〈芋酒〉6.IMUGE. 請福酒造 イムゲー 37度 100ml

製造者 請福酒造有限会社 沖縄県石垣市宮良959 品目 スピリッツ 商品名 イムゲー アルコール分37度 原材料名 甘藷(沖縄県産)、米こうじ(タイ産米)、粉黒糖 内容量 100ml (以上、ラベルより転記) 請福酒造さんのイムゲーや泡盛は、これまでに以下の物をいただいております。 〈芋酒〉2.IMUGE. 12度 200ml(請福イムゲー) 〈芋酒〉4.IMUGE. 請福酒造 イムゲー 25度 100ml(2回目はこちら) 〔泡盛〕30.請福 12度 200m 〔泡盛〕32.請福 30度 100ml(商品名 直火請福30度) 今年の1月に石垣島へ行ったワタクシ。 その際、石垣島空港にあった売店にて入手した、 “請福 八重山セレクション”なる詰め合わせ商品。 その中の一本。 今日いただくこれも“イムゲー”でしたが、 こっちは37度なんだってさ。 37度ということは、25度モノよりも濃いでしょうから、香りや味がハッキリしているのでしょうか? それを確かめるべく、いただいてみたいと思います。 まずは生(き)、すなわちストレートでちょっとだけ。 香りは、25度モノで感じた華やかな香りはなく、芋の香りとともにアルコール香を感じます。 含むと、最初にけっこうなスーピリを感じ、甘みがそれ続きます。 芋の風味はわかるものの、スーピリに隠されてしまっています。 重さやクセがないのは、25度…

続きを読む

〈芋酒〉5.TARAGAWA IMUGE. 宮古島芋酒 25度 100ml

製造者 株式会社多良川 沖縄県宮古島市城辺字砂川85 品目:スピリッツ 原材料名 紅芋(沖縄県産)・米こうじ(タイ産米)・粉黒糖(沖縄県産) アルコール分25% 内容量100ml (以上、ラベルより転記) 今週は、イムゲー3種セットを一つずついただきます。 (国際通りにて) 最後の一本は、宮古島に蔵を置く多良川さんのイムゲー。 ちょい水足しの水割りでいただきます。 上立ち香はないですね。 でも含むと華やかな香りがふんわりと広がります。 芋の風味はふっくらで、重さもちょっと感じます。 黒糖の風味も分かります。 黒麹の香ばしさはひかえめかな。 甘みがしっかり、厚みを感じるほどです。 芋の風味と甘みとがしっかりの、おいしいイムゲーでした。 3本の中で、風味が一番しっかりしているようでした。 それでもクセなくて、飲みやすいね。 しかも甘みしっかりでマイルド。 これもうまいね! イムゲー、もっともっと広まって、いろいろと飲み比べられるようになってほしいなぁ。 そのときには、また沖縄へ行きたいなぁ。

続きを読む

〈芋酒〉4.IMUGE. 請福酒造 イムゲー 25度 100ml

製造者 請福酒造有限会社 沖縄県石垣市宮良959 品目 スピリッツ 商品名 イムゲー アルコール分25度 原材料名 甘藷(沖縄県産)、米こうじ(タイ産米)、粉黒糖 内容量 100ml (以上、ラベルより転記) 今週は、イムゲー3種セットを一つずついただきます。 (国際通りにて) 請福酒造さんのイムゲーは、かつて〈芋酒〉2.IMUGE. 12度 200ml(請福イムゲー)をいただいております。 今日いただくこのイムゲーは、25度でした。 ちょい水足しの水割りでいただきます。 上立ち香は、華やかさをほんのりと感じます。 含むとそれが口の中でふんわりと広がります。 芋の風味はクセや重さがまったくなく、穏やかです。 黒糖の風味も穏やかに感じます。 甘みもしっかりしていますね。 風味が穏やかに効いていて甘みを感じる、おいしいイムゲーでした。 芋の風味だけではなく、黒糖の風味もわかりましたよ。 それでいて角やクセ、重さがまったくなくて飲みやすく感じました。 これもうまいね! 2024/04/30 また飲んでみました。

