《焼酎》265.雪洲 カップ

重家酒造株式会社 長崎県壱岐市石田町印通寺浦200番地 本格焼酎 壱岐麦焼酎 アルコール分 25度 原材料 大麦2/3,米麹1/3 内容量 180ml (以上、ラベルより転記) 重家(おもや)酒造さんの壱岐焼酎は、かつて《焼酎》263.雪洲 20度 200mlをいただいております。 今日いただくこの雪洲は、25度でした。 かめ壷仕込みで、手造りなんだってさ。 それではいただきましょう。 しかし、25度の焼酎をカップに直接口を付けていただくのはいささか苦しいところでございます。 蔵元さんがカップで販売なさった意図をお察し申し上げることは私の頭ではかなわないところでございますが、まずは盃で、生(き)、すなわちストレートでいただきます。 香りはなし。 含むとちょいスーでちょいピリ。 風味は米由来と思われるものがきますが、麦の香ばしさは弱いみたいです。 甘みが少しありますね。 重さやクセ、焦げ臭はゼロです。 次に、ちょい水足しの水割りで。 苦みが少しだけ出るみたいです。 甘みが前に出て来て、よくわかります。 米の風味に、麦の香ばしさをほんのりと感じます。 最後は、残りをロックでいただきました。 苦みが出て、けっこう鋭い。 でも甘みが前に出て来て、苦みと拮抗しているようです。 風味は米が先、麦の香ばしさは弱めながらも続くようです。 甘みがよくわかる、おいし…

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《焼酎》263.雪洲 20度 200ml

製造者 重家酒造株式会社 長崎県壱岐市石田町印通寺浦200 品目:本格焼酎 壱岐麦焼酎 原材料名 二条大麦(九州産)・米麹(九州産米) 麹 白麹 杜氏 横山雄三 内容量 200ml アルコール分 20度 (以上、ラベルより転記) 「壱岐で一番小さな蔵である。創業は、大正13(1924)年。石田町に製造場、郷ノ浦町に貯蔵庫がある。木製の甑(こしき)で原料の米や麦を蒸し、麹(こうじ)を手造りで造る。常圧・減圧蒸留を併用できる蒸留機を使用し、ブレンドという技術を用いて、独自の酒質を追究。長期貯蔵にも取り組んできた。」(※1) という、重家(おもや)酒造さん。 その重家酒造さんの焼酎の銘は、“雪洲(せっしゅう)”。 銘の由来ついては、以下の記述がありあした。 「壱岐は古来より大八洲(おおやしま)の一つとして数えられ、「雪洲」(ゆきと見まごう白砂のしま)と称されたことに由来し、代表銘柄を「雪洲」としている。」(※2) ここに“大八洲(おおやしま:大八島とも)”とありますね。 これは、古事記に由来する言葉で、日本の国が誕生した時の領土の範囲を示す言葉のようでした。 「イザナギ・イザナミは、「是のただよへる国を修理(つくろ)ひ固め成せ」(この漂っている国土をあるべきすがたに整え固めよ)という、天つ神の命令を受け、与えられたヌホコ(玉飾りをほどこした矛)を指し下ろしてオノゴロ島を得て高天原からそこに降る。そして、 (中略)…

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《焼酎》261.天の川 VERY OLD AGED 30 YEARS 50ml

製造者:天の川酒造株式会社 長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触808 品目:本格焼酎 壱岐焼酎 原材料名:大麦(豪州産) 米麹(国産米) アルコール分:36度 内容量:50ml (以上、瓶の印刷事項より転記) 天の川酒造さんの壱岐焼酎は、昨日までに以下の物をいただいております。 《焼酎》257.天の川 20度 200ml 《焼酎》258.天の川 20度 150ml 《焼酎》260.天の川 AGED 15 YEARS 50ml 昨日に引き続き、今日も壱岐へ行った際に見つけた天の川の古酒2種類から一つをいただきます。 いずれも、同じ形の白磁製と思われる瓶に詰められておりました。 今日いただくのは、 “VERY OLD AGED 30 YEARS”。 30年モノの古酒でしょうね。 度数は昨日試した15年モノ古酒よりも高く、36%だってさ。 でも内容量は同じくたったの50ml。 鞄の中に入れてもジャマにならないほど小さな容器。 かつて付き合っていた人からジャマくさい扱いされたことがあるオイラでも、鞄の中に入れてもジャマにはなりませんよ(加害者はすぐ忘れても、被害者は絶対に忘れないのです)。 それではいただきましょう。 こんなにちょっとしか入っていませんが、まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ舐めてみます。 スース―で、しかもピリピリだなこりゃ! 麦や米の風味はわかるものの、スーピリの…

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《焼酎》260.天の川 AGED 15 YEARS 50ml

