【お酒】2002.ナルトタイ 生貯蔵酒 吟醸生 十五・五度 300ml

製造者 株式会社本家松浦酒造場 徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本19番地 商品名:ナルトタイ 生貯蔵酒 吟醸生 精米歩合:58% 内容量:300ml 原材料名:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール アルコール分:15.5度 (以上、包装フィルムより転記) こちらひさびさの鳴門鯛(なるとたい)。 本家松浦酒造場さんのお酒は、かつて以下のものをいただいております。 932.鳴門鯛 吟生 吟醸生貯蔵酒 300ml 945.鳴門鯛(なるとたい) 本醸造 鯛カップ 今日いただくこのお酒は、吟醸の生貯蔵酒だってさ。 品質表示を見る限り、かつていただいた932.鳴門鯛 吟生 吟醸生貯蔵酒 300mlと同じ中身のようですね。 アルミボトルで、フタはお猪口になっておりました。 このタイプ、今までにもいくつか出会っておりますよ。 八重垣とか、招德とか、八鹿とか、千曲錦とかね それではいただいてみたいと思います。 吟醸酒ですし、生貯蔵酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。 細かい気泡がわずかにありました。 上立ち香はないですね。 含んでもありません。 フレッシュな風味はありましたが、弱めです。 うまみはやや淡めでしょう。 米のうまみが広がらず、舌の上を突く感じがします。 苦みがあって、強くはないもののけっこう鋭いですね。 酒臭さは…

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【お酒】1321.御殿桜 純米酒 180ml

有限会社斎藤酒造場 徳島市佐古七番町7番1号 原材料名:米(国産)、米麹(国産米) 精米歩合:60% アルコール分:15度 内容量:180ml (以上、ラベルより転記) こちら久々の徳島県のお酒です。 披露できるような情報を持ちあわせておりませんので、さっそくいただいてみたいと思います。 純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ほとんどわからない程度でした。 うまみはやや濃いめです。 醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみがしっかりしています。 熟成感もちょっとあるみたいです。 でも、苦みや雑味はまったく感じません。 酸味ははっきりしています。 すっぱさが強くはないものの、鋭さを感じます。 さわやかさも少しはっきりしています。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはどちらかと言うとややひかえめではあるものの、その存在はわかります。 べとつかない甘みをほんのりと感じます。 酒臭さ(←ほめ言葉です)があって酸味が効いている、やや濃醇でちょいすっぱ旨口のおいしいお酒でした。 けっこうしっかりした味わいですが、雑味を感じないためか、飲みにくさを感じません。 ほんのり感じる甘みも、やわらかさとコクとを添える程度にほどよい感じでした。 ただ、これはあくまでも私の感想ですが、これほどの酸味であれば深みがほしいところでした。

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【お酒】952.司菊 純米酒 穴吹川 180ml

司菊酒造株式会社 徳島県美馬市美馬町字妙見93 原材料名/米・米こうじ アルコール分/15.0度以上16.0度未満 原料米 徳島県産米100% 精米歩合 50% 仕込水 連続四国一の清流「穴吹川」源流水使用 ラベル 阿波和紙使用 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 司菊酒造さんのお酒は、これまでに司菊特別本醸造ごっつい辛口カップと、司菊純米酒カップとをいただいております。 今日いただくこのお酒は、いろいろとこだわりがありそうな純米酒です。 というのもこのお酒、小さい瓶であるにもかかわらず、やたらと能書きだらけでしたよ。 ラベルの材料までも表示されておりますが、これってお酒の味と何か関係があるのでしょうか? どうやら冷やしていただいたほうがよいみたいですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、かすかに着いていることがわかる程度でした。 香りはないみたいです。 うまみは濃くはないですが、ややしっかりしているといったところでしょうか。 お米のうまみですねこれは。 山田錦を使ったお酒にありがちな味わいです。 キレはそれほどでもないみたいです。 それでいて、苦みや雑味はまったくありません。 酸味はややはっきりしています。 鋭さのあるすっぱさを、少し強めに感じます。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはややはっきりしています。 さらっとした甘みを感じますが、酸味…

