただくこのお酒ですが・・・、 カップを見ても、フタを見ても、 手印(酒銘)も小印も、 どこにも書いていない! 唯一の手掛かりは、久家本店さんが製造者で、かつ普通酒であるというフタの表示だけ。 それなのに、どうしてこのお酒が“一の井手 上撰カップ”であると判断したのか? それは、 買った時のレシートにそう書いてあったからでした。 話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は少し着いていて、透き通っておりました。 香りは、鼻を近づけるとアルコール香ちょっとだけ、そして枯れた香りもちょっとだけ。 うまみはやや濃いめ、いや、ちょい濃いめかな。 酒臭さ(ほめ言葉です)が効いており、かつ熟成感をちょっとだけ。 軽い渋みをほんの少し感じます。 キレはよく、透明感を少し感じます。 酸味はひかえめ。 すっぱさはゼロ。 ちょいスーですが、ピリはなし。 甘みはややは…

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【お酒】2234.鷹来屋 辛口本醸造 300ml

製造者 浜嶋酒造合資会社 大分県豊後大野市緒方町下自在381番地 品目 日本酒 原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール 精米歩合 60% アルコール分 15度 内容量 300ml (以上、ラベルより転記) 浜嶋酒造さんのお酒は、かつて【お酒】1764.鷹来屋五代目(たかきやごだいめ) 特別純米酒 カップをいただいております。 ↑このお酒は、大阪にある“山中酒の店”で入手したものでした。 浜嶋酒造さんの紹介は、上記鷹来屋五代目カップの記事をご参照くださいな。 JR九州豊肥本線の緒方駅(大分県豊後大野市)。 緒方駅には、しいたけ栽培発祥の地の碑がありましたよ。 そんな緒方駅から高台へ上がって、 水車が設置されている水路沿いの道を歩いていくと、 そこにあるのが、浜嶋酒造さんの蔵。 手印は“鷹来屋(たかきや)”。 その由来は、【お酒】1764.鷹来屋五代目(たかきやごだいめ) 特別純米酒 カップをご参照あれ。 今日いただくのは、本醸造。 しかも“辛口本醸造”だってさ。 品質表示はこちら。 精米歩合60%なのに特別本醸造を名乗らないところが奥ゆかしいと思うのは私だけでしょうか? 話のネタが尽きたところで、いただきます。 まずは、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ほとんどわからないくらいでした。 うまみは…

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【お酒】2035.大吟醸 結晶 由布のしづく 無濾過 180ml

販売元:有限会社さとう酒舗 由布市湯布院町川上3734-1 製造元:倉光酒造合名会社 大分市大字森町825 原材料名 米(国産山田錦)・米麹(国産米山田錦) アルコール分:17度 精米歩合:40% 容量:180ml (以上、ラベルより転記) 今日は、由布院で入手した大吟醸をいただきます。 造っているのは、倉光(そうこう)酒造さん。 どうやら新酒鑑評会での金賞取得に注力なさっているようですね。 無濾過の大吟醸とありましたが、純米の表示はなし。 でも醸造アルコールは添加されていないみたいでした。 純米を名乗るかどうかは、任意ですからね。 話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。 大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。 上立ち香はかすかにフレッシュ。 でも含むとフルーティーとフレッシュとが口の中でパッと広がります。 うまみはやや濃いめ。 米のうまみに厚みがありますね。 吟醸酒らしい苦みが少しあるみたいです。 熟成感はなく、酒臭さも感じません。 キレはそれほどでもないみたいです。 酸味ははっきりしています。 すっぱさがやや強めで、鋭いですね。 でも酸味自体に深みもしっかりと感じます。 ちょいスーで、かすかにピリと感じます。 甘みははっきりです。 べとつかないものの、幅をしっかりと感じます。…