製造者:天の川酒造株式会社 長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触808 品目:本格焼酎 壱岐焼酎 原材料名:大麦(豪州産) 米麹(タイ産米) アルコール分:25度 内容量:50ml (以上、瓶の印刷事項より転記) 天の川酒造さんの壱岐焼酎は、これまでに以下の物をいただいております。 《焼酎》257.天の川 20度 200ml 《焼酎》258.天の川 20度 150ml 今週は、壱岐へ行った際に見つけた天の川の古酒2種類をいただきます。 いずれも、同じ形の白磁製と思われる瓶に詰められておりました。 今日いただくのは、 “AGED 15 YEARS” 15年モノの古酒でしょうね。 度数は25% ですが、内容量はたったの50mlだってさ。 試飲かよ! だからボトルは、こんなに小さいのです。 かつて付き合っていた人から「小さい男だ」と罵られたことがあるワタクシが手に持っても、こんなに小さいのです(徹底的に根に持つ性分でして)。 それではいただきましょう。 こんなにちょっとしか入っていませんが、まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ舐めてみます。 香りがよい! 米のような香りとともに、華やかさをかすかに感じます。 含むとスーっと感じるものの、ピリは皆無! 麦と米との風味がものすごくしっかりで、厚みを感じます。 枯れたような風味もかすかに感じるかな。 甘みはかなり弱めです。 …

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《焼酎》258.天の川 20度 150ml

製造元:天の川酒造株式会社 長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触808番地 本格焼酎 壱岐焼酎 原材料名:大麦(壱岐産、オーストラリア産)米麹(壱岐産、タイ産) アルコール分:20度 内容量:150ml (以上、ラベルより転記) 昨日いただいた《焼酎》257.天の川 20度 200mlに引き続き、今日も天の川20度モノをいただきます。 あれ? 昨日の天の川は麦・米ともに壱岐産のもののみ使用していたのに。 今日の天の川は、麦はオーストラリア産を、そして米はタイ産を壱岐産とともに併用しているんだってさ。 天の川にも、いろいろあるのかな? ありのままでいいだなんて・・・・。 そんなこと、絶対にあり得ない! あたしゃ今まで、自分のありのままの姿を見せたがために、どれだけの人に裏切られ、嘲笑や罵倒、人格否定の対象にされてきたことか。 この人だったら大丈夫だと思ったのに、ことごとく裏切られてきたのですよ。 つい最近にだって、裏切られたばかりだというのに。 父親にさえだって、オイラが50歳を過ぎた今でもですよ。 もちろんそれは、オイラの性格や精神状態が異常であることが原因なのでしょうけれど。 でも、そのせいで、 もう人間は誰も信用しないことに決めました。 心にカギをかけて、自分のありのままなんて絶対に見せないことに決めましたよ~だ! 浦辺粂子ですよ~だ! 閑話休題。 いかんいかん、こんなことを考えていては、天…

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《焼酎》257.天の川 20度 200ml

製造者:天の川酒造株式会社 長崎県壱岐市郷ノ浦町田中触808番地 品目:本格焼酎 壱岐焼酎 原材料名:大麦(壱岐産)、米麹(壱岐産米) アルコール分:20度 内容量:200ml (以上、ラベルより転記) 天の川酒造さんについて、文献には以下の記述がありました。 「創業は明治四五年。代表銘柄は「天の川」。俳句を嗜んでいた初代が、四国讃岐今比羅宮(ママ)の奉納俳句に「松よけて見上げる空や天の川」を投句。これが最高位「天」を受賞。これと同時期に製造免許も附加されたため、記念にと社名も銘柄名も「天の川」と命名した。」(※1) また、天の川酒造さんは「二六品目とも常圧蒸留にこだわった焼酎」(※1)を造り、かつ「骨太な仕上がりの原酒をさらに二年以上貯蔵することによって、角のとれたまろやかな味わいに仕上げているのが特徴。」(※2)とのこと。 そういえば、これまでも常圧蒸留の壱岐焼酎をいくつかいただきましたが、いずれもまろやかで焦げ臭や重さのないものばかりでした。 その秘訣は、もしかしたら貯蔵にあるのかもしれませんね。 度数は20度。 原材料は、すべて壱岐産なんだってさ。 それではいただきましょう。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 香りはなし。 含むとスー少し、ピリも少し。 風味は米だね、それも減圧蒸留の米焼酎みたい。 重さやクセ、焦げ臭は全く感じません。 後味で苦みをちょっとだけ感じるかな。 …

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《焼酎》256.山乃守 25度 110ml

製造者:有限会社山の守酒造場 長崎県壱岐市郷ノ浦町志原西触85 品目:本格焼酎 原材料名:大麦2/3(長崎壱岐産)、米(長崎壱岐産米) アルコール分:25% 内容量:110ml (以上、ラベルより転記) “山乃守”と書いて「やまのもり」と読むこの壱岐焼酎。 文献には、以下の記載がありました。 「初代が創業した志原村西触は山内姓が多く、創業主の山内守政は、通称「山守」と呼ばれていた。明治三二年の創業以来、代表銘柄は「山乃守」とし、会社名は「山の守」としている。」(※1)。 品質表示を見ると、大麦も麹米もすべて壱岐産で賄っていらっしゃるのね。 すばらしいことだと思いますが、いくら農業が盛んな壱岐であっても、造りに必要な全量を確保するのはものすごく難しいことでしょうよ。 壱岐だけではなく、日本各地で麦焼酎を手掛ける多くの蔵では、豪州産などを使用しているくらいですから。 その山乃守ですが、 “甕仕込み”なんだってさ。 なんでも、「二六品目はすべて一次仕込み、二次仕込みとも昔ながらの「かめ仕込み」で造っている。」(※1)のだとか。 話のネタが尽きたところで、いただいてみたいと思います。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 香りはないですね。 含むと、米っぽい風味が先に来て、麦の風味はひかえめ。 甘みはしっかりしています。 キレがよく、スッキリしています。 スーは少し感じるものの…