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【お酒】951.司菊 純米酒 カップ

司菊酒造株式会社 徳島県美馬市美馬町字妙見93 原材料名/米・米こうじ 使用原料米 徳島県産吟のさと 100% アルコール分/14度以上15度未満 180ml詰 (以上、ラベルより転記) (精米歩合の表示なし) 司菊酒造さんのお酒は、これまでに司菊特別本醸造ごっつい辛口カップをいただいております。 今日いただくこのお酒は、純米酒です。 特別本醸造もそうでしたが、このお酒にも精米歩合の表示がありませんでした。 くどいようですが、公式ルールでは「特定名称を表示する清酒については、原材料名の表示の近接する場所に精米歩合を併せて表示すること。」と定められております(※1)。 純米酒には精米歩合を何%以下にせよとの制限はありませんが(※2)、精米歩合を表示することは義務とされております。 それ故、このままでは、純米酒の特定名称を名乗ることはできません。 特別本醸造と同じく、このお酒も“徳島県産吟のさと”を100%使用しているのだとか。 純米酒ですので、いつもならばぬる燗でいただくところですが、特別本醸造との味のちがいを確かめるべく、このお酒についても冷蔵庫で軽く冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、特別本醸造よりもちょっと濃いめでしょうか。 うまみは濃くはないですが、しっかりしています。 醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみと共に、熟成感もちょっと感じます。 苦みや雑味はなく、キレもよいみ…

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【お酒】948.司菊 特別本醸造 ごっつい辛口 カップ

司菊酒造株式会社 徳島県美馬市美馬町字妙見93 原材料名/米・米こうじ・醸造アルコール 使用原料米 徳島県産吟のさと 100% アルコール分/15度以上16度未満 180ml詰 (以上、ラベルより転記) (精米歩合の表示なし) このお酒は特別本醸造ですが、精米歩合が表示されておりませんでした。 公式ルールでは「特定名称を表示する清酒については、原材料名の表示の近接する場所に精米歩合を併せて表示すること。」と定められておりますので(※1)、これは明らかに違反でしょう。 このままでは、特別本醸造の特定名称を名乗ることは許されないはずです。 ところで、このお酒は“徳島県産吟のさと”を100%使用しているのだとか。 この“吟のさと”について取り急ぎ手元にある文献を当たってみたところ、「清酒製造の盛んな北部九州に適した高品質酒米の育成を目標に、山田錦と多収・良質で知られる西海222号を交配。」した酒米であって、「九州沖縄農研センター(福岡県)」で育成されたとありました(※2)。 ということは、福岡県やその周辺で酒集めをすれば、再びこの“吟のさと”を使用したお酒に出会うことができることでしょう。 この酒米に関するもっと詳しい情報は、その際にあらためて報告させていただきたいと思います。 (要するに、今回は調べていなかったってことだな!) これまでの経験からして、特別本醸造には燗に向かないものもありましたので、まずは冷蔵庫で軽く冷…

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【お酒】945.鳴門鯛(なるとたい) 本醸造 鯛カップ

株式会社本家松浦酒造場 徳島県鳴門市大麻町池谷字柳の本19番地 精米歩合 65% アルコール分 15度以上16度未満 原材料名 米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 《ご注意》 読者の皆様におかれましては、毎日毎日、飽きもせずにこんな酒臭いブログをお読みいただきましてありがとうございます。 本日、私のブログに、スニーカーやらバッグやらの販売サイトへ誘導するリンクを貼った書き込みがされていることを発見しました。 こんなやつです。 この書き込みですが、どうやら私のブログのみならず、他のso-netユーザーの皆様のブログにおいても跳梁跋扈しているようですね。 私のブログは、あくまでも酒ブログです。 即ち、お酒をネタにした記事を通じて、読者の皆様へ笑いと楽しみとを提供することを目的としたブログです。 (提供できていないじゃないか!) それ故、このような書き込みは記事の内容と全く関係のない有害無益のものと判断し、見つけ次第削除いたします。 そうは言っても、四六時中このブログの全体を監視し続けることは不可能ですので、書き込まれてからそれを発見して削除するまでに時間を要することもあると思います。 それ故、その間は、不本意ではあるものの、斯様な書き込みを暫時放置してしまうことになってしまいます。 そこで、お願いがございます。 ブログを趣味として楽しんでいらっしゃる健全なるso-net…

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【お酒】944.純米酒 阿波美人 カップ

津乃峰酒造株式会社 徳島県阿南市長生町諏訪の端11 アルコール分 15度以上16度未満 原材料名 米・米麹 国産米100使用 精米歩合65% 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 徳島市内にある阿波おどり会館で、糖類酸味料添加の三増酒と抱き合わせでセットで販売されていた純米酒です。 阿波美人を名乗るにもかかわらず、ラベルに表現されているのは文字だけでした。 どうせなら、阿波美人のイラストでも載せたほうがいいんじゃないの? それとも、制作費を節減した結果でしょうか。 邪推はこのくらいにして、そろそろいただいてみたいと思います。 純米酒ですので、今日もぬる燗でいただきます。 お酒の色は、ちょっと着いているのがわかる程度でした。 ありゃ、なんだこれ。 うまみはむしろ淡めですが、醸されたものとはちがうようなクドさを感じます。 それに、苦みもはっきりしています。 酸味はハッキリしています。 かなりピリッと感じます。 すっぱさは強くはないものの、角を感じます。 甘みはややはっきりしています。 というか、決して強くはないものの、とろみのような舌触りを少し感じます。 クド苦ピリやや甘口のお酒でした。 ※※おことわり※※ 以下の記述はあくまでもブログ筆者の主観に基づく感想であって、酒質を客観的に調査した結果を示すものではありません。 このお酒って、本当に純米酒…