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【お酒】2032.薫長 純米 300ml

製造者 クンチョウ酒造株式会社 大分県日田市豆田町六番三一号 原材料名 米(国産)、米麹(国産米) 精米歩合 65% アルコール分 15度 内容量 300ml (以上、ラベルより転記) クンチョウ酒造さんのお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 2018.薫長 上撰 かんぴん 180ml 2024.薫長 上撰 サケカップ 2025.薫長 300ml 2026.薫長 うま辛口 本醸造生貯蔵酒 300ml 今日いただくこのお酒は、純米酒です。 純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。 うまみはやや濃いめでしょう。 米のうまみに厚みを少し感じます。 酒臭さ(ほめ言葉です)も穏やかに効いています。 熟成感はなく、苦みや雑味もありません。 純米ですが、キレはよいですね。 酸味はややひかえめでしょう。 すっぱさはかなり弱く、鋭さは感じません。 ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。 甘みは意外にもややひかえめ! 存在はわかるものの、かなり弱めです。 やや濃醇でちょいスー旨やや辛口のおいしいお酒でした。 純米なのに軽さがあって、飲みやすく感じました。 それでいてうまみしっかりで、飲み応えもありました。 しかもやや辛口で、食事との相性バッチリでした。 これ、うまいね! 薫長は普通酒はやや甘口でおいしいお酒でし…

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【お酒】2026.薫長 うま辛口 本醸造生貯蔵酒 300ml

製造者 クンチョウ酒造株式会社 大分県日田市豆田町6番31号 原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール 精米歩合65% 内容量 300ml 保存方法 要冷蔵 (以上、ラベルより転記) クンチョウ酒造さんのお酒は、これまでに以下の普通酒をいただいております。 2018.薫長 上撰 かんぴん 180ml 2024.薫長 上撰 サケカップ 2025.薫長 300ml 今日いただくこのお酒は、“うま辛口”と銘打たれた本醸造の生貯蔵酒なんだってさ。 それではいただきます。 生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、無色透明でした。 上立ち香はないですね。 含むとフレッシュな風味をほんのりと感じます。 うまみは淡めですが、淡めなりにしっかりしているようです。 米のうまみに淡めなりに厚みを少し感じます。 酒臭さ(ほめ言葉です)もかすかに感じます。 渋みと重さとも、それぞれちょっとだけあるみたいです。 キレはよいですが、透明感はありません。 酸味はややひかえめかな。 すっぱさは弱めですが、弱めなりに鋭さを感じます。 スースー感はなく、ピリピリ感もありません。 甘みはややひかえめ? いや、ややはっきりでしょう。 前には出てこないものの、幅のある甘みを感じます。 ちょい爽快の淡麗ちょい渋ちょい重旨口のおいしいお酒でした。 フレッシュな風味が…

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【お酒】2025.薫長 300ml

製造者 クンチョウ酒造株式会社 大分県日田市豆田町6番31号 原材料名:米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール アルコール分:15度 内容量:300ml (以上、ラベルより転記) クンチョウ酒造さんのお酒は、これまでに以下の普通酒をいただいております。 2018.薫長 上撰 かんぴん 180ml 2024.薫長 上撰 サケカップ 今日いただくこの薫長も普通酒ですが、小印は付されておりませんでした。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。 ああ、これは覚えがあるぞ。 うまみはやや濃いめ。 米のうまみに厚みが少しあって、酒臭さ(ほめ言葉です)が穏やかに効いています。 軽い渋みがちょとだけ。 熟成感はありません。 キレはよいですが、透明感はありません。 酸味はひかえめ。 すっぱさはほとんどわかりません。 ちょいスーですが、ピリピリ感はありません。 甘みはややはっきり。 べとつかずさらりとしておりますが、幅を感じます。 やや濃醇でちょいスースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。 うまみしっかりなのにキレがよくてスッキリしておりました。 軽い渋みがちょっとだけありましたが、雑味には感じませんでした。 それらを甘みがいい感じにまとめておりました。 これはまちがいなく、2018.薫長 上撰 かんぴん 180m…

