【お酒】1289.上撰 一の井手 カップ

株式会社久家本店 大分県臼杵市江無田382番地 原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール アルコール分15度 180ml詰 (以上、フタより転記) 一の井手という酒銘について、蔵元さんのWebsiteでは以下のように紹介されておりました。 「清流末広川の河口から最初の堰(井手)のほとりに、久家本店の酒造場が位置するので「一の井手」と命名されました。」 早々にネタが尽きたことろで、さっさといただいてみたいと思います。 普通酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、少し着いていることがわかりました。 透き通った感じもしますね。 うまみは濃くはないですが、しっかりしています。 酒臭さはほとんどなく、むしろ熟成感というか、ウィスキーのような風味を感じます。 それに、苦味が弱めではあるものの、重さを少し感じます。 一方でキレはよく、透明感を感じます。 酸味はひかえめです。 すっぱさはほとんどわかりません。 アルコール由来と思われるさわやかさを少し感じます。 あまみはややはっきりしています。 とろみはないものの、べとついた感じが少しあるようです。 しっかりしているもののキレのよい、ちょい苦やや甘口のお酒でした。 じっくりと味わうと、うまみにクセや苦味、それに甘味のべとつきがわかります。 でも、それらが突出することなく、うまく抑えられているようでした。 透明感を感じるキレの…

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【お酒】1207.西の関 花かすみ 純米酒 300ml

萱島酒造有限会社 大分県国東市国東町綱井392-1 原材料名 米(国産)・米麹(国産米) アルコール分 17度 精米歩合 60% 300ml詰 (以上、ラベルより転記) 萱島酒造さんのお酒は、かつて西の関の純米だるまカップをいただいております。 きょういただくこのお酒も純米酒ですが、こちらは「麹やお米の微粒子が酒中に混在した独特の旨味を持った春先だけのお酒」なのだとか。 微粒子は、肉眼ではビンの底でモヤっと広がるところを確認することができたのですが、私が所有する安物のカメラではそれをうまく撮影することができませんでした。 底の縁の部分にちょっとだけたまっているように見えるものが、どうやらその微粒子のようです。 純米酒ですが、「常温か軽く冷やしてお楽しみ下さい。」とラベルに書いてありましたので、軽く冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。 一口含むと、フレッシュな風味を少し感じます。 もしかしたら、生貯蔵酒でしょうか? うまみはやや淡めです。 米のうまみがしっかりしていて、舌の上をピンと突いてくるようです。 軽い苦みもありますね。 キレはそれほどでもないみたいです。 酸味はややはっきりしています。 すっぱさは強くはないものの、鋭さを少し感じます。 それに、かすかにピリッと感じます。 甘みはややはっきりしています。 穏やかではあるものの幅のあ…

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【お酒】989.本醸造 わかぼたん ぼたんカップ

三和酒類株式会社 大分県宇佐市山本2231-1 アルコール分 15度以上16度未満 原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール 精米歩合 65% 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 三和酒類さんは、どうやら麦焼酎“いいちこ”を造っている蔵元さんのようですね。 いいちこは全国的に広く普及している焼酎だと思いますが、一方でこちらのお酒は、先週末に佐賀県で酒集めをしたときまで見たことがありませんでした。 そんな大分県産のこの酒をいただきます。 本醸造ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ややはっきりしておりました。 おお、これは最初に苦みがきますね。 かなりはっきりした苦みですが、決して嫌味はないみたいです。 うまみは濃くはないですが、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみを感じます。 酸味はひかえめです。 実際にはあるのかもしれませんが、苦みに隠されているみたいです。 甘みはややはっきりしています。 さらっとした甘みをほんのりと感じます。 苦みばしった、苦やや甘口のお酒でした。 苦みははっきりしていますが、嫌味のない苦みでした。 これは酸味料に由来する苦みとはちがうと思います。 きっとこの苦みが、大分の食べ物と合うのでしょうね。 いつか大分へ行って、このお酒を地元の料理と一緒にいただいてみたいものです。 ☆★☆★☆★☆★☆★ 2017/11/14 …

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【お酒】291.西の関 純米だるまカップ

萱島酒造有限会社 大分県国東市国東町綱井392-1 原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米) 精米歩合60% アルコール分15度 180ml詰 (以上、フタより転記) 今年は今日が土用の丑の日とのことで、とあるデパ地下で見つけたこのお酒を選びました。 といのも、このお酒は、日本名門酒会という、地方のお酒を流通させる組織が選定した、“プロが選んだうなぎに合う酒”において、9年連続で第一位となっているお酒なのだそうです。 このお酒がはたして本当にうなぎに合うのかどうかは、実際に試してみないとわかりません。 しかしねぇ、昨今では、国産うなぎの蒲焼はもはや高級品じゃないですか。 負け組の私にとっては、到底手を出せない代物となってしまいました。 そりゃ、スーパーで売っている中国産うなぎだったら、私でもなんとか手を出せますよ。 でもね、いったい何を食べさせられて育てられたのかもわかりゃしないようなものを口にするのはイヤですよ。 そこで、うなぎの蒲焼とは似て非なるものではありますが、一応天然ものであるこちらを、うなぎの代わりにいただくことにしましたよ。 うん、臭みはそんなに強くはないし、焼き目の香ばしさがかすかにあって、これはこれでおいしいです。 といことで、こいつを肴に、今日もぬる燗でいただきます。 甘みがはっきりしています。 でも、クドさのない、自然な甘みです。 酸味もしっかりしています。 ほんの少しだけ…

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