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【お酒】943.芳水 大吟醸 カップ

芳水酒造有限会社 徳島県三好市井川町辻231-2 原材料名/米(国産)・米麹(国産米)・醸造アルコール 精米歩合/40% アルコール分/16度以上17度未満 180ml (以上、ラベルより転記) 手元にある芳水酒造さんのお酒はこれで最後です。 これまでに、以下のものをいただいております。 芳水 良撰カップ(糖添) 芳水 上撰カップ(糖添) 芳水 本醸造にごりざけ カップ 芳水 吟醸なまざけ 180ml 今日いただくこのお酒は、満を持しての大吟醸です。 アルコール度数が16度台と、やや高めですね。 これは濃醇な味わいを期待できそうです。 大吟醸ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 色は黄金色と、なかなかおいしそうでした。 吟醸香はかなり弱めですね。 フルーティーな風味をかすかに感じる程度です。 うまみはやや濃いめで、しっかりしています。 お米のうまみとともに、醸し出された酒臭い(←ほめ言葉です)うまみと香ばしさとをほんの少し感じます。 それでいてキレがよく、スッと引いていきます。 苦みや雑味はありません。 酸味はややはっきりしています。 すっぱさは強くはないものの、やや鋭さを感じます。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはひかえめです。 わずかにあるかないかといった程度です。 しっかりしているもののキレのよいうまみと、ちょっと鋭さを感じる酸味とがよく合って…

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【お酒】942.芳水 吟醸なまざけ 180ml

芳水酒造有限会社 徳島県三好市井川町辻231-2 アルコール分13度以上14度未満 原材料名:米(国産)・米こうじ(国産米)・醸造アルコール 精米歩合60% 180ml (以上、ラベルより転記) 芳水酒造さんのお酒は、これまでに普通酒(糖添三増酒)の良撰カップと、同じく普通酒(これも糖添三増酒)の上撰カップ、そして本醸造にごりざけのカップ酒とをいただいております。 今日いただくこのお酒は、アル添吟醸酒の生酒です。 特定名称酒の場合、もろみに醸造アルコールを添加すれば、そのアルコール度数は20度近くになるはずです。 それにもかかわらず、このお酒は13~14度と、アルコール度数がやや低めですね。 これはもしかして、アル添とともに多めの加水を施すことで、軽快な口当たりに仕上げているのでしょうか? それを確かめるべく、そろそろいただいてみたいと思います。 吟醸酒ですし、生酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 お酒の色は、少し着いていることがわかる程度でした。 一口含むと、生酒らしいフレッシュな風味があることがわかります。 ですがそれほどクドくはないですね。 一方で、吟醸香はほとんど感じないくらいでした。 うまみは淡めですが、淡いなりにしっかりしています。 お米のうまみをピンと感じます。 吟醸酒らしい苦みをかすかに感じますが、まったく気にはなりません。 吟醸酒だけあって、酸味はひかえめです。…

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【お酒】941.芳水 本醸造にごりざけ カップ

芳水酒造有限会社 徳島県三好市井川町辻231-2 原材料名/米・米こうじ・醸造アルコール アルコール分/15度以上16度未満 国産米100%使用 精米歩合70% 内容量 180ml詰 (以上、ラベルより転記) 芳水酒造さんのお酒は、これまでに芳水の良撰カップと、同じく芳水の上撰カップとをいただいております。 いずれも糖類添加の三増酒でしたが、今日いただくこのお酒は本醸造のにごり酒です。 オリの量は、全体の1割弱といったところでしょうか。 にごり酒ですので、冷蔵庫で冷やしたものをいただきます。 カップのままではお酒の状態がわかりづらいので、グラスに移してみました。 オリが少ないせいか、それほど濃厚そうには見えませんね。 やはり見た目どおり、口当たりはさっぱりしています。 ですが、オリのざらつきは少しあるみたいです。 うまみは濃くはなく、むしろやや淡めのようです。 お米のうまみを感じますが、口当たりと同じくさっぱりしています。 軽い苦みがわずかにありますが、まったく気にはなりません。 酸味はややひかえめです。 すっぱさがちょっとありますが、角がなくておだやかです。 刺激やピリピリ感はありません。 甘みはひかえめです。 ゼロではないみたいですが、かなり弱めです。 さっぱりやや辛口のおいしいお酒でした。 にごり酒らしいうまみはあるものの、かなりさっぱりした味わいでした。 オリ…

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