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【お酒】2024.薫長 上撰 サケカップ

クンチョウ酒造(株) 大分県日田市大字石井790 原材料名 米・米麹・醸造アルコール・糖類 アルコール分15.0度以上16.0度未満 180ml詰 (以上、フタより転記) クンチョウ酒造さんのお酒は、これまでに2018.薫長 上撰 かんぴん 180mlをいただいております。 今日いただくこのカップ酒にも、上撰の小印が付されておりました。 でもでもでも、 こっちには、原材料名に“糖類”の文字がありましたよ! 同じ上撰のはずなのに、どうして? この品質表示には、米の産地が表示されておりません。 米の産地表示が義務化されたのはたしか10年くらい前のことです。 それ故、このフタはそれ以前に制作されたものの在庫を使い続けているのではないでしょうか? そしてその間に、クンチョウ酒造さんでは上撰クラスへの糖類添加をお止めになられたのではないでしょうか? このことは、フタの開け方が旧式のティアオフ方式であることからも察しがつきます。 さらに、所在地も今の豆田町とは異なっておりましたよ! でもこのカップ酒は、たしかに豆田町にある蔵元さんの直営店で買ったんですよ。 不思議なことばかりのこの上撰サケカップ。 はたして本当に2018.薫長 上撰 かんぴん 180mlと同じ中身なのでしょうか? それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は少し着いて…

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【お酒】2022.角の井 冷酒 300ml

製造者 株式会社井上酒造 大分県日田市大字大肥2220の1 原材料名 米(国産)、米麹(国産米)、醸造アルコール アルコール分 14度 内容量 300ml (以上、ラベルより転記) 昨日いただいた2021.角の井 上撰 300mlにひきつづき、今日も井上酒造さんのお酒をいただきます 今日いただくこのお酒は、“冷酒”なんだってさ。 品質表示を見る限り、普通酒のようですね。 それに生貯である旨の表示はありません。 それではいただいてみたいと思います。 冷酒と銘打たれておりましたから、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、かすかに着いておりました。 上立ち香はないですね。 含んでも香りはないものの、フレッシュな風味をちょっとだけ感じます。 うまみはやや淡めですが、淡めなりにしっかりしております。 米のうまみに淡めなりに厚みがあって、舌を突いてくるようです。 酒臭さ(ほめ言葉です)もちょっとだけあるみたいです。 苦みがあって、強くはないものの鋭さを感じます。 キレはよいですね。 酸味はややはっきりでしょう。 すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。 スースー感はかすかですが、ピリピリ感はありません。 甘みはひかえめです。 ほとんど感じません。 ちょい爽快でやや淡麗のちょい苦ちょいすっぱ旨辛口のおいしいお酒でした。 意外にも辛口で、ちょい苦ちょいすっぱと…

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【お酒】2021.角の井 上撰 300ml

製造者 株式会社井上酒造 大分県日田市字大肥2220の1 アルコール分15度 内容量300ml 原材料名 米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール (以上、ラベルより転記) 井上準之助。 大正末期から昭和初期に大蔵大臣を務め、血盟団事件によって暗殺された人ですね。 「1804(文化元)年に創業して以来、清酒「角の井」を造り続けている『井上酒造』」(※1)は、「元大蔵大臣・井上準之助の生家でもある蔵。」(※2)なのだとか。 今日いただくこのお酒は、上撰の小印が付された普通酒でした。 それではいただきます。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、無色透明でした。 燗をつけると、酒臭い(ほめ言葉です)香りがふわりと漂ってまいりました。 うまみはやや濃いめかな。 最初に酒臭さ(あくまでもほめ言葉です)が来て、それに続く米のうまみに厚みを少し感じます。 熟成感はなく、苦みや雑味もありません。 キレはよく、スッと引きます。 酸味はややひかえめでしょう。 すっぱさはかなり弱いものの、存在はわかります。 でもけっこうなスースーですよ。 ピリピリ感はありません。 甘みはややはっきりでしょう。 べとつかず、さらりとしていていますが、幅があることがわかります。 やや濃醇でスースースッキリ旨やや甘口のおいしいお酒でした。 最初に酒臭さ(くどいようですが、ほめ言葉で…

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