続きを読む

〈芋酒〉3.久米島の久米仙 「IMUGE.(イムゲー)」 25度 100ml

製造者 株式会社久米島の久米仙 沖縄県島尻郡久米島町字宇江城2157 品目 スピリッツ アルコール分 25度 内容量 100ml 原材料名 紅芋(久米島産)米こうじ(タイ産米)・粉黒糖 今週は、イムゲー3種セットを一つずついただいてみたいと思います。 (国際通りにて) イムゲーについてはかつてこちらで解説しておりますので、適宜ご参照下さい。 今日いただくこのイムゲーは、久米島の久米仙さんが造られたもの。 度数は25度でした。 それではいただきます。 ちょい水足しの水割りでいただきます。 上立ち香は、鼻を近づけるとかすかに華やか。 含むとそれがふんわりと広がります。 芋の風味は重さやクセがまったくなくて、穏やかです。 でも風味にしっかりした感じがありますね。 黒麹由来と思われる香ばしさもほんのり。 甘みや苦みも然りです。 上品なのに風味しっかりのおいしいイムゲーでした。 クセがなくて、飲みやすい! でも香りや風味、甘みが穏やかに効いておりました。 洗練されてはいるものの、飲み応えを感じました。 苦みすらいい感じに引き締めているようでした。 これはうまいね! 発掘された沖縄の酒文化、もっと広まっていろいろと試してみたいものです。

続きを読む

〈芋酒〉2.IMUGE. 12度 200ml(請福イムゲー)

製造者 請福酒造有限会社 沖縄県石垣市宮良959 品目:スピリッツ 商品名:請福イムゲー 原材料名:甘藷(沖縄県産)、米こうじ(タイ産米)、粉黒糖 内容量:200ml アルコール分:12度 (以上、ラベルより転記) 今日はイムゲーをいただきます。 イムゲーの何たるかについては〈芋酒〉1.IMUGE. カップ(久米島の久米仙)にて紹介しておりますほか、このイムゲーのラベルにも記載がありました。 今日いただくこのイムゲーは、石垣島の請福酒造さんのもの。 度数は12度。前割りですね。 まずは冷やしたものをいただきます。 上立ち香はかすかに華やか。 含むとそれが口の中でふんわりと広がります。 芋の風味はこれもふんわりかな。 軽い苦みがかすかにあります。 甘みは弱め。 黒麹の香ばしさはわからず、黒糖の風味も感じませんでした。 さっぱりしているものの、風味ふんわりのおいしいイムゲーでした。 久米島の久米仙よりもさっぱりしていて、かつ風味は弱めでした。 それでも風味ふんわりでおいしくいただけました。 ここで、燗にしてみましたよ。 芋の風味が際立ちますね。 ふんわりではあるものの、幅が出てまいりました。 甘みも少しはっきりしてきましたよ。 香りは引くかな。 燗だと風味に幅が出て、甘みが少しはっきりしたおいしいイムゲーになりました。 燗のほうがいいね。 久米島の久米仙と逆…

続きを読む

〈芋酒〉1.IMUGE. カップ(久米島の久米仙)

製造者 株式会社久米島の久米仙 沖縄県島尻郡久米島町字宇江城2157 品目 スピリッツ アルコール分・12度 内容量・200ml 原材料名 紅芋(久米島産)米こうじ(タイ産米)・粉黒糖 (以上、カップの印刷事項より転記) 今日は、 イムゲー(芋酒) をいただきます。 え? なんだって? 「イムゲーって、どんなお酒なのか?」ってか。 その素性を知るためには、 前提として“泡盛”について押さえておかなければならないことがあるのです。 沖縄のお酒と言えば、泡盛でしょう。 しかしこの泡盛は、もともとは琉球王家の許可を得て製造・上納されていた貴重なもので、庶民が手を出すことはけっしてかなわなかったのだそうです。 このことについて、文献に以下のような記述がありました。 「 琉球王府時代、泡盛の製造は首里三箇(しゅりさんか)と呼ばれる3町の焼酎職にのみ許され、王家の御用酒をつくる傍ら営業を行っていた。原料は王家から下賜され、それからできる一定量の泡盛を上納していた。  米9斗に対し泡盛4斗を上納したというから、トンあたり収量300~400リットル、泡盛の度数を40%として計算すると、できた泡盛の50~70%を上納していたことになる。残りが製造人のものになる。  もし、ごまかしがあれば家財没収、あるいは島流しになり、焼酎職という製造免許を持たずに密造するものがあれば斬刑に処せられたので、泡盛造りは命がけの作業だった。 …

続きを読む