とうとう飲んでシマッタ?の記
もう11月だというのに、まだまた日差しが強くて蒸し暑さが残る週末。
その日はどうしても都内まで出かけて用事を済ませなければならなかった。
さっさと用事を済ませ、最寄り駅へ戻る途中、アーケードのある商店街を発見。
地図を見るとやや遠回りだが駅へ抜けられるようだったので、その商店街を歩いて行ったのでした。
アーケードのおかげで日差しは防げるものの、蒸し暑さまでは避けられない。
それでも商店街にある様々なお店の店先を眺めているうちに、蒸し暑さは幾分忘れることができました。
ところが、とある店の前に立ったとたん、汗が吹き返し、急に喉が渇いてしまった。
その店は、角打(かくうち)。
角打とは、店先で店の商品を飲むことができる酒屋さん。
中を覘くと、数人がカウンターの前に立って涼し気な顔をしながら、缶ビールや缶チューハイをおいしそうにゴクゴクと飲んでいらっしゃるじゃあ~りませんか!
もちろん、私は断酒中!
それ故、入るのはやめておこうと自分に言い聞かせ、立ち去ろうとしたのでした。
その時!
店の入り口にあったガラス製の冷蔵ケースが私の目にチラリ。
その中にはなんと、菊正宗の樽酒カップが並んでいるじゃあ~りませんか!
(写真はイメージです。)
「冷えたキクマサ樽酒、まちがいなくおいしいだろうなぁ!」
「飲めばきっと、蒸し暑さなんてふっとんでしまうだろうなぁ。!」
「ああ、飲みたいなぁ!」
断酒宣言をしてから一か月以上飲酒を我慢して…