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《焼酎》253.麦焼酎 壱岐っ娘 25度 110ml

製造者 壱岐の蔵酒造株式会社 長崎県壱岐市芦辺町湯岳本村触520 品目:本格焼酎 原材料名;大麦2/3、米麹(国産米)1/3 アルコール分:25% 内容量:110ml (以上、ラベルより転記) 壱岐の蔵酒造さんの壱岐焼酎やお酒は、これまでに以下のものをいただいております。 《焼酎》131.壱岐の島 25度 200ml【翌日追記あり】  (2回目はこちら) 【お酒】2191.心意気 上撰 180ml 今日いただくのは、“壱岐っ娘”だってさ。 でもね、あたしゃどうも、こういう、 顔の絵のデザインは、苦手なのですよ。 というのも、 子供の頃、夜中に台所に忍び込んで、明かりは豆球だけをつけて戸棚を開けたんです。 そうしたら、目の前にいきなり・・・・、 シュガーカットのボトル(顔の絵のやつ)が現れて、ものすごく怖い思いをしたんです。 それ以来、その体験がトラウマになっているものですから。 いい歳こいた今でもスーパーや薬局でシュガーカットを見ると、ドキッとするんです。 ま、そんなこと、 どーでもいいんですけれどね。(みつまJAPAN'より) 品質表示はこちら。 「大麦:米麹=2:1」ってのが、壱岐焼酎のお約束なのでした。 なんでかは知りませんけれど。 この“壱岐っ娘”について、 蔵元さんのWebsiteでは、以下のように紹介されておりました。 「優しい口当たりとフルーティな味わいが特徴…

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《焼酎》249.猿川 円円 25度 300ml

製造者:株式会社猿川伊豆酒造 長崎県壱岐市芦辺町深江本村触1402番地1 品目:本格焼酎 長崎壱岐焼酎 原材料名:大麦(国産)、米麹(国産米) アルコール分:25度 内容量:300ml (以上、ラベルより転記) “壱岐焼酎”の蔵元さんである、猿川伊豆酒造さん。 その焼酎は、かつて《焼酎》243.猿川(サルコー) 25度 110mlをいただいております。 今日いただくこの猿川(サルコー)は、 ”円円(まろまろ)”だってさ。 品質表示はこちら。 この猿川 円円。 超音波熟成による自然熟成焼酎なんだってさ。 能書きがありましたので、紹介しておきます。 そういえば、かつていただいたお酒や焼酎の中には、 ・モーツァルトを聴かせながらお酒を仕込む蔵があったり、 ・“音楽仕込み”で焼酎を仕込む蔵があったり、 ・焼酎の貯蔵タンクに音響を振動を与えて熟成させる蔵がありました。 どれも雑味が少ないきれいなお酒になったり、やさしい香りとライトな飲み口になったりと、一定の効果があるようでした。 そんな超音波熟成+自然熟成ですが、 この焼酎の箱には、3面にわたってしつこいほどアピールされておりましたよ。 それではいただいてみましょう。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 香りはないですね。 ちょいスー、ちょいピリですが、刺々しさはないみたいです。 …

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《焼酎》248.壱岐の華 25度 200ml

株式会社壱岐の華 長崎県壱岐市芦辺町諸吉二亦触1664-1 本格焼酎 アルコール分25% 内容量200ml 原材料:大麦・米麹 (以上、包装フィルムより転記) 今日は、壱岐焼酎の“壱岐の華”をいただきます。 なお、壱岐の華さんの焼酎は、これまでに以下のものをいただいております。 《焼酎》245.壱岐の華 25度 200ml 《焼酎》246.壱岐の華 20度 200ml 今日いただくのは、25度の壱岐の華。 あれ? 25度って、既出だよね? じゃあ、今日いただくほうの25度モノって、いったい・・・、 蔵元さんのWebsiteを見ても、既出のものしか紹介されていないし・・・、 素性を探るカギは、品質表示にありました。 こちらが既出の25度モノ。 ですが今日いただくほうの品質表示には、 原材料の産地の表示がありませんでした。 すべての原材料の表示が義務化されたのは令和4(2022)年4月からのようですが、その前に“米トレーサビリティ法(米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律)”が成立しており、平成23(2011)年7月から米の産地表示が先行して義務化されているようです。 ということは、米の産地を表示していないこの壱岐の華25度モノは、おそらく米の産地表示が義務化される以前、あるいは義務化後数年間の間に製造されたものではないかと推測いたします。 そして